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公開番号2024142914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023055319
出願日2023-03-30
発明の名称航空機
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人桐朋
主分類B64D 33/04 20060101AFI20241003BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】CO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のためのクルーズロータ(プロペラ)を配置した航空機。
【解決手段】航空機10は、機体12と、機体に設けられたエンジンと、機体の後端部に設けられてエンジンの排気ガスを外部に排出するための排気口54と、排気口よりも機体の後方に位置して機体に水平方向の推力を発生させるためのクルーズロータ22と、を備える。排気口とクルーズロータとは、排気ガスの排出方向から見て互いに重ならない。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体に設けられたエンジンと、
前記機体の後端部に設けられて前記エンジンの排気ガスを外部に排出するための排気口と、
前記排気口よりも前記機体の後方に位置して前記機体に水平方向の推力を発生させるためのクルーズロータと、
を備え、
前記排気口と前記クルーズロータとは、前記排気ガスの排出方向から見て互いに重ならない、航空機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の航空機であって、
前記排気口と前記クルーズロータとは、前記機体の背面視で互いに重ならない、航空機。
【請求項3】
請求項1に記載の航空機であって、
前記機体の後端部のうちの前記排気口の外側に隣接する部分には、前記排気ガスよりも低温の空気を排出する空気排出口が設けられている、航空機。
【請求項4】
請求項3に記載の航空機であって、
前記クルーズロータの一部と前記空気排出口とは、前記機体の背面視で互いに重なる、航空機。
【請求項5】
請求項4に記載の航空機であって、
前記クルーズロータは、
回転するプロペラ部と、
前記プロペラ部を径方向外方から覆う円筒状のダクトと、
を有し、
前記ダクトと前記空気排出口とは、前記機体の背面視で互いに重なる、航空機。
【請求項6】
請求項5に記載の航空機であって、
前記ダクトの外周面は、前記空気排出口から排出された前記空気を案内する、航空機。
【請求項7】
請求項3に記載の航空機であって、
前記機体の内部には、
前記機体に推力を発生させるためのモータと前記モータに電力を供給する電力変換装置との少なくともいずれかを冷却するためのラジエータと、
前記機体の外部の空気を前記ラジエータに供給すると共に前記空気を前記機体の前記内部に取り込む冷却ファンと、
が設けられ、
前記空気排出口は、前記冷却ファンによって前記機体の前記内部に取り込まれた前記空気を排出する、航空機。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の航空機であって、
前記排気口は、前記機体の後方に向かって斜め下方に前記排気ガスを排出する、航空機。
【請求項9】
請求項1~7のいずれか1項に記載の航空機であって、
前記排気口は、前記機体の左右方向に一対配置され、
前記クルーズロータは、前記機体の前記左右方向に一対配置されている、航空機。
【請求項10】
機体と、
前記機体に設けられたエンジンと、
前記機体の後端部に設けられて前記エンジンの排気ガスを外部に排出するための排気口と、
前記排気口よりも前記機体の後方に位置して前記機体に水平方向の推力を発生させるためのクルーズロータと、
を備え、
前記排気口と前記クルーズロータとは、前記機体の背面視で互いに重ならないように配置されている、航空機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、航空機においてもCO

排出量の削減やエネルギー効率の改善のための研究開発が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には、エンジンの排気を排出する排気口の後方にクルーズロータ(プロペラ)を配置した航空機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10562641号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
より良好な航空機が待望されている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、機体と、前記機体に設けられたエンジンと、前記機体の後端部に設けられて前記エンジンの排気ガスを外部に排出するための排気口と、前記排気口よりも前記機体の後方に位置して前記機体に水平方向の推力を発生させるためのクルーズロータと、を備え、前記排気口と前記クルーズロータとは、前記排気ガスの排出方向から見て互いに重ならない、航空機である。
【0008】
本発明の他の態様は、機体と、前記機体に設けられたエンジンと、前記機体の後端部に設けられて前記エンジンの排気ガスを外部に排出するための排気口と、前記排気口よりも前記機体の後方に位置して前記機体に水平方向の推力を発生させるためのクルーズロータと、を備え、前記排気口と前記クルーズロータとは、前記機体の背面視で互いに重ならないように配置されている、航空機である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好な航空機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る航空機の模式図である。
図2は、航空機の一部断面平面図である。
図3は、航空機の背面図である。
図4は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は、航空機を排気ガスの排出方向から見た図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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