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公開番号2025085934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199648
出願日2023-11-27
発明の名称車両操舵装置
出願人先進モビリティ株式会社
代理人個人
主分類B62D 1/18 20060101AFI20250530BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】中大型トラックに特有のキャブサスペンションとアジャスタブルステアリングコラムの機能を損なわずに電動モータをステアリングコラムに装備して自動運転のための操舵モータを提供することである。
【解決手段】
ステアリングシャフトの下部をスプラインシャフトで構成し、そこにモータサブアッセンブリのスリーブスプラインを摺動可能に嵌合させ、且つ、そのモータサブアッセンブリに回転可能なピボット支点を設けて回転可能にキャブ側に取り付けることによって、この支点まわりにステアリングコラムとモータサブアッセンブリが回転できるようにして、スプライン摺動による上下位置調整、ピボット部を支点とする回転調整によって前後位置調整を可能とする。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ステアリングホィールの位置が上下方向と前後方向に調整できるアジャスタブルステアリングコラム装置であって、ステアリングシャフトの下部をスプラインシャフトで構成し、そこにモータサブアッセンブリのウォームホィールギヤのスリーブスプラインを摺動可能に嵌合させ、且つ、そのモータサブアッセンブリに回転可能なピボット支点を設けて回転可能にキャブ側に取り付けることによって、この支点まわりにステアリングコラムとモータサブアッセンブリが回転できるようにして、スプライン摺動による上下位置調整、ピボット部を支点とする回転調整によって前後位置調整を可能とする車両操舵装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
ステアリングホィールの位置が上下方向と前後方向に調整できるアジャスタブルステアリングコラム装置であって、ステアリングシャフトの下部をスプラインシャフトで構成し、そこにモータサブアッセンブリのスリーブスプラインを摺動可能に嵌合させ、且つ、そのモータサブアッセンブリに回転可能なピボット支点を設けて回転可能にキャブ側に取り付けることによって、この支点まわりにステアリングコラムとモータサブアッセンブリが回転できるようにして、スプライン摺動による上下位置調整、ピボット部を支点とする回転調整によって前後位置調整を可能とする車両操舵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転のための操舵モータを装備した車両操舵装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動運転車両には人が運転するための操舵装置に「自動運転のための操舵装置」が備えられる。
【0003】
その「自動運転のための操舵装置」として、どんなものを、何処に、どの様に装備するかについて、大型トラックやバスのステアリングレイアウトの例を図1に示す。
大型トラックやバスでは、ハンドルの位置が上に40mm、前に28mm、後に60mm調整出来るアジャスタブルコラムステアリングになっている。そのハンドル調整位置を固定或いは緩めるレバーがあり、ハンドルの位置変化に対応して交角変化するユニバーサルジョイント及び伸縮するスプラインシャフトがある。
自動運転のための操舵モータについては、ステアリングコラムに組み込む、ギヤボックスのインプットシャフト部に組み込む、或いは、パワーステアリングバルブを駆動する電磁弁を組み込むなどが考えられる。
【0004】
乗用車を中心に普及している電動パワーステアリングの場合の電動モータ組込み部位の分類を図2に示す。電動モータをステアリングコラム部に組み込むコラムタイプ、電動モータをステアリングギヤの入力部に組み込むピニオンタイプ、ギヤの出力部に電動モータを組み込むラックタイプの三つに分類している。
【0005】
電動パワーステアリングの場合は、その電動モータに自動運転の制御を加えることによって自動運転のための操舵系になる。しかし、操舵軸重が4500kgを越え5000kgから6500kg以上に達する大型車への適用は困難である。大型車への適用は、コラムタイプ、ピニオンタイプのモータ部をパワーステアリングの入力部に組み込む方法と、パワーステアリングの方向制御弁(コントロールバルブ)を電磁油圧弁によって駆動する方法がある。
【0006】
図1にパワーステアリングの方向制御弁に電磁油圧弁によって補正油圧を加える「切遅れ補正パワーステアリング」の研究論文例を示すが、自動運転の必要に応える回転角制御を可能にするには、越えるべき課題が大きい。
【0007】
パワーステアリングは操舵軸荷重に対しては、パワーピストン径と設定油圧(リリーフ油圧)の大きさで対応し、運転可能な操舵負荷になるような設計がされているので、そのパワーステアリングの入力部に組み込む電動モータは中型から大型トラックまで共通化設計できる可能性がある。また、キャブサスペンション且つキャブティルト機構及び、アジャスタブルステアリングコラム機構を備える中大型トラックの場合は、その機能を損なわずに電動モータを装備成立させる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2014-180103号公報
特開2001-301651号公報
【非特許文献】
【0009】
籾山 冨士男:トラック用シャシボデー技術の歴史、自動車技術、Vol.64.No.7,2010.p.27-p.33.
竹田英幸:電動パワーステアリング、自動車技術、Vol.64,No.7,2010.p.58-p.62.
Fujio Momiyama et al.,”Electro-Hydraulic Feedforward Control Power Steering System for Truck and Buses”,SAE paper No.892519.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
キャブサスペンションとアジャスタブルステアリングコラムの機能を損なわずに電動モータをステアリングコラムに装備して自動運転のための操舵モータを提供することである。
(【0011】以降は省略されています)

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