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公開番号2024174443
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092268
出願日2023-06-05
発明の名称移動体
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人
主分類B64U 50/19 20230101AFI20241210BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】バッテリにおける通常時の通気性と消火後の安全性を両立する。
【解決手段】移動体は、バッテリと、通気口を有し、バッテリを収容する収容部と、所定の温度を超えた場合に通気口を閉塞する閉塞手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリと、
通気口を有し、前記バッテリを収容する収容部と、
所定の温度を超えた場合に前記通気口を閉塞する閉塞手段と、
を備える移動体。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記収容部内に放電処理用の液体を供給可能な給液手段を備える、
請求項1に記載の移動体。
【請求項3】
前記閉塞手段は、所定の温度で膨張する熱膨張性耐火材であり、前記通気口の周縁に配置されて膨張時に当該通気口を閉塞する、
請求項1に記載の移動体。
【請求項4】
前記収容部内のうち前記バッテリの上方には、所定の温度で落下する消火剤が配置される、
請求項1に記載の移動体。
【請求項5】
前記バッテリは、ケース部材に収容された状態のバッテリセルであり、
前記収容部は、前記ケース部材を着脱可能に収容する、
請求項1に記載の移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動体に搭載されるバッテリは、一度発火すると消火後も熱を持ち続け、再発火するおそれがある。再発火を抑制できないと、消火後のバッテリを安全に回収することが難しい。再発火の抑制には、バッテリを低温に保つか、水没等による放電処理が必要になる。
【0003】
例えば特許文献1に記載の技術では、バッテリ(電池モジュール)の温度が所定値(例えば100℃)に達した場合に、バッテリが収容された収容部内に水等の液体を供給してバッテリを水没(液没)させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-122031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、バッテリが収容部で囲われてしまうため、通常時でのバッテリの通気性を確保することが難しい。特にマルチコプター等の航空機に搭載されるバッテリでは、放熱しやすい良好な通気性が求められる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、バッテリにおける通常時の通気性と消火後の安全性を両立することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一実施の形態は、移動体であって、
バッテリと、
通気口を有し、前記バッテリを収容する収容部と、
所定の温度を超えた場合に前記通気口を閉塞する閉塞手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、バッテリを収容する収容部の通気口は、閉塞手段が所定の温度を超えた場合に当該閉塞手段により閉塞される。これにより、通常時には通気口を通じたバッテリへの通気性を確保できる。また、発火時又は消火後には、通気口が閉塞された収容部内に水等の放電処理用の液体を溜めてバッテリを水没(液没)させることができる。したがって、バッテリにおける通常時の通気性と消火後の安全性を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る無人航空機の斜視図である
実施形態に係るバッテリユニットの断面図である。
通常時におけるバッテリユニットの状態を示す断面図である。
発火時におけるバッテリユニットの状態を示す断面図である。
消火後におけるバッテリユニットの状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
[無人航空機の全体構成]
図1は、本実施形態に係る無人航空機1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る無人航空機(以下、単に「無人機」という)1は、本発明に係る移動体の一例であり、複数の回転翼部(プロペラ)21によって揚力(推力)を得るマルチコプターである。
(【0011】以降は省略されています)

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