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公開番号
2025083020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196653
出願日
2023-11-20
発明の名称
加熱調理装置
出願人
リンナイ株式会社
代理人
弁理士法人ぱてな
主分類
F24C
1/02 20210101AFI20250523BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】高い利便性を発揮するとともに耐久性に優れた加熱調理装置を提供する。
【解決手段】本発明の加熱調理装置100は、電気加熱調理手段5、7と、ガス加熱調理手段9、11と、第1制御部13と、第2制御部15とを備えている。第1制御部13は、制御手段61と温度検出手段63と冷却手段65とを有している。冷却手段65は、電気加熱調理手段5、7が作動を開始すれば、又は、検出温度が第1温度以上であれば制御手段61の冷却を開始する。第2制御部15は、作動時におけるガス加熱調理手段9、11の火力を変更可能である。第2制御部15は、検出温度が第1温度よりも高い第2温度以上である状態においてガス加熱調理手段9、11が作動中であれば、ガス加熱調理手段9、11の火力を現在の火力よりも低い修正火力に変更してガス加熱調理手段9、11の作動を継続させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電力によって作動し、被調理物を加熱しつつ調理可能な電気加熱調理手段と、
燃料ガスの燃焼によって前記被調理物を加熱しつつ調理可能なガス加熱調理手段と、
前記電気加熱調理手段の作動制御を行う第1制御部と、
前記ガス加熱調理手段の作動制御を行う第2制御部とを備え、
前記第1制御部は、複数の半導体が設けられた制御手段と、
前記制御手段の温度、又は、前記制御手段の周囲の温度を検出温度として検出可能な温度検出手段と、
前記制御手段の冷却が可能な冷却手段とを有し、
前記冷却手段は、前記電気加熱調理手段が作動を開始すれば、又は、前記検出温度が第1温度以上であれば前記制御手段の冷却を開始し、
前記第2制御部は、作動時における前記ガス加熱調理手段の火力を変更可能であり、
前記第2制御部は、前記検出温度が前記第1温度よりも高い第2温度以上である状態において前記ガス加熱調理手段が作動中であれば、前記ガス加熱調理手段の火力を現在の火力よりも低い修正火力に変更して前記ガス加熱調理手段の作動を継続させるか、又は、前記ガス加熱調理手段の作動を停止させることを特徴とする加熱調理装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記冷却手段は、前記電気加熱調理手段が作動を停止している状態であっても、前記検出温度が前記第1温度以上であれば前記制御手段の冷却を開始する請求項1記載の加熱調理装置。
【請求項3】
前記第2制御部は、前記火力を前記修正火力に変更した後の前記ガス加熱調理手段の作動中において、前記検出温度が前記第2温度よりも低ければ、前記火力を前記修正火力よりも増大させる請求項1又は2記載の加熱調理装置。
【請求項4】
前記第2制御部は、調理条件に基づいて前記ガス加熱調理手段に前記被調理物を自動調理させる自動調理制御が可能であり、
前記調理条件は前記被調理物に対する調理時間を含み、
前記第2制御部は、前記検出温度が前記第2温度以上である状態において前記自動調理制御を実行していれば、前記火力を前記修正火力に変更するとともに、前記調理条件のうち、少なくとも前記調理時間を変更して前記自動調理制御を継続する請求項1又は2記載の加熱調理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は加熱調理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に従来の加熱調理装置が開示されている。この加熱調理装置は、電気加熱調理手段と、駆動制御系回路基板と、温度検出手段と、冷却手段と、冷却制御部と、冷却必要温度判定手段とを備えている。
【0003】
電気加熱調理手段は、電力によって作動することより被調理物を加熱しつつ調理可能である。同文献において、電気加熱調理手段は具体的には、加熱コイル及びグリル部である。駆動制御系回路基板は、加熱コイル及びグリル部の作動制御を行う。駆動制御系回路基板には、複数の半導体が設けられている。温度検出手段は、半導体の温度及びグリル部の温度を検出する。冷却手段は、具体的には冷却ファンであり、駆動制御系回路基板の冷却を行う。冷却制御部は、冷却ファンの作動制御を行う。冷却必要温度判定手段は、温度検出手段が検出した温度に基づき、駆動制御系回路基板の冷却が必要か否かを判断する。
【0004】
この加熱調理装置では、加熱コイルを作動させることにより、半導体、ひいては駆動制御系回路基板が発熱する。また、グリル部を作動させる場合にも、発熱したグリル部の影響を受けて駆動制御系回路基板の温度が上昇する。そして、この加熱調理装置では、温度検出手段が検出した半導体の温度及びグリル部の温度に基づいて、駆動制御系回路基板の冷却が必要か否かを判断する。
【0005】
ここで、駆動制御系回路基板の冷却は不要であると冷却必要温度判定手段が判断している間は、冷却制御部は、冷却ファンの作動を停止させる。一方、駆動制御系回路基板の冷却が必要であると冷却必要温度判定手段が判断した場合には、冷却制御部は、冷却ファンを作動させる。また、温度検出手段が検出した温度が高く、駆動制御系回路基板をより冷却させる必要があると冷却必要温度判定手段が判断した場合には、冷却制御部は冷却ファンの回転数を増大させる。
【0006】
こうして、この加熱調理装置では、冷却手段が駆動制御系回路基板の冷却を行うことにより、熱による駆動制御系回路基板の損傷を防止している。また、この加熱調理装置では、たとえ電気加熱調理手段が作動している状態であっても、駆動制御系回路基板の冷却が不要である間は冷却手段の作動を停止させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-79401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、この種の加熱調理装置では、調理の多様化に対応し得る高い利便性が求められる。そこで、上記従来の加熱調理装置において、電気加熱調理手段の他に、燃料ガスの燃焼によって被調理物を加熱しつつ調理可能なガス加熱調理手段を設けることが考えられる。
【0009】
しかし、この場合、駆動制御系回路基板は、ガス加熱調理手段における燃料ガスの燃焼の影響を受けることから、高温となり易い。このため、たとえ冷却手段を作動させていても駆動制御系回路基板に対する冷却不足が生じるおそれがある。この結果、駆動制御系回路基板が熱で損傷し易くなることから、加熱調理装置の耐久性の低下が懸念される。特に、電気加熱調理手段による被調理物の加熱と、ガス加熱調理手段による被調理物の加熱とを同時に行った場合、駆動制御系回路基板がより高温となり易いことから、駆動制御系回路基板に対する冷却不足がより生じ易くなる。このため、上述の問題がより顕著となる。
【0010】
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、高い利便性を発揮するとともに耐久性に優れた加熱調理装置を提供することを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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