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公開番号
2025120435
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2025098904,2022182825
出願日
2025-06-12,2022-11-15
発明の名称
天井下地構造
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04B
9/14 20060101AFI20250807BHJP(建築物)
要約
【課題】施工現場において、天井面の位置調整が容易である。
【解決手段】天井下地構造15は、梁14に連結され、梁14に沿う前後方向3へ延出する第1ランナー37aと、梁14を挟んで第1ランナー37aと対向しており前後方向3へ延出する第2ランナー37bと、梁14の下方において第1ランナー37aと第2ランナー37bとの間に位置する下地金具23とを備える。下地金具23は、平板形状の板部70と、板部70の上面74から延びており左右方向2に離間する第1爪部80および第2爪部81とを備える。第1爪部80および第2爪部81は、第1ランナー37aと第2ランナー37bとの間において、第1ランナー37aおよび第2ランナー37bとそれぞれ当接して相互に近づく向きへ弾性変形しており、板部70は、第3壁49a,49bに当接している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
梁の一方の側面と接しており、上記梁の長手方向に沿って延び、上記長手方向と直交する断面が上記一方に向けて開口するU字形状である第1ランナーと、
上記梁の他方の側面と接しており、上記長手方向に沿って延び、上記長手方向と直交する断面が上記他方に向けて開口するU字形状である第2ランナーと、
上記梁の下方において上記長手方向に間隔を空けて複数が並んでおり、上記第1ランナーおよび上記第2ランナーに跨がって位置する下地金具と、を備える天井下地構造であって、
上記第1ランナーおよび上記第2ランナーは、上記梁の下面から少なくとも一部が下方へ突出しており、
上記下地金具は、
上記第1ランナーの下面および上記第2ランナーの下面と当接する平板形状の板部と、
上記梁の下面と対向する上記板部の主面から上方へ延びており、上下方向および上記長手方向に直交する方向に離間しており、相互に近づく向きへ弾性変形する第1爪部および第2爪部と、を備えており、
上記第1爪部は、上記第1ランナーと当接して弾性変形しており、
上記第2爪部は、上記第2ランナーと当接して弾性変形しており、
上記板部は、上記第1ランナーおよび上記第2ランナーに対して固定されている天井下地構造。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
上記板部と上記梁とは上記上下方向に離間する請求項1に記載の天井下地構造。
【請求項3】
上記板部における上記主面と逆の面に当接して、上記板部に固定された天井ボードをさらに備えた請求項1または2に記載の天井下地構造。
【請求項4】
上記板部は、上記第1ランナーおよび上記第2ランナーに対して、粘着材を用いて固定されている請求項1に記載の天井下地構造。
【請求項5】
上記板部は、上記上下方向および上記長手方向に直交する方向に沿う溝を有する請求項1に記載の天井下地構造。
【請求項6】
一端が上記第1ランナーに嵌め込まれており、上記長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の第1野縁と、
一端が上記第2ランナーに嵌め込まれており、上記長手方向に間隔を空けて複数が並んでおり、上記梁を挟んで上記第1野縁のいずれかと直線状に位置する第2野縁と、を備える請求項1に記載の天井下地構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、連結金具によって下地材を連結する天井下地構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の連結金具は、2つの野縁の間において各野縁の上面に上方水平片が掛けられ、各野縁の下面に下方水平片が当接して、2つの野縁を連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-228538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
野縁などの天井の下地材は梁を挟んで配置されることがある。梁と下地材とが近接していると、梁と野縁との間に前述された上方水平片を挿入する隙間がないため、前述された連結金具の構成が採用できない。梁の下方においても天井ボードをビス止めする必要があるので、従来は、梁の下方に平板形状の木材を貼り付けて、木材に対して天井ボードをビス止めしていた。しかしながら、木材の厚みが一定であるので、施工現場において、天井面の位置を微調整することが難しい。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、下地材が対向して配置された梁の下方に容易に取り付けられ、位置調整が可能な下地金具を備えた天井下地構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 請求項1は、梁に連結され、上記梁に沿う第1方向へ延出する第1下地材と、上記梁を挟んで上記第1下地材と対向しており、上記第1方向へ延出する第2下地材と、上記梁の下方において上記第1下地材と上記第2下地材との間に位置する下地金具と、を備える天井下地構造であって、上記下地金具は、平板形状の板部と、上記板部の主面から延びており上記第1方向に対して交差する第2方向に離間する第1爪部および第2爪部と、を備えており、上記第1爪部および上記第2爪部は、上記第1下地材と上記第2下地材との間において、上記第1下地材および上記第2下地材とそれぞれ当接して相互に近づく向きへ弾性変形しており、上記板部は、上記第1下地材および上記第2下地材の下面に当接している天井下地構造である。
【0007】
下地金具の第1爪部および第2爪部が第1下地材と第2下地材の間に挟まれるため、作業者は、下地金具を支える手間なく下地金具を第1下地材と第2下地材に容易に取り付けることができる。このため、天井面の位置調整を可能にするために、板部と梁下の間に下地となる木材を配置することなく天井下地構造を形成できる。
【0008】
(2) 請求項2は、上記板部は、上記第1下地材および上記第2下地材に対して締結具によって締結されている請求項1に記載の天井下地構造。
【0009】
天井下地構造を強固に形成できる。
【0010】
(3) 請求項3は、上記第1下地材および上記第2下地材は、上記梁と接しており、且つ、上記第1下地材の一部および上記第2下地材の一部がそれぞれ、上記梁の下端よりも上方に位置している請求項1または2に記載の天井下地構造。
(【0011】以降は省略されています)
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