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公開番号2024077678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189762
出願日2022-11-29
発明の名称ドローンポート
出願人株式会社セネック
代理人個人
主分類B64U 70/92 20230101AFI20240603BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】可搬性が高く、ドローンポートを使用しない場合にはコンパクトな状態にでき、かつドローンポートの骨格部分と内部機器を含む本体を保護する。
【解決手段】車輪10と、その上に設けられ本体上面と本体側面22とを備えた本体部と、本体上面の上に設けられた離着陸本体面31と、離着陸本体面31に対して回動可能に連接された離着陸外面32と、を備え、離着陸外面32は離着陸本体面31の法線と平行に固定することができ、本体側面22と平行でも固定することができ、離着陸外面32を本体側面22と平行に固定した場合において、離着陸外面32の法線と垂直な仮想垂直面に対して離着陸外面32を投影した形状の上の部分は、仮想垂直面に対して本体側面22を投影した形状の上の部分と同一の位置または上の位置にある、ドローンポートである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車輪と、
前記車輪の上に設けられ本体上面と本体側面とを備えた本体部と、
前記本体上面の上に設けられた離着陸本体面と、
前記離着陸本体面の外周において前記離着陸本体面に対して回動可能に連接された離着陸外面と、
を備え、
前記離着陸外面はその法線が前記離着陸本体面の法線と平行となる角度で固定することができ、
前記離着陸外面はその法線が前記本体側面の法線と平行となる角度でも固定することができ、
前記離着陸外面をその法線が前記本体側面の法線と平行となる角度で固定した場合において、
前記離着陸外面の法線と垂直な仮想垂直面に対して前記離着陸外面の法線と平行な方向に前記離着陸外面を投影した形状の外周のうちの上の部分は、
前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの上の部分と同一の位置、
または前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの上の部分より上の位置にある、
ドローンポート。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記仮想垂直面に対して前記離着陸外面の法線と平行な方向に前記離着陸外面を投影した形状の外周のうちの左の部分は、
前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの左の部分と同一の位置、
または前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの左の部分よりさらに左の位置にあり、
前記仮想垂直面に対して前記離着陸外面の法線と平行な方向に前記離着陸外面を投影した形状の外周のうちの右の部分は、
前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの右の部分と同一の位置、
または前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの右の部分よりさらに右の位置にある、
請求項1に記載のドローンポート。
【請求項3】
水平面と平行な仮想水平面に対して前記離着陸本体面の法線と平行な方向に前記離着陸本体面を投影した形状の外周は正2N角形(Nは2以上の整数)を形作る、
請求項1または請求項2に記載のドローンポート。
【請求項4】
前記仮想水平面に対して前記離着陸本体面の法線と平行な方向に前記離着陸本体面を投影した形状の外周は正方形を形作る、
請求項3に記載のドローンポート。
【請求項5】
前記本体側面は複数あり、
前記離着陸外面の個数は前記本体側面と同じであり、
前記仮想垂直面に対して前記離着陸外面の法線と平行な方向に前記離着陸外面を投影した形状の外周は全て同一である、
請求項3に記載のドローンポート。
【請求項6】
一の前記離着陸外面とこれに隣り合う他の前記離着陸外面との間には離着陸外隣接面がそれぞれの前記離着陸外面と回動可能に連接されている、
請求項5に記載のドローンポート。
【請求項7】
前記離着陸外面をその法線が前記離着陸本体面の法線と平行となる角度で固定した場合において、
前記仮想水平面に対して前記離着陸外隣接面の法線と平行な方向に前記離着陸外隣接面を投影した形状の外周は二等辺三角形であり、
前記離着陸外隣接面に対して前記仮想水平面の法線と平行な方向に前記二等辺三角形の垂直二等分線を投影した仮想線において前記離着陸外隣接面は隣接第一面と隣接第二面に分割されており、
前記隣接第一面と前記隣接第二面とは前記仮想線の位置で回動可能に連接されている、
請求項6に記載のドローンポート。
【請求項8】
それぞれの前記仮想垂直面に対して前記離着陸外面のそれぞれの法線と平行な方向にそれぞれの前記離着陸外面を投影した形状の外周は長方形を形作る、
