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公開番号
2025085913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199621
出願日
2023-11-27
発明の名称
動力発生装置搭載船
出願人
株式会社ウスイテクノス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B63H
21/38 20060101AFI20250530BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】船の揺れを利用して効率的に動力を発生させることができる動力発生装置搭載船を提供する。
【解決手段】波や風による船の揺れから有益な動力を発生させる動力発生装置搭載船10であって、バラストタンク11を有する船体において、バラストタンク11内に動力発生装置20の設置室12が設けられ、設置室12には動力発生装置20を浮かべることが可能な量の液体が注入されており、動力発生装置20は、波や風による船の揺れに応じた設置室12内の液体の上下動を利用して動力を発生させることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
波や風による船の揺れから有益な動力を発生させる動力発生装置搭載船であって、
バラストタンクを有する船体において、
前記バラストタンク内に動力発生装置の設置室が設けられ、
前記設置室には前記動力発生装置を浮かべることが可能な量の液体が注入されており、
前記動力発生装置は、波や風による前記船の揺れに応じた前記設置室内の液体の上下動を利用して動力を発生させることを特徴とする動力発生装置搭載船。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記設置室内には前記液体が移動可能な隔壁が設けられ、
前記動力発生装置は前記隔壁の両側にそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1に記載の動力発生装置搭載船。
【請求項3】
複数の前記設置室が前記バラストタンク内に離間して設けられ、
それぞれの前記設置室同士には前記液体が移動可能な流路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の動力発生装置搭載船。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、波や風による船の揺れから有益な動力を発生させる動力発生装置搭載船に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的な動力発生装置は、主に化石燃料や原子力から得られるエネルギーあるいは再生可能エネルギーを有益な動力に変換して利用している。昨今の世界的な環境問題等から更なる省エネルギー化、高効率化が広く求められていると同時に、安定供給ができる再生可能エネルギーの動力発生装置に大きな期待がよせられている。このような自然等の力によって得られる往復上下動を有効に利用する動力発生装置が求められている。
【0003】
出願人は先に、特許文献1に記載の動力発生装置を提案している。この発明は、動力発生装置を支える向かい合った柱と、回転部材を回転させるために一方の柱側からもう一方の柱側へと傾斜を有し、両端に有する1以上のローラー部材及び柱に設けられたローラー受部材により柱に沿って上昇及び下降可能な1以上の可動式傾斜部材と、回転部材を回転させるためにもう一方の柱側から一方の柱側へと傾斜を有し、柱又は柱を支持する支持部材に設けられた1以上の固定式傾斜部材と、を備えることを特徴とする動力発生装置である。
【0004】
特許文献1に記載の発明によれば、可動式傾斜部材を上下させて、回転部材を回転させることにより動力を発生させ、省エネ化された動力発生装置を提供することができる。特に、電源を用いなくとも電力が供給されていない地域や場所でも、発生した動力を利用することができる。
【0005】
このような動力発生装置の利用場面として、例えば、海上に設置することで波による上下動を利用して動力を発生させることが挙げられる。本件出願人は、さらに他の場所でも利用することができないか鋭意検討を行い、船舶内の揺れを利用して、動力発生装置を活用することを見出した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第7018165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記実情に鑑み見出されたものであり、船の揺れを利用して効率的に動力を発生させることができる動力発生装置搭載船を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、波や風による船の揺れから有益な動力を発生させる動力発生装置搭載船であって、バラストタンクを有する船体において、バラストタンク内に動力発生装置の設置室が設けられ、設置室には動力発生装置を浮かべることが可能な量の液体が注入されており、動力発生装置は、波や風による船の揺れに応じた設置室内の液体の上下動を利用して動力を発生させることを特徴とする。
【0009】
このとき、本発明の一態様では、設置室内には液体が移動可能な隔壁が設けられ、動力発生装置は隔壁の両側にそれぞれ設置されているとしてもよい。
【0010】
あるいは、本発明の一態様では、複数の設置室がバラストタンク内に離間して設けられ、それぞれの設置室同士には液体が移動可能な流路が設けられているとしてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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