TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025116654
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011188
出願日
2024-01-29
発明の名称
間接照明構造
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
9/00 20060101AFI20250801BHJP(建築物)
要約
【課題】 本発明は、光源を隠し、且つ意匠性の高い間接照明構造を提供する。
【解決手段】間接照明構造1は、第1天井3a,3bと、第1天井3a,3bから下方に形成される後端部5a,5bと、構造躯体に固定された支持部材に第1天井3a,3bよりも上方で固定され下方に延びる取付部60と、第1天井3a,3bと距離を開けて下方で取付部60から突き出す腕部61と、を有する保持具6と、腕部61に沿って固定される基端固定部70と、基端固定部70から更に延出し上面に後端部5a,5bに溝部77が形成される溝形成部71と、溝部77の底面78から立ち上がる立ち上がり面75及び先端に向かって下り勾配の傾斜面76を有する先端傾斜部72と、を有し、下面が第1天井よりも低い第2天井10の下地となる照明下地板7と、溝部77に配置される光源8と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1天井と、
前記第1天井から下方に形成される後端部と、
構造躯体に固定された支持部材に固定され、前記後端部に沿って前記第1天井の下方に延びる取付部と、前記第1天井と距離を開けて下方で前記後端部に交差する方向に前記取付部から突き出す腕部と、を有する保持具と、
前記腕部に沿って固定される基端固定部と、前記基端固定部から更に延出し上面に前記後端部に溝部が形成される溝形成部と、前記溝部の底面から立ち上がる立ち上がり面及び前記立ち上がり面の上端から先端に向かって下り勾配の傾斜面を有する先端傾斜部と、を有し、下面が前記第1天井よりも低い第2天井の下地となる照明下地板と、
前記溝部に配置される光源と、
を備える間接照明構造。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記照明下地板は複数枚設けられ、当該照明下地板は前記後端部に平行な方向に並べて配置され、
前記第2天井は、複数枚の天井板を前記照明下地板の下面に、前記後端部に平行な方向に並べて張り付けて形成されるものであり、
前記照明下地板同士の接合箇所と、前記天井板同士の接合箇所とは、前記後端部に平行な方向に互いにずれるように配置される請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項3】
前記照明下地板は、鉛直な貫通孔を有し、下方から前記貫通孔に挿入される下地固定ボルトによって前記腕部に固定されるものであり、
前記貫通孔の下端は拡径されて、前記下地固定ボルトの頭部が収まる深ザグリ穴が形成される請求項2に記載の間接照明構造。
【請求項4】
前記腕部の突出方向と反対向きに、前記第2天井と面一に、前記後端部の下端から延びる第3天井を更に備える請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項5】
前記光源は、前記溝部の幅方向に移動可能に当該溝部の底面に置かれるものである請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項6】
前記光源の高さは、前記先端傾斜部の前記立ち上がり面の高さと等しい請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項7】
前記光源は、前記先端傾斜部側を向く第1面と、前記後端部側を向く第2面とを有し、
前記第2面は前記第1面よりも高い光度で発光する請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項8】
前記第1天井は、前記後端部から離れる方向に上る第1傾斜面と、前記第1傾斜面から離れる方向に下る第2傾斜面と、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面を接続する接続面と、を有し、
前記接続面は、前記第1傾斜面の上端及び前記第2傾斜面の上端と滑らかに繋がるとともに上方に膨らむ湾曲した面であり、
前記接続面は棟梁よりも下側に形成される請求項1に記載の間接照明構造。
【請求項9】
前記第2傾斜面は前記接続面から離れる側の端部が、前記照明下地板よりも低い位置まで延びて形成される請求項8に記載の間接照明構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、間接照明構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、天井に光を反射させ、その反射光で周囲を照らす間接照明が用いられることがある。例えば特許文献1に開示される間接照明は、天井の下方に突出する梁の側面に支持台が固定され、支持台の上に配置された光源が天井を照射している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-63885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、間接照明は柔らかい光で空間に奥行きや広がりをつくるものであるが、間接照明を設置した空間の利用者から光源が直接見えるとこのような利点が発揮できない。
【0005】
そこで本発明は、光源を隠し、且つ意匠性の高い間接照明構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する第1の間接照明構造は、第1天井と、前記第1天井から下方に形成される後端部と、構造躯体に固定された支持部材に固定され、前記後端部に沿って前記第1天井の下方に延びる取付部と、前記第1天井と距離を開けて下方で前記後端部に交差する方向に前記取付部から突き出す腕部と、を有する保持具と、前記腕部に沿って固定される基端固定部と、前記基端固定部から更に延出し上面に前記後端部に溝部が形成される溝形成部と、前記溝部の底面から立ち上がる立ち上がり面及び前記立ち上がり面の上端から先端に向かって下り勾配の傾斜面を有する先端傾斜部と、を有し、下面が前記第1天井よりも低い第2天井の下地となる照明下地板と、前記溝部に配置される光源と、を備える。
【0007】
第2の間接照明構造は、第1の間接照明構造において、前記照明下地板は複数枚設けられ、当該照明下地板は前記後端部に平行な方向に並べて配置され、前記第2天井は、複数枚の天井板を前記照明下地板の下面に、前記後端部に平行な方向に並べて張り付けて形成されるものであり、前記照明下地板同士の接合箇所と、前記天井板同士の接合箇所とは、前記後端部に平行な方向に互いにずれるように配置される。
【0008】
第3の間接照明構造は、第2の間接照明構造において、前記照明下地板は、鉛直な貫通孔を有し、下方から前記貫通孔に挿入される下地固定ボルトによって前記腕部に固定されるものであり、前記貫通孔の下端は拡径されて、前記下地固定ボルトの頭部が収まる深ザグリ穴が形成される。
【0009】
第4の間接照明構造は、第2の間接照明構造において、前記腕部の突出方向と反対向きに、前記第2天井と面一に、前記後端部の下端から延びる第3天井を更に備える。
【0010】
第5の間接照明構造は、第1から第4のいずれかの間接照明構造において、前記光源は、前記溝部の幅方向に移動可能に当該溝部の底面に置かれるものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
他の特許を見る