TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025087264
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201798
出願日2023-11-29
発明の名称シャワーヘッド
出願人SANEI株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類A47K 3/28 20060101AFI20250603BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】散水板の大きさにかかわらず、脈動感のある散水を適切に行うことが可能なシャワーヘッドを提供すること。
【解決手段】シャワーヘッド1は、湯水の供給口となる接続口B1を備える本体板2と、本体板2との間のヘッド内空間Sに供給される湯水を外部に散水する複数の散水孔E2を備える散水板3と、散水板3の接続口B1と対向する中心部にヘッド軸まわりに回転可能なように組み付けられる回転子4と、を有する。回転子4は、接続口B1から供給される湯水を回転方向の一部においてヘッド軸方向に取り込むと共にヘッド径方向の外側に排出する凹状の排出流路4Gを有する。また、回転子4は、接続口B1から供給される湯水との当たりに伴う反力により回転子4を回転させるように作用する受圧面G3と、排出流路4Gに取り込まれた湯水の排出に伴う反力により回転子4を回転させるように湯水の排出方向を回転方向に向ける排出口G2と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シャワー通水路から供給される湯水を外部に散水するシャワーヘッドであって、
前記シャワー通水路とヘッド軸方向に接続される接続口を備える本体板と、
該本体板との間のヘッド内空間に供給される湯水を外部に散水する複数の散水孔を備える散水板と、
該散水板の前記接続口と対向する口対向部にヘッド軸まわりに回転可能なように組み付けられる回転子と、を有し、
前記回転子が、前記接続口から供給される湯水を回転方向の一部においてヘッド軸方向に取り込むと共にヘッド径方向の外側に排出する凹状の排出流路と、前記接続口から供給される湯水との当たりに伴う反力により前記回転子を回転させるように作用する受圧面、及び/又は前記排出流路に取り込まれた湯水の排出に伴う反力により前記回転子を回転させるように湯水の排出方向を回転方向に向ける偏向排出口と、を有するシャワーヘッド。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシャワーヘッドであって、
前記受圧面が、前記排出流路の回転方向の一端面である内側面をヘッド軸方向の上流側に斜めに向けるように傾斜させる傾斜面から成るシャワーヘッド。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のシャワーヘッドであって、
前記回転子が、前記接続口から供給される湯水をヘッド軸方向に通過させるように貫通する貫通孔を更に有するシャワーヘッド。
【請求項4】
請求項3に記載のシャワーヘッドであって、
前記貫通孔が、前記散水板に形成される最内周側の前記散水孔よりもヘッド径方向の内側に位置するシャワーヘッド。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のシャワーヘッドであって、
前記排出流路が、前記回転子における回転方向の1箇所にのみヘッド径方向の外側に向かって回転方向に鈍角に開口する排出口を成すように形成されるシャワーヘッド。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のシャワーヘッドであって、
前記回転子が、前記本体板には支持されておらず、前記本体板との間に、前記接続口から供給される湯水をヘッド径方向の外側に通すことが可能な隙間を回転方向の全域に備えるシャワーヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワーヘッドに関する。詳しくは、シャワー通水路から供給される湯水を外部に散水するシャワーヘッドに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、浴室の壁や天井に取り付けられて使用者に頭上からシャワー水を散水する、いわゆるオーバーヘッド式のシャワー装置が開示されている。このシャワー装置は、シャワー水の散水に周期的な強弱を付けて脈動感を付与する羽根車を備える。羽根車は、シャワーヘッドのヘッド内部において複数の散水孔を備える散水板を覆うように設けられている。羽根車は、散水板にあけられた各散水孔を上流側から覆う閉塞域と、各散水孔を覆うことなく開放する開口域と、を回転方向の複数箇所に備える。
【0003】
羽根車は、シャワーヘッドに上流側から供給される湯水が当てられることで回転する。そして、この回転と共に、羽根車は、閉塞域から各散水孔へは湯水を通さない一方で、開口域から各散水孔へは湯水を通水する。その結果、シャワーヘッドの各散水孔からシャワー水が散水される領域が、羽根車の回転に伴い漸次変化し、使用者に対して脈動感のある散水を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-140548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の構成では、羽根車が散水板の各散水孔を上流側から覆う直径の大きな構造となっている。そのため、羽根車がシャワーヘッドの大きさに応じて大型化すると、係る重量や抵抗の増大により適切に回転できなくなくなるおそれがある。そこで、本発明は、散水板の大きさにかかわらず、脈動感のある散水を適切に行うことが可能なシャワーヘッドを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のシャワーヘッドは、次の手段をとる。
【0007】
すなわち、本発明の第1の発明は、シャワー通水路から供給される湯水を外部に散水するシャワーヘッドであって、前記シャワー通水路とヘッド軸方向に接続される接続口を備える本体板と、該本体板との間のヘッド内空間に供給される湯水を外部に散水する複数の散水孔を備える散水板と、該散水板の前記接続口と対向する口対向部にヘッド軸まわりに回転可能なように組み付けられる回転子と、を有し、前記回転子が、前記接続口から供給される湯水を回転方向の一部においてヘッド軸方向に取り込むと共にヘッド径方向の外側に排出する凹状の排出流路と、前記接続口から供給される湯水との当たりに伴う反力により前記回転子を回転させるように作用する受圧面、及び/又は前記排出流路に取り込まれた湯水の排出に伴う反力により前記回転子を回転させるように湯水の排出方向を回転方向に向ける偏向排出口と、を有するシャワーヘッドである。
【0008】
第1の発明によれば、接続口からヘッド内空間に湯水が供給されることにより、回転子の回転方向の一部に形成された排出流路から湯水がヘッド径方向の外側に排出されると共に、回転子が回転する。それにより、ヘッド内空間の回転方向の一部の領域に湯水が多く供給されると共に、その領域(湯水が多く供給される領域)が回転子の回転に伴い回転方向に漸次変化する。その結果、散水板の大きさにかかわらず、脈動感のある散水を適切に行うことができる。
【0009】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記受圧面が、前記排出流路の回転方向の一端面である内側面をヘッド軸方向の上流側に斜めに向けるように傾斜させる傾斜面から成るシャワーヘッドである。
【0010】
第2の発明によれば、排出流路の回転方向の一端面である内側面を傾斜面とすることにより、受圧面を合理的かつ適切に機能させられるように形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
鍋蓋
9か月前
個人
自助箸
1か月前
個人
掃除機
3か月前
個人
屋外用箒
2か月前
個人
ハンガー
1か月前
個人
体洗い具
5か月前
個人
乾燥器具
8か月前
個人
耳拭き棒
5か月前
個人
掃除道具
3か月前
個人
3か月前
個人
3日前
個人
開閉トング
1か月前
個人
収納型額縁
8か月前
個人
掃除シート
4か月前
個人
エコ掃除機
6か月前
個人
片手代替具
6か月前
個人
省煙消臭器
3か月前
個人
エコ掃除機
10か月前
個人
組立式棚板
2か月前
個人
学童机
8か月前
個人
受け皿
15日前
個人
シャワー装置
26日前
個人
食品用トング
8か月前
個人
洗面台
5か月前
個人
ゴミ袋保持枠
1か月前
個人
中身のない枕
2か月前
個人
折り畳み椅子
8か月前
個人
補助寝具
3か月前
個人
汚水汚れ防止具
4か月前
個人
組立家具
4か月前
個人
テーブル
11か月前
個人
傘ホルダ
11か月前
個人
調理器具
8か月前
個人
汚水漏れ防止具
4か月前
個人
食事用具
7か月前
個人
ホバー掃除機。
25日前
続きを見る