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公開番号
2025082898
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196429
出願日
2023-11-20
発明の名称
給湯機
出願人
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
F24H
15/18 20220101AFI20250523BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】 一般給湯路の給湯中に風呂給湯路の同時給湯を開始した場合であっても一般給湯路の給湯温度をより安定させることができる給湯機を提供する。
【解決手段】 貯湯ユニットと熱源ユニットを有する給湯機であって、前記貯湯ユニットは、前記熱源ユニットから供給された湯を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して一般給湯路側に流出する第一混合弁と、前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して風呂給湯路側に流出する第二混合弁と、前記第一混合弁と前記第二混合弁の弁開度を制御する制御部と、を有しており、前記制御部は、前記一般給湯路側と前記風呂給湯路側に同時給湯する場合、前記第一混合弁の弁開度を高める第一制御と、前記第二混合弁の弁開度を高める第二制御を交互に開始する給湯機。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
貯湯ユニットと熱源ユニットを有する給湯機であって、
前記貯湯ユニットは、
前記熱源ユニットから供給された湯を貯える貯湯タンクと、
前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して一般給湯路側に流出する第一混合弁と、
前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して風呂給湯路側に流出する第二混合弁と、
前記第一混合弁と前記第二混合弁の弁開度を制御する制御部と、を有しており、
前記制御部は、前記一般給湯路側と前記風呂給湯路側に同時給湯する場合、前記第一混合弁の弁開度を高める第一制御と、前記第二混合弁の弁開度を高める第二制御を交互に開始することを特徴とする給湯機。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の給湯機において、
前記制御部は、前記第一制御で前記第一混合弁の弁開度を高める量を、前記第二制御で前記第二混合弁の弁開度を高める量より大きくすることを特徴とする給湯機。
【請求項3】
請求項1に記載の給湯機において、
前記第一制御は、前記第一混合弁の弁開度を高める第一期間と、前記第一混合弁の弁開度を維持する前記第一期間より長い第二期間とからなり、
前記第二制御は、前記第二混合弁の弁開度を高める第三期間と、前記第二混合弁の弁開度を維持する前記第三期間より長い第四期間とからなることを特徴とする給湯機。
【請求項4】
請求項3に記載の給湯機において、
前記第二制御における前記第三期間と前記第四期間の和は、前記第一制御における前記第一期間と前記第二期間の和より大きいことを特徴とする給湯機。
【請求項5】
請求項3に記載の給湯機において、
前記第一制御における第一期間と前記第二制御における第三期間は、重複することを特徴とする給湯機。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の給湯機において、
前記同時給湯の開始時の前記第一混合弁の弁開度は、前記同時給湯の開始時の前記第二混合弁の弁開度よりも高いことを特徴とする給湯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般給湯路と風呂給湯路に同時給湯可能な給湯機に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
キッチンの蛇口や風呂のシャワーに繋がる一般給湯路と、湯船に繋がる風呂給湯路の両給湯路に同時給湯可能な給湯機として、特許文献1の自動給湯装置が知られている。例えば、同文献の要約書には、課題として「優先度の高い混合弁(例えばシャワー)の駆動条件が変化した場合でも、優先度の高い混合弁(例えばシャワー)からの給湯温度を安定して制御することができる自動給湯装置を得る。」との記載がある。
【0003】
また、同文献の段落0050には「図9は、風呂給湯側混合弁2b(優先度が低い方)の開度制御に同時給湯補正係数Kmを適用しない場合における、一般給湯側混合弁2a及び風呂給湯側混合弁2bの開度と一般給湯温度及び風呂給湯温度との関係図であり、(a)は一般給湯側混合弁2a及び風呂給湯側混合弁2bの開度と経過時間との関係図、また(b)は一般給湯温度及び風呂給湯温度と経過時間との関係図を示す。また、図10は、風呂給湯側混合弁2b(優先度が低い方)の開度制御に同時給湯補正係数Kmを適用する場合における、一般給湯側混合弁2a及び風呂給湯側混合弁2bの開度と一般給湯温度及び風呂給湯温度との関係図であり、(a)は一般給湯側混合弁2a及び風呂給湯側混合弁2bの開度と経過時間との関係図、また(b)は一般給湯温度及び風呂給湯温度と経過時間との関係図を示す。」と記載されている。
【0004】
さらに、同文献の段落0051には「同時給湯補正係数Kmを適用しない場合は、一般給湯側混合弁2a及び風呂給湯側混合弁2bの開度は無関係に制御されるため、風呂給湯側混合弁2bの開度が大きすぎて、一般給湯温度のアンダーシュート量が大きくなっている。しかし、同時給湯補正係数Kmを適用する場合は、一般給湯のen(設定温度と実際の給湯温度との偏差量)が拡大するにつれて風呂給湯側混合弁2bの開度変化量が小さくなっており、一般給湯温度のアンダーシュート量が小さくなっている。」と記載されている。
【0005】
このように、特許文献1の自動給湯装置では、混合弁の駆動条件が変化した場合(風呂給湯の設定温度を高めた場合など)に発生する一般給湯温度のアンダーシュートを、混合弁の開度制御に同時給湯補正係数Kmを適用して抑制している(同文献の図9、図10を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2008-267692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の図10での一般給湯温度のアンダーシュートは、同文献の図9に比べて抑制されているとはいえ相応の期間継続しており、設定温度より低い温度での一般給湯が相応の期間継続するため、特許文献1の課題である、給湯温度の安定を十分に実現できているとは言えなかった。
【0008】
そこで、本発明では、一般給湯路の給湯中に風呂給湯路の同時給湯を開始した場合であっても一般給湯路の給湯温度をより安定させることができる給湯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の給湯機は、貯湯ユニットと熱源ユニットを有する給湯機であって、前記貯湯ユニットは、前記熱源ユニットから供給された湯を貯える貯湯タンクと、前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して一般給湯路側に流出する第一混合弁と、前記貯湯タンクから供給される湯と外部から供給される水を混合して風呂給湯路側に流出する第二混合弁と、前記第一混合弁と前記第二混合弁の弁開度を制御する制御部と、を有しており、前記制御部は、前記一般給湯路側と前記風呂給湯路側に同時給湯する場合、前記第一混合弁の弁開度を高める第一制御と、前記第二混合弁の弁開度を高める第二制御を交互に開始する給湯機とした。
【発明の効果】
【0010】
本発明の給湯機によれば、一般給湯路の給湯中に風呂給湯路の同時給湯を開始した場合であっても一般給湯路の給湯温度をより安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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