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公開番号
2025065570
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-21
出願番号
2023174879
出願日
2023-10-09
発明の名称
陸海空用の乗り物
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B64C
37/00 20060101AFI20250414BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】車輪による陸上走行のみではなく、海上(水上)走行やプロペラを利用した飛行をより効率的に実現できる陸海空用の乗り物を提供する。
【解決手段】陸海空用の乗り物1は、 車体2と、乗り物1の走行及び飛行のための複数のタイヤユニット3と、タイヤユニット3に駆動力を供給する駆動機構4と、乗り物1のドライバーからの操作や指令に基づいて駆動機構4及びクラッチ機構42を制御する制御部5と、を備える。タイヤユニット3は、対となる車輪部31a,31bと、対となる車輪部31a,31bの内部空間に組み込まれたプロペラ32と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
地上走行、水上走行及び飛行が可能な陸海空用の乗り物であって、
車体と、
前記乗り物の走行及び飛行のための複数のタイヤユニットと、
前記タイヤユニットに駆動力を供給する駆動機構と、
前記乗り物のドライバーからの操作や指令に基づいて前記駆動機構及びクラッチ機構を制御する制御部と、を備え、
前記タイヤユニットは、
対となる車輪部と、前記対となる車輪部の内部空間に組み込まれたプロペラと、を備えることを特徴とする陸海空用の乗り物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記車輪部は、
地面との接地面となる円環状のタイヤと、
前記タイヤが取り付けられる円環状のホイールと、
前記ホイールの強度を補強するために前記ホイールの内周面に渡って懸架された複数のスポークと、
前記対となる車輪部の一方のホイールから他方の前記ホイールに向かって水平方向に延出された複数の連結棒と、を有することを特徴とする請求項1記載の陸海空用の乗り物。
【請求項3】
前記連結棒は三角柱形状を有することを特徴とする請求項2記載の陸海空用の乗り物。
【請求項4】
前記プロペラは、
水平方向に延出する円筒形状の回転軸と、
前記回転軸の半径方向に沿って外方に延出される複数の羽根と、を有することを特徴とする請求項1記載の陸海空用の乗り物。
【請求項5】
前記対となる車輪部のうち、前記乗り物の内側に配置される車輪部の中心軸には、前記回転軸が挿通される挿通孔が形成されている一方、前記乗り物の外側に配置される車輪部の中心軸には、前記回転軸が着脱可能に出し入れされる凹溝が形成されている、ことを特徴とする請求項4記載の陸海空用の乗り物。
【請求項6】
前記駆動機構は、モータ駆動部及びクラッチ機構を備え、
当該モータ駆動部は、前記回転軸に連結されており、
前記回転軸は、前記車輪部の中心軸に形成された前記挿通孔に挿通され、且つ前記プロペラの羽根が一体化されている、ことを特徴とする請求項5記載の陸海空用の乗り物。
【請求項7】
前記クラッチ機構は、前記プロペラを回転させるための第一回転子、前記対となる車輪部を回転させるための第二回転子に駆動力を供給するか否かを決定する、ことを特徴とする請求項1記載の陸海空用の乗り物。
【請求項8】
対となる車輪部と、前記対となる車輪部の内部空間に組み込まれたプロペラと、を備えるタイヤユニットであって、
前記車輪部は、
地面との接地面となる円環状のタイヤと、
前記タイヤが取り付けられる円環状のホイールと、
前記ホイールの強度を補強するために前記ホイールの内周面に渡って懸架された複数のスポークと、
前記対となる車輪部の一方のホイールから他方の前記ホイールに向かって水平方向に延出された複数の連結棒と、を有することを特徴とするタイヤユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、陸海空用の乗り物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
所謂空飛ぶ自動車、又は飛行車は、近年の技術の進歩により、実現性が高まっている。但し、未だ一般的な移動手段ではなく、いくつかのプロトタイプやコンセプトが存在する。例えばテラフージャは車のように道路を走行し、空中ではプロペラを使用して飛行する。パラジェット・スカイカーは、車両として陸上を移動し、空中では大型のパラセイルを展開して飛行する。また、エアモビルは自動車のような外観を持ち、空中でプロペラを使用して飛行する。
【0003】
また、日本における空飛ぶ自動車の発明は様々あり、例えば、車輪による地上走行と車輪に組み込まれたプロペラを利用した飛行とを実現でき、地上走行と飛行との移行をスムースに行うことができる空陸両用移動体が開示されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、飛行に必要とされる揚力を確保し得ると共に、飛行時以外に邪魔にならない翼を備えた飛行可能な飛行機が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-43294号公報
特開2006-213225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在のところ、空飛ぶ自動車は高価で、一般消費者には手の届かないものだが、コストを削減し、経済的にアクセス可能とすれば、将来的に一般的な交通手段として実現する可能性もあり、技術が進行するにつれて、現実的になると予測される。しかしながら、上述のように空飛ぶ自動車は、未だに比較的大型のプロペラやエンジンを用いて、どちらかと言えばドローンに近い形状を有するものが大半である。
【0006】
また、引例1に示される空陸両用移動体は、車輪の枠体の外部に組み込まれたプロペラ、及び駆動機構に備わるモータを利用して飛行するが、地上走行から飛行に移行する際には、車輪及びプロペラを90度回動させて水平状態にした後に飛行を開始する必要性があり、効率性に未だ問題点がある。
【0007】
さらに、より安全性と効率性を向上させた空飛ぶ自動車の構造や機構に関しては未だに改善の余地があることは疑いがない。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、車輪による陸上走行のみではなく、海上(水上)走行やプロペラを利用した飛行をより効率的に実現できる陸海空用の乗り物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、地上走行、水上走行及び飛行が可能な陸海空用の乗り物であって、 車体と、前記乗り物の走行及び飛行のための複数のタイヤユニットと、前記タイヤユニットに駆動力を供給する駆動機構と、前記乗り物のドライバーからの操作や指令に基づいて前記駆動機構及びクラッチ機構を制御する制御部と、を備え、前記タイヤユニットは、対となる車輪部と、前記対となる車輪部の内部空間に組み込まれたプロペラと、を備えることを特徴とする。
【0010】
この陸海空用の乗り物において、前記車輪部は、地面との接地面となる円環状のタイヤと、前記タイヤが取り付けられる円環状のホイールと、前記ホイールの強度を補強するために前記ホイールの内周面に渡って懸架された複数のスポークと、前記対となる車輪部の一方のホイールから他方の前記ホイールに向かって水平方向に延出された複数の連結棒と、を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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