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公開番号2025082974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196570
出願日2023-11-20
発明の名称電気掃除機
出願人日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人ポレール弁理士法人
主分類A47L 9/28 20060101AFI20250523BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】電池残量に応じた最適な運転を実行し、異常放電による二次電池の劣化を抑制した電気掃除機を提供する。
【解決手段】本発明の電気掃除機1は、吸引力を発生させる電動送風機14と、電動送風機14に電力を供給する二次電池16と、電動送風機14および二次電池16を制御する制御装置100と、を備える。
制御装置100は、標準運転モードと、前記標準運転モードよりも電動送風機14の回転数を高くする強運転モードとを設定可能であり、前記強運転モードが設定された場合には、標準運転モードで電動送風機を運転後、検出される二次電池16の電圧に応じて強運転モードに移行させるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する二次電池と、前記電動送風機および前記二次電池を制御する制御装置と、を備えた電気掃除機において、
前記制御装置は、標準運転モードと、前記標準運転モードよりも前記電動送風機の回転数を高くする強運転モードとを設定可能であり、前記強運転モードが設定された場合には、前記標準運転モードで前記電動送風機を運転後、検出される前記二次電池の電圧に応じて前記強運転モードに移行させることを特徴とする電気掃除機。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気掃除機において、
前記制御装置は、前記標準運転モードが設定された場合には、前記標準運転モードで前記電動送風機を運転し、検出される前記二次電池の電圧が第1閾値以下となった場合には、前記第1閾値よりも低い第2閾値に変更して前記電動送風機を運転させることを特徴とする電気掃除機。
【請求項3】
請求項2に記載の電気掃除機において、
前記制御装置は、検出される前記二次電池の電圧が第2閾値より小さくなったなった場合には、前記電動送風機の運転を停止させることを特徴とする電気掃除機。
【請求項4】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記制御装置は、前記第1閾値よりも大きい第3閾値を備え、前記強運転モードが設定され、検出される前記二次電池の電圧が前記第3閾値よりも大きい場合には、前記電動送風機を前記標準運転モードから前記強運転モードに移行させることを特徴とする電気掃除機。
【請求項5】
請求項4に記載の電気掃除機において、
前記制御装置は、前記第3閾値より小さい第4閾値を備え、検出される前記二次電池の電圧が前記第4閾値以下になった場合には、前記電動送風機を前記標準運転モードに移行させることを特徴とする電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
強・中・弱といった複数の運転モードを搭載した充電式電気掃除機として、例えば特許文献1がある。
【0003】
特許文献1では、二次電池の放電終止電圧で電動送風機を停止したことを記憶する記憶手段を有し、電動送風機の再駆動を許可しないとともに、二次電池の電圧が所定の電圧以上になると、記憶手段に記憶した記憶データをクリアし、電動送風機の再駆動を許可するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4836538号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
二次電池を用いて電気掃除機の運転を行う場合、電池電圧が所定の電圧まで低下した場合には、電池残量ゼロとみなし、電気掃除機の運転を停止させ、二次電池に対する充電を報知する必要がある。電池電圧が所定の電圧以下まで低下した過放電状態になると電池の寿命を縮めてしまうが、余裕を取りすぎると電気掃除機の運転時間が短くなってしまう。このため、電池電圧を精度よく監視し停止させる制御が一般的に行われている。
【0006】
一方、電気掃除機の使い方として、必ずしも電池残量ゼロまで電池を使い切るとは限らない。電池残量が少ないときに、強運転のような大電流を電動送風機へ供給する操作を行うと、電池内部の電極において反応分布が生じ、一部の領域だけが過負荷状態となり、この領域において過放電が生じ、この領域の負極において集電箔である銅が溶解・析出する反応が生じていることが判明した。特許文献1においては、電池残量が少ないときの運転モードについて配慮されていないので、電池残量が少ないときであっても強運転が可能であり、その結果負極において銅が溶解・析出が進み、二次電化が劣化するという課題があった。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解決し、電池残量に応じた最適な運転を実行し、異常放電による二次電池の劣化を抑制した電気掃除機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機に電力を供給する二次電池と、前記電動送風機および前記二次電池を制御する制御装置と、を備えた電気掃除機において、前記制御装置は、標準運転モードと、前記標準運転モードよりも前記電動送風機の回転数を高くする強運転モードとを設定可能であり、前記強運転モードが設定された場合には、前記標準運転モードで前記電動送風機を運転後、検出される前記二次電池の電圧に応じて前記強運転モードに移行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電池残量に応じた最適な運転を実行し、異常放電による二次電池の劣化を抑制した電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施例に係るスタンドに収納した状態を示す電気掃除機の外観斜視図である。
本発明の実施例に係るスティック型として使用する状態を示す電気掃除機の外観斜視図である。
本発明の実施例に係る電気掃除機の制御ブロック図である。
本発明の実施例に係る制御装置のフローチャートである。
本発明の実施例に係る操作スイッチの動作を説明する図である。
比較例に係る操作スイッチの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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