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公開番号
2024159360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023082614
出願日
2023-04-28
発明の名称
ドローン消音装置
出願人
個人
,
個人
,
個人
代理人
主分類
B64U
20/20 20230101AFI20241031BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】ドローンなどの飛行物体のプロペラが回転する際に発生する風切音を減衰あるいは消滅を可能とする。
【解決手段】飛行物体のプロペラが発生する風切音と逆位相の音波を発生して、プロペラが発生する風切音を減衰または消滅させる消音装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ドローンなどの飛行物のプロペラからの音波をマイクにより集音する手段と、集音した音波の特性を解析し特徴を記憶する手段と、解析記憶した音波の特徴から逆位相の音波を生成する手段と、逆位相の音波をスピーカから出力する手段を有するドローン消音装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は近年使われ始めたドローンなどの飛行物の回転プロペラ音が騒音と認知され、社会生活の障害になりつつあり、飛行中の飛行物のプロペラ音を減少あるいは消滅する、ドローン消音装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年はモータ駆動でプロペラを回転し浮上および水平移動可能な、空飛ぶ自動車や空中ドローンの開発が進化しており、荷物の運搬や人間の移動、安全監視などに用いることが多くなっている。ところが、プロペラを回転する方式の弱点としてプロペラが回転する際の風切音が発生し不快な音が地上に届き人間の社会生活に影響を与え始めており、プロペラが回転する風切音の発生を防ぐ手段がないのが現状である。
【0003】
特に空中ドローンのプロペラ回転数は分あたり46000回転が多く、プロペラ回転により発生する騒音レベルは70dB~80dBと言われている。
【0004】
また、前述のプロペラ回転数の46000回転/分は766回転/秒に相当し、周波数に換算すると、おおよそ769Hzに相当する低周波数領域であることが分かる。
【0005】
この低周波領域は人間に対して心身的な不快感や圧迫感などの影響を与えることが知られており、更に、建物などの窓ガラスなどの構造物に振動を与えて物理的な損傷に至ることも知られている共振振動の発生原因となり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、ドローンなどの空中飛行を行うためのプロペラによる風切音をプロペラ自身が発生音を減少することはできないので、プロペラの下方位置にプロペラから発生する風切音を減少または消滅する消音装置を具備することにより、プロペラ音を減衰させて、飛行物の下方方向である地上にプロペラ音が届かないことを可能にすることを特徴とする。
【課題を解決しようとする手段】
【0007】
本発明は、ドローンなどのプロペラが回転して浮遊および移動する飛行物のプロペラ音は音波でありマイクで集音すると特定の交流波形になる。この交流波形はプロペラの形状や回転数により異なることが知られている。即ち、ドローンの個体的特徴でありドローンごとに異なるのである。
【0008】
ドローンの個体的特徴であるプロペラ音をマイクにて集音し、音波を電気信号に変換し、飛行中における周波数解析と音圧レベルを計測して、その音波波形パターンを記憶する。ドローンの飛行開始浮遊時、一定飛行中、飛行停止の降下時のプロペラからの音波周波数はそれぞれ異なるが、常時マイクからの収集した音波波形と音圧レベルを解析し記憶する。
【0009】
記憶すると同時に、音波波形パターンと逆位相の信号を生成し、その逆位相信号を電気信号に変換し、その電気信号をスピーカに出力することで、プロペラから発生する音波の逆位相音波をプロペラ方向に放出すると、逆位相音波が下方からプロペラに放出するのでプロペラ音が減衰、消滅されて下方である地上には伝搬しないことが知られている。
【0010】
本発明はマイクによる集音、集音されたプロペラ音の解析と記憶、即ち、学習機能、解析記憶したプロペラ音の波形パターンの逆位相信号の生成、逆位相信号を電気信号に変換しスピーカの駆動による逆位相音波の放出によりプロペラ音の減衰または消滅が可能となることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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