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公開番号2024142903
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055297
出願日2023-03-30
発明の名称航空機
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類B64D 27/02 20060101AFI20241003BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】航空機の内部に設けられた部品の過熱を抑制する。
【解決手段】航空機10の機体12には、VTOLモータ、第1ラジエータ44a、48a及び第2ラジエータ46a、50aと、機体の外部の空気を第1ラジエータ及び第2ラジエータに供給すると共に空気を機体の内部に取り込む第1冷却ファン44b、48b及び第2冷却ファン46b、50bと、を有する冷却ユニット43が設けられている。航空機は、機体の内部に取り込まれた空気を排出するための排出口68を有し、冷却ユニットは、エンジンよりも前記機体の前方に配置され、排出口は、エンジンよりも機体の後方に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
機体の内部にエンジンが配置された航空機であって、
前記機体には、前記機体に推力を発生させるモータと前記モータに電力を供給する電力変換装置との少なくともいずれかを冷却するためのラジエータと、前記機体の外部の空気を前記ラジエータに供給すると共に前記空気を前記機体の前記内部に取り込む冷却ファンと、を有する冷却ユニットが設けられ、
前記航空機は、前記機体の前記内部に取り込まれた前記空気を排出するための排出口を有し、
前記冷却ユニットは、前記エンジンよりも前記機体の前方に配置され、
前記排出口は、前記エンジンよりも前記機体の後方に位置する、航空機。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の航空機であって、
前記機体の前記内部には、電子デバイスが備えられた電子機器が前記エンジンよりも前方に配置されている、航空機。
【請求項3】
請求項2に記載の航空機であって、
前記エンジンに連結された回転電機を備え、
前記回転電機は、前記エンジンよりも前記機体の前方に配置されている、航空機。
【請求項4】
請求項3に記載の航空機において、
前記電子機器は、前記電力変換装置又は前記回転電機からの電力を前記モータに供給する電力装置を含む、航空機。
【請求項5】
請求項4に記載の航空機であって、
前記冷却ユニットは、第1冷却ユニットと第2冷却ユニットとを含み、
前記第1冷却ユニットの前記冷却ファンである第1冷却ファンによって前記機体の前記内部に取り込まれた前記空気は、前記電子機器に導かれ、
前記第2冷却ユニットの前記冷却ファンである第2冷却ファンによって前記機体の前記内部に取り込まれた前記空気は、前記回転電機に導かれる、航空機。
【請求項6】
請求項5に記載の航空機であって、
前記第1冷却ユニットと前記電子機器とは、互いに向かい合うように配置されている、航空機。
【請求項7】
請求項6に記載の航空機であって、
前記第1冷却ユニットは、複数設けられ、
複数の前記第1冷却ユニットは、前記電子機器を前記機体の左右方向から挟むように配置されている、航空機。
【請求項8】
請求項5に記載の航空機であって、
前記第2冷却ユニットと前記回転電機とは、互いに向かい合うように配置されている、航空機。
【請求項9】
請求項1に記載の航空機であって、
前記排出口は、前記機体の後端部に設けられた機体排出口を含む、航空機。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の航空機であって、
前記機体には、舵面を有する翼部が接続され、
前記翼部の内部には、前記機体の前記内部に連通する連通路が設けられ、
前記連通路には、前記舵面の駆動を制御する駆動制御部が配置され、
前記排出口は、前記翼部に設けられた翼部排出口を含む、航空機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、航空機においてもCO

排出量の削減やエネルギー効率の改善のための研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、機体の内部に発熱するエンジン(ガスタービンエンジン)を配置した航空機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2013/0091850号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
簡単な構成により、航空機の内部に設けられた部品の過熱を抑制し得る航空機が待望されている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、機体の内部にエンジンが配置された航空機であって、前記機体には、前記機体に推力を発生させるモータと前記モータに電力を供給する電力変換装置との少なくともいずれかを冷却するためのラジエータと、前記機体の外部の空気を前記ラジエータに供給すると共に前記空気を前記機体の前記内部に取り込む冷却ファンと、を有する冷却ユニットが設けられ、前記航空機は、前記機体の前記内部に取り込まれた前記空気を排出するための排出口を有し、前記冷却ユニットは、前記エンジンよりも前記機体の前方に配置され、前記排出口は、前記エンジンよりも前記機体の後方に位置する、航空機である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡単な構成により、航空機の内部に設けられた部品の過熱を抑制し得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る航空機の模式図である。
図2は、図1のII-II線に沿った一部断面側面図である。
図3は、航空機の後部の一部断面平面図である。
図4は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は、航空機の内部の空気の流れを示す説明図である。
図6は、航空機の内部の空気の流れを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施形態に係る航空機10について図面を用いて以下に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る航空機10は、例えば、電動垂直離着陸機(eVTOL:Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)である。
(【0011】以降は省略されています)

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