TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025088885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203682
出願日2023-12-01
発明の名称分類装置、判定装置、分類方法、判定方法、分類装置用プログラム、判定装置用プログラム、分類システム、および、判定システム
出願人国立研究開発法人産業技術総合研究所
代理人個人,個人
主分類G16H 10/60 20180101AFI20250605BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】比較的少ない設問数でも、精度良く情報処理できる分類装置、判定装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得し(S30)、第1設問群の各設問に対する、対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される第1設問群の設問間の相関データに応じて、対象者回答点数により、第1設問群の各設問に対する対象者の推定回答点数を推定し(S33)、他者回答点数に応じて他者をクラスタリングしたクラスのいずれかに、対象者回答点数および対象者の推定回答点数に応じて対象者を分類する(S34)。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、前記第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得する対象者回答点数取得手段と、
前記第1設問群の各設問に対する、前記対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される前記第1設問群の設問間の相関データに応じて、前記対象者回答点数により、前記第1設問群の各設問に対する前記対象者の推定回答点数を推定する回答点数推定手段と、
前記他者回答点数に応じて前記他者をクラスタリングしたクラスのいずれかに、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて前記対象者を分類する分類手段と、
を備えることを特徴とする分類装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の分類装置において、
前記回答点数推定手段が、推定する前記第1設問群の設問と前記第2設問群の各設問との相関係数と、前記対象者回答点数とから、前記推定する前記第1設問群の設問に対する前記対象者の推定回答点数を計算することを特徴とする分類装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の分類装置において、
前記分類手段が、前記第1設問群の設問による特徴空間において、前記クラスの中心座標と、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数と、から属するクラスを判定することを特徴とする分類装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の分類装置において、
前記第1設問群の設問が、人の属性、心理特性、環境要因、および、心身状態に関する設問を含み、
前記クラスが、前記人の属性、前記心理特性、前記環境要因、および/または、前記心身状態の観点に基づくクラスであることを特徴とする分類装置。
【請求項5】
請求項4に記載の分類装置において、
前記第2設問群の設問が、少なくとも前記人の属性に関する設問と、前記心理特性に関する設問と、を含むことを特徴とする分類装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の分類装置において、
前記対象者回答点数取得手段が、所定期間後に再度実施された、前記第2設問群の各設問に対する前記対象者回答点数を取得し、
前記分類手段が、前記再度実施された結果の、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて、前記対象者をいずれかの前記クラスに分類することを特徴とする分類装置。
【請求項7】
第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、前記第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得する対象者回答点数取得手段と、
前記第1設問群の各設問に対する、前記対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される前記第1設問群の設問間の相関データに応じて、前記対象者回答点数により、前記第1設問群の各設問に対する前記対象者の推定回答点数を推定する回答点数推定手段と、
前記他者回答点数に応じて前記他者をクラスタリングしたクラスのいずれかに、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて前記対象者を分類する分類手段と、
健康を支援する介入と前記クラスとを関連付けた介入・クラス記憶手段を参照して、分類された前記クラスに応じて、前記対象者に提示する前記介入を判定する介入判定手段と、
を備えることを特徴とする判定装置。
【請求項8】
請求項7に記載の判定装置において、
前記判定された介入を出力する介入出力手段を更に備えたことを特徴とする判定装置。
【請求項9】
請求項7または請求項8に記載の判定装置において、
前記対象者回答点数取得手段が、所定期間後に再度実施された、前記第2設問群の各設問に対する前記対象者回答点数を取得し、
前記分類手段が、前記再度実施された結果の、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて、前記対象者をいずれかの前記クラスに分類し、
前記介入判定手段が、前記再度実施された結果により分類された前記クラスに応じて、前記対象者に提示する前記介入を判定することを特徴とする判定装置。
【請求項10】
第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、前記第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得する対象者回答点数取得手段と、
前記第1設問群が心理特性に関する心理設問を含み、前記第1設問群の各設問に対する、前記対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される前記第1設問群の設問間の相関データに応じて、前記対象者回答点数により、前記第1設問群の各設問に対する前記対象者の推定回答点数を推定する回答点数推定手段と、
健康を支援する介入と前記心理設問とを関連付けた介入・心理設問記憶手段を参照して、前記心理設問に対する、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて、前記対象者に提示する前記介入を判定する介入判定手段と、