請求項5から請求項7に記載のドローンポート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドローンポートに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ドローンの様々な活用がなされるようになり、農業用途や物流用途、画像や動画の撮影など、幅広い用途にドローンが用いられるようになっている。それに伴い、ドローンを離着陸させる場所として、ドローンポートも種々のものが提案され、実用化されている。
【0003】
これらのドローンポートは多種多様で、持ち運びが便利なもの、安定性の高いもの、生産コストが低いものなど、その用途に合わせていろいろなポートがある。なお特許文献1には、ドローンポートとしてのフェンスの部分は収容したコンパクトな状態にすることができ、移動が容易なように車輪を備え、かつ使用時にはフェンスの部分を広げる等、ドローンポートとして必要十分な構造・スペースに展開できる技術が開示されている。
【0004】
またドローンポートを人がいない場所などに設置する必要がある場合、ドローンポートを使用しない場合はドローンポート本体をコンパクトな状態にしておき、使用時には遠隔操作でドローンポートを使用状態にしたいというニーズがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-117118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、ドローンポートを人がいない場所などに設置する際には、可搬性の高さはもちろんのこと、ドローンポートを使用しない場合にはコンパクトな状態にすることができるだけでなく、使用しない時にはドローンポートの骨格部分と内部機器を含む本体を保護しておきたいという課題があった。
【0007】
本開示の目的は、可搬性が高く、ドローンポートを使用しない場合にはコンパクトな状態にすることができ、かつドローンポートの骨格部分と内部機器を含む本体を保護することができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のドローンポートは、車輪と、前記車輪の上に設けられ本体上面と本体側面とを備えた本体部と、前記本体上面の上に設けられた離着陸本体面と、前記離着陸本体面の外周において前記離着陸本体面に対して回動可能に連接された離着陸外面と、を備え、前記離着陸外面はその法線が前記離着陸本体面の法線と平行となる角度で固定することができ、前記離着陸外面はその法線が前記本体側面の法線と平行となる角度でも固定することができ、前記離着陸外面をその法線が前記本体側面の法線と平行となる角度で固定した場合において、前記離着陸外面の法線と垂直な仮想垂直面に対して前記離着陸外面の法線と平行な方向に前記離着陸外面を投影した形状の外周のうちの上の部分は、前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの上の部分と同一の位置、または前記仮想垂直面に対して前記本体側面の法線と平行な方向に前記本体側面を投影した形状の外周のうちの上の部分より上の位置にある。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ドローンポートとしての使用時には広い離着陸スペースを確保でき、ドローンポートの格納時、つまりドローンポートを使用しない時には離着陸外面を本体側面の横に折りたたんで、ドローンポート本体の骨格部分などの内部を保護しつつコンパクトに収納でき、容易に運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、使用時のドローンポートを斜め上から見たイメージ図である。
図2は、使用時におけるドローンポートを斜め下から見たイメージ図である。
図3は、使用時におけるドローンポートを本体側面の方向から見た図である。
図4は、使用時におけるドローンポートを別の方向から見た図である。
図5は、運搬時におけるドローンポートを示す斜視図である。
図6は、運搬時における別の実施形態のドローンポートを示す斜視図である。
図7は、運搬時におけるまた別の実施形態のドローンポートを示す斜視図である。
図8は、運搬時におけるさらに別の実施形態のドローンポートを示す斜視図である。
図9は、使用時における図7の実施形態のドローンポートを示す斜視図である。
図10は、使用時における図8の実施形態のドローンポートを示す斜視図である。
図11は、格納時の側面から見た断面図である。
図12は、格納時において仮想水平面に本体上面と離着陸本体面を投影したイメージ図である。
図13は、格納時において仮想垂直面に本体側面と離着陸外面を投影したイメージ図である。
図14は、格納途中のイメージを示す斜視図である。
図15は、ドローンポートの設置状態とドローンの運行状態を示すイメージ図である。
図16は、ドローンポートの設置状態においてドローンポートを展開した示すイメージ図である。
図17は、ドローンポートに配送物が配置された状態を示すイメージ図である。
図18は、ドローンポートが配送物のずれを修正するイメージ図である。
図19は、図18の状態におけるドローンポートの側面図である。
図20は、情報機器・管理サーバ・ドローン・ドローンポートの情報の送受信を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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