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公開番号
2025083434
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025036883,2022569401
出願日
2025-03-07,2020-12-16
発明の名称
着陸設備、着陸方法
出願人
株式会社エアロネクスト
代理人
主分類
B64U
70/90 20230101AFI20250523BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】飛行体が強風下においても安全に着陸が可能な着陸設備等を提供すること。
【解決手段】
本発明の着陸装置は、飛行体を着陸させる第1領域と、所定の高さを有し、前記第1領域の周囲の少なくとも一部分を覆う防風部と、前記防風部から離れて位置し、前記飛行体が所定の飛行高度まで降下する第2領域を含む。前記飛行高度は、前記防風部の所定の高さよりも低い高度である。前記第2領域は、垂直降下が許可された複数の許可エリアから選択された領域である。前記防風部の一部は網で構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
飛行体を着陸させる第1領域と、
所定の高さを有し、前記第1領域の周囲の少なくとも一部分を覆う防風部と、
前記防風部から離れて位置し、前記飛行体が所定の飛行高度まで降下する第2領域を含む、
ことを特徴とする着陸設備。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記飛行高度は、前記防風部の所定の高さよりも低い高度である、
ことを特徴とする請求項1に記載の着陸設備。
【請求項3】
前記第2領域は、垂直降下が許可された複数の許可エリアから選択された領域である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の着陸設備。
【請求項4】
前記防風部の一部は網で構成されている、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の着陸設備。
【請求項5】
前記防風部は建造物である、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の着陸設備。
【請求項6】
前記第2領域は、前記所定の飛行高度まで降下するように前記飛行体に指示する降下指示ユニットを含む、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の着陸設備。
【請求項7】
前記第1領域は、前記飛行体に着陸を指示する着陸指示ユニットを含む、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の着陸設備。
【請求項8】
飛行体を着陸させる第1領域と、所定の高さを有し、前記第1領域の周囲の少なくとも一部分を覆う防風部と、前記防風部から離れて位置し、前記飛行体が所定の飛行高度まで降下する第2領域を含む着陸設備による着陸方法であって、
前記第2領域において前記飛行体が所定の飛行高度まで降下し、その後前記第1領域において着陸する、
ことを特徴とする着陸方法。
【請求項9】
前記飛行高度は、前記防風部の所定の高さよりも低い高度である、
ことを特徴とする請求項8に記載の着陸方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、着陸設備、着陸方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ドローン(Drone)や無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)などの飛行体(以下、「飛行体」と総称する)を用いる宅配サービスの実用化に向けた研究や実証実験が進められている。実用化に際しては、飛行時の信頼性や安全性、効率の向上に加え、着陸時も同様に向上が望まれる。このような状況を鑑みて、特許文献1においては、ポートでの安全性を担保しつつ飛行計画を実現するシステムが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1では、飛行体が安全にポートへと着陸可能な飛行管理システムを提供する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
WO2018-155700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在、サービスの開発が行われている飛行体の多くは、いわゆるマルチコプターと呼ばれる、複数回転翼を備える飛行体であり、これらの機体は飛行中や離着陸中に風の影響を受けやすく、特に、強い横風や上昇気流などの中で行う垂直降下(着陸動作)は危険を伴うことが知られている。特許文献1においては、ポートに風センサを設置し、風情報を用いてポートへの離着陸の可否を判断することで、安全な着陸を提供することが可能となっている。
【0006】
しかし、宅配業務においては、業務の特性上、強風時でも指定の場所に着陸をしなければならないことが予想され、また、業務効率を向上するためには、風が弱まるまで飛行や離着陸を中断することは避ける必要がある。特に、複数の飛行体が次々に荷物を届けに来る場所においては、複数の飛行体が着陸を待つために上空に留まることとなり、効率の低下だけでなく使用する燃料の増加による燃費の悪化等が起こる。
【0007】
特許文献1のポートでは、強風が観測されている間のポートへの飛行体の着陸は困難となり、業務効率が低下する。離着陸に使用するポートは、飛行体が無風時に安全に着陸できるだけでなく、稼働率の向上のため、強風等の環境下であっても、安定した離着陸ができる設備であることが望ましい。
【0008】
そこで、本発明は、飛行体が強風下においても安全に着陸が可能な着陸設備及び着陸方法を提供することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、飛行体を着陸させる第1領域と、所定の高さを有し、前記第1領域の周囲の少なくとも一部分を覆う防風部と、前記防風部から離れて位置し、前記飛行体が所定の飛行高度まで降下する第2領域を含む、ことを特徴とする着陸設備を提供することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、飛行体が強風下においても安全に着陸が可能な着陸設備及び着陸方法を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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