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公開番号2025115051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009365
出願日2024-01-25
発明の名称建築物
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/18 20060101AFI20250730BHJP(建築物)
要約【課題】室内に柱を好適に配置できる建築物を提供する。
【解決手段】建築物1であって、第1外壁12と、第1外壁12に対向する第2外壁13と、第1外壁12と第2外壁13とを繋ぐ第3外壁14と、第3外壁14から室内に向かって延びる複数の第1袖壁15と、を備え、複数の第1袖壁15のうちの少なくとも1つには、ラーメン柱としての第1柱22が配置される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
建築物であって、
第1外壁と、
前記第1外壁に対向する第2外壁と、
前記第1外壁と前記第2外壁とを繋ぐ第3外壁と、
前記第3外壁から室内に向かって延びる複数の第1袖壁と、を備え、
前記複数の第1袖壁のうちの少なくとも1つには、ラーメン柱としての第1柱が配置される、
建築物。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
天井部を備え、
前記天井部には、前記第1外壁と前記第2外壁とに平行に複数の第1梁が配置され、
前記複数の第1梁のうちの少なくとも1つの第1端は、第1支持柱によって支持され、
前記複数の第1梁のうちの少なくとも1つの第2端は、室内において前記第3外壁と反対の位置に配置される第2支持柱によって支持される、
請求項1に記載の建築物。
【請求項3】
前記第1外壁と前記第2外壁と前記第3外壁とに囲まれる第1部屋を備え、
前記第1外壁において前記第1部屋に面する第1部分には、ラーメン柱としての複数の第3柱が配置され、
前記第2外壁において前記第1部屋に面する第2部分には、ラーメン柱としての複数の第4柱が配置され、
前記第3外壁において前記第1部屋に面する第3部分には、ラーメン柱としての複数の第5柱が配置され、
前記第1柱、前記第3柱、前記第4柱、および、前記第5柱それぞれは、強軸方向が前記第1外壁に沿う第1向きおよび前記第3外壁に沿う第2向きのいずれかの向きに配置され、
前記第1柱、前記第3柱、前記第4柱、および、前記第5柱について、前記第1向きに配置される柱の数に対する前記第2向きに配置される数の比は、0.8以上、かつ、1.2以下である、
請求項2に記載の建築物。
【請求項4】
前記第1袖壁内の前記第1柱の向き、および、前記第1外壁内の前記第3柱の向きは、前記第1向きであり、
前記第1外壁には第1開口部が設けられ、かつ、前記第1外壁において前記第1開口部とは異なる部分に前記第3柱が配置される、
請求項3に記載の建築物。
【請求項5】
前記複数の第1袖壁のそれぞれは、前記第3外壁から前記第1袖壁の第1端面までの第1寸法を有し、
前記第1寸法は、0.5m以上、かつ、2m以下である、
請求項1に記載の建築物。
【請求項6】
前記複数の第1梁のそれぞれは、前記第1端から前記第2端までの第2寸法を有し、
前記第2寸法は、5m以上、かつ、7.5m以下である、
請求項2に記載の建築物。
【請求項7】
前記複数の第1袖壁の第1端面は、前記第1外壁、前記第2外壁、および、前記第3外壁の少なくとも1つの内面とは異なる模様が施される、
請求項1に記載の建築物。
【請求項8】
前記第3外壁と2つの第1袖壁とによって囲まれる複数の第1室を備える、
請求項1に記載の建築物。
【請求項9】
前記複数の第1室のうちの少なくとも1つの奥行長は、前記複数の第1室のうちの他の第1室の奥行長とは異なる、
請求項8に記載の建築物。
【請求項10】
前記複数の第1室の天井高さは、前記建築物の前記複数の第1室とは異なる部分の天井高さよりも低い、
請求項8に記載の建築物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建築物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるように、梁勝ちラーメン構造を有する建築物が知られている。特許文献1には、梁勝ちラーメン構造の勾配屋根三階建て住宅が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-73589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、梁勝ちラーメン構造を有する建築物において、オフィスのような大きな空間を構成する場合、外壁に設けられるラーメン柱のみでは、構造的にラーメン柱が足りないおそれがある。しかしながら、追加で室内にラーメン柱を配置する場合、ラーメン柱が居住空間に影響を与えるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する建築物は、建築物であって、第1外壁と、前記第1外壁に対向する第2外壁と、前記第1外壁と前記第2外壁とを繋ぐ第3外壁と、前記第3外壁から室内に向かって延びる複数の第1袖壁と、を備え、前記複数の第1袖壁のうちの少なくとも1つには、ラーメン柱としての第1柱が配置される。この構成によれば、建築物は、室内にラーメン柱としての第1柱を好適に配置できる。
【0006】
(2)上記(1)の建築物において、天井部を備え、前記天井部には、前記第1外壁と前記第2外壁とに平行に複数の第1梁が配置され、前記複数の第1梁のうちの少なくとも1つの第1端は、第1支持柱によって支持され、前記複数の第1梁のうちの少なくとも1つの第2端は、室内において前記第3外壁と反対の位置に配置される第2支持柱によって支持される。この構成によれば、建築物は、軸組の強度を向上できる。
【0007】
(3)上記(1)または(2)の建築物において、前記第1外壁と前記第2外壁と前記第3外壁とに囲まれる第1部屋を備え、前記第1外壁において前記第1部屋に面する第1部分には、ラーメン柱としての複数の第3柱が配置され、前記第2外壁において前記第1部屋に面する第2部分には、ラーメン柱としての複数の第4柱が配置され、前記第3外壁において前記第1部屋に面する第3部分には、ラーメン柱としての複数の第5柱が配置され、前記第1柱、前記第3柱、前記第4柱、および、前記第5柱それぞれは、強軸方向が前記第1外壁に沿う第1向きおよび前記第3外壁に沿う第2向きのいずれかの向きに配置され、前記第1柱、前記第3柱、前記第4柱、および、前記第5柱について、前記第1向きに配置される柱の数に対する前記第2向きに配置される数の比は、0.8以上、かつ、1.2以下である。この構成によれば、建築物は、ラーメン柱としての、第1柱、第3柱、第4柱、および、第5柱によって、建築物の強度を向上させることができる。
【0008】
(4)上記(3)の建築物において、前記第1袖壁内の前記第1柱の向き、および、前記第1外壁内の前記第3柱の向きは、前記第1向きであり、前記第1外壁には第1開口部が設けられ、かつ、前記第1外壁において前記第1開口部とは異なる部分に前記第3柱が配置される。この構成によれば、建築物は、第1外壁に第1開口部が設けられることによって、室内環境を向上できる。
【0009】
(5)上記(1)から(4)のいずれか1つの建築物において、前記複数の第1袖壁のそれぞれは、前記第3外壁から前記第1袖壁の第1端面までの第1寸法を有し、前記第1寸法は、0.5m以上、かつ、2m以下である。この構成によれば、建築物は、好適な長さの第1袖壁を室内に配置できる。
【0010】
(6)上記(2)から(4)のいずれか1つの建築物において、前記複数の第1梁のそれぞれは、前記第1端から前記第2端までの第2寸法を有し、前記第2寸法は、5m以上、かつ、7.5m以下である。この構成によれば、建築物は、室内空間を好適な広さにできる。
(【0011】以降は省略されています)

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