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公開番号2025107946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001536
出願日2024-01-09
発明の名称モータ
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類H02K 9/02 20060101AFI20250714BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】磁石の温度の上昇を抑制する。
【解決手段】モータは、固定子と、前記固定子に対して相対的に回転する回転子と、前記固定子に対向して前記回転子に設けられる磁石と、を備え、前記磁石は、少なくとも内部に、熱媒体が流通可能な空間が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
固定子と、
前記固定子に対して相対的に回転する回転子と、
前記固定子に対向して前記回転子に設けられる磁石と、
を備え、
前記磁石は、少なくとも内部に、熱媒体が流通可能な空間が形成されている、モータ。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記磁石における前記空間は、前記磁石の少なくとも内部構造をラティス構造とすることで形成される、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記磁石は、
前記固定子に対向する表面であり、前記磁石の内部の前記空間を覆う対向面と、
前記磁石の内部の前記空間と外部とを連通させる開口部と、
を有する、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記磁石は、フィンをさらに有し、
前記開口部は、前記磁石における前記回転子の軸方向の端面に設けられ、
前記フィンは、前記開口部から、前記回転子の軸方向に対して傾斜する方向に延在して配置される、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記開口部は、
前記磁石における前記回転子の軸方向に交差する径方向の外側の面に設けられる出口側開口部と、
前記磁石において前記出口側開口部とは独立して設けられる入口側開口部と、
を含む、請求項3に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、固定子を固定する固定子枠が、積層造形により形成される回転電機(モータ)が開示されている。かかる特許文献1では、固定子枠に、冷媒が流通する流路が形成される。特許文献1では、固定子枠の流路に冷媒を流通させることで、固定子枠を通じて固定子を冷却することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-207691号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータの回転子には、磁石が設けられることがある。このようなモータでは、モータの発熱により、回転子の磁石の温度が比較的高くなると、当該磁石の性能が低下することがある。このため、磁石の温度の上昇を抑制することが望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、磁石の温度の上昇を抑制可能なモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るモータは、
固定子と、
前記固定子に対して相対的に回転する回転子と、
前記固定子に対向して前記回転子に設けられる磁石と、
を備え、
前記磁石は、少なくとも内部に、熱媒体が流通可能な空間が形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、磁石の温度の上昇を抑制可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態にかかるモータの分解図である。
図2は、磁石の構成の一例を示す斜視図である。
図3は、磁石の構成の一例を示す透視図である。
図4は、磁石の内部を拡大した一例を示す部分拡大図である。
図5は、一変形例の磁石の内部を拡大した部分拡大図である。
図6は、他の変形例の磁石の内部を拡大した部分拡大図である。
図7は、他の変形例の磁石の内部を例示する透視図である。
図8は、他の変形例の磁石を外周面側から見た斜視図である。
図9は、他の変形例の磁石を対向面側から見た斜視図である。
図10は、他の変形例の磁石の断面図である。
図11は、変形例のモータの回転子の構成の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
図1は、本実施形態にかかるモータ1の分解図である。本実施形態のモータ1は、回転子10および固定子12を備える。図1では、回転子10に対して固定子12が取り外された状態が示されている。後に詳述するが、モータ1は、例えば、回転子10が固定子12に対して外側に配置されるアウトラン(換言すると、アウターロータ)型となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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