を備えることを特徴とする判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘルスケアにおける対象者ための分類装置、判定装置、分類方法、判定方法、分類装置用プログラム、判定装置用プログラム、分類システム、および、判定システムの技術分野に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ヘルスケアの分野において、対象者に質問してその回答に基づいた健康を支援することが行われている。例えば、特許文献1には、対象者のバイタル情報、活動情報、及び、環境情報の少なくとも1つの情報を収集し、日時と対応付けて、記憶手段に記憶させ、対象者の情報に基づいて、情報が所定の条件を満たした時に、対象者へ質問を行い、その質問に対する回答を記憶手段に記憶させる回答を収集するヘルスケア情報処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-63169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような従来技術においては、質問の設問数が多いと、回答に苦労する。また、質問数を少なくすると、分類や判定の精度が落ちるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の課題の一例は、比較的少ない設問数でも、精度良く情報処理できる装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、前記第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得する対象者回答点数取得手段と、前記第1設問群の各設問に対する、前記対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される前記第1設問群の設問間の相関データに応じて、前記対象者回答点数により、前記第1設問群の各設問に対する前記対象者の推定回答点数を推定する回答点数推定手段と、前記他者回答点数に応じて前記他者をクラスタリングしたクラスのいずれかに、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて前記対象者を分類する分類手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項6に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の分類装置において、前記対象者回答点数取得手段が、所定期間後に再度実施された、前記第2設問群の各設問に対する前記対象者回答点数を取得し、前記分類手段が、前記再度実施された結果の、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて、前記対象者をいずれかの前記クラスに分類することを特徴とする。
【0008】
請求項7に記載の発明は、第1設問数を有する第1設問群の設問を含む、前記第1設問数より少ない設問数の第2設問群の各設問に対する対象者の各回答を点数化した対象者回答点数を取得する対象者回答点数取得手段と、前記第1設問群の各設問に対する、前記対象者以外の他者の各回答を点数化した他者回答点数から計算される前記第1設問群の設問間の相関データに応じて、前記対象者回答点数により、前記第1設問群の各設問に対する前記対象者の推定回答点数を推定する回答点数推定手段と、前記他者回答点数に応じて前記他者をクラスタリングしたクラスのいずれかに、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて前記対象者を分類する分類手段と、健康を支援する介入と前記クラスとを関連付けた介入・クラス記憶手段を参照して、分類された前記クラスに応じて、前記対象者に提示する前記介入を判定する介入判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の判定装置において、前記判定された介入を出力する介入出力手段を更に備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項9に記載の発明は、請求項7または請求項8に記載の判定装置において、前記対象者回答点数取得手段が、所定期間後に再度実施された、前記第2設問群の各設問に対する前記対象者回答点数を取得し、前記分類手段が、前記再度実施された結果の、前記対象者回答点数および前記対象者の推定回答点数に応じて、前記対象者をいずれかの前記クラスに分類し、前記介入判定手段が、前記再度実施された結果により分類された前記クラスに応じて、前記対象者に提示する前記介入を判定することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
支援システム
1か月前
個人
管理装置
17日前
個人
N式トータルシステム
6か月前
個人
対話システム
17日前
個人
情報システムおよび方法
2か月前
エムスリー株式会社
媒体
4か月前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置
8日前
株式会社M-INT
情報処理システム
2か月前
ゾーン株式会社
コンピュータシステム
1か月前
株式会社M-INT
情報処理システム
6か月前
富士電機株式会社
食事管理システム
3か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
2か月前
医療法人社団梅華会
医療の支援装置
4か月前
株式会社サンクスネット
情報提供システム
24日前
株式会社日立製作所
情報システム
6か月前
株式会社サンクスネット
リスク判定システム
5か月前
個人
透析医療に関する回答方法及びその装置
5か月前
アルケア株式会社
コミュニケーションシステム
5か月前
株式会社 137
健康観察管理システム
23日前
個人
弾塑性有限要素法におけるデータ同化の演算方法
6か月前
西川株式会社
サービス出力システム
21日前
合同会社フォース
オンライン診療システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
表示装置及び表示方法
4か月前
株式会社タカゾノ
薬剤秤量装置及び調剤システム
8日前
公立大学法人大阪
診断装置
4か月前
株式会社エフアンドエフ
在宅健康チェックシステム
1か月前
株式会社グローバルビジョン
検体検査管理システム
4か月前
二九精密機械工業株式会社
健康管理要素評価支援システム
1日前
HITOTSU株式会社
手術管理システム1
1か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
2か月前
公益財団法人がん研究会
画像診断報告書作成システム
7か月前
株式会社ジーシー
予測方法および予測システム
22日前
株式会社メディファーム
代替候補品目付き相互作用禁忌DB
2か月前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
2か月前
個人
服薬指導支援システム、及び、服薬指導支援方法
5か月前
株式会社HJ Link‐do
オンライン診療システム
1か月前
続きを見る