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公開番号
2025082097
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195340
出願日
2023-11-16
発明の名称
ハイブリッド車両の駆動装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
B60K
6/36 20071001AFI20250521BHJP(車両一般)
要約
【課題】複数の走行モードを1つの回転軸上で切り替えることができ、簡素な構成で小型化を図ることができるハイブリッド車両の駆動装置を提供すること。
【解決手段】ハイブリッド車両1の駆動装置5は、駆動輪7L、7Rに動力を伝達する出力軸12と、エンジン2の動力を出力軸12に伝達する第1の動力伝達機構21と、モータ4の動力を出力軸12に伝達する第2の動力伝達機構22と、噛合クラッチ13とを備えており、噛合クラッチ13は、出力軸12の軸方向に沿って移動自在なスリーブ13Bを有し、ドグ歯12aのみに噛合するときのスリーブ13Bの移動方向と、ドグ歯12bのみに噛合するときのスリーブ13Bの移動方向とが異なる方向となっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関と、
前記内燃機関の動力によって発電するジェネレータと、
前記ジェネレータが発電した電力によって駆動されるモータとを有するハイブリッド車両の駆動装置であって、
駆動輪に動力を伝達する回転軸と、
前記内燃機関の動力を前記回転軸に伝達する第1の動力伝達機構と、
前記モータの動力を前記回転軸に伝達する第2の動力伝達機構と、
前記第1の動力伝達機構から前記回転軸に伝達される動力と前記第2の動力伝達機構から前記回転軸に伝達される動力とを接続または遮断する噛合クラッチとを備え、
前記第1の動力伝達機構は、前記回転軸に配置され、前記噛合クラッチに噛合して前記第1の動力伝達機構を前記回転軸に接続する第1の噛合部を有し、
前記第2の動力伝達機構は、前記回転軸に配置され、前記噛合クラッチに噛合して前記第2の動力伝達機構を前記回転軸に接続する第2の噛合部を有し、
前記噛合クラッチは、前記回転軸の軸方向に沿って移動自在に設けられており、前記第1の噛合部のみに噛合するときの移動方向と、前記第2の噛合部のみに噛合するときの移動方向とが異なる方向であることを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記噛合クラッチを前記回転軸上で移動させることにより、前記噛合クラッチを前記第1の噛合部および前記第2の噛合部を選択的に噛合させる油圧アクチュエータと、
前記噛合クラッチを前記第2の噛合部に常時噛合させるように前記噛合クラッチを付勢する付勢部材とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイブリッド車両の駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の車両用ハイブリッド駆動装置として、特許文献1に記載のものが知られている。この車両用ハイブリッド駆動装置は、前駆動輪に動力を伝達する出力シャフトを有し、出力シャフトにエンジンから変速機、第1の歯車および第2の歯車を介して動力が伝達される。
【0003】
一方、第2のモータジェネレータは、歯車列を介して出力シャフトに接続または非接続となるように構成されており、歯車列は、噛合クラッチによって出力シャフトに接続されることにより、第2のモータジェネレータの動力が歯車列を介して出力シャフトに伝達される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-46115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の車両用ハイブリッド駆動装置にあっては、出力シャフトに設けられた噛合クラッチが第2のモータジェネレータの動力を出力シャフトに伝達する機能しか有しておらず、エンジンから出力シャフトに伝達される動力を接続および遮断する機構は、変速機に設けられている。
【0006】
つまり、エンジンから出力シャフトに伝達される動力と第2のモータジェネレータから出力シャフトに伝達される動力とを出力シャフト上で切り替える構成となっていないので、駆動装置の構成が複雑、かつ大型化するおそれがある。
【0007】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、複数の走行モードを1つの回転軸上で切り替えることができ、簡素な構成で小型化を図ることができるハイブリッド車両の駆動装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、内燃機関と、前記内燃機関の動力によって発電するジェネレータと、前記ジェネレータが発電した電力によって駆動されるモータとを有するハイブリッド車両の駆動装置であって、駆動輪に動力を伝達する回転軸と、前記内燃機関の動力を前記回転軸に伝達する第1の動力伝達機構と、前記モータの動力を前記回転軸に伝達する第2の動力伝達機構と、前記第1の動力伝達機構から前記回転軸に伝達される動力と前記第2の動力伝達機構から前記回転軸に伝達される動力とを接続または遮断する噛合クラッチとを備え、前記第1の動力伝達機構は、前記回転軸に配置され、前記噛合クラッチに噛合して前記第1の動力伝達機構を前記回転軸に接続する第1の噛合部を有し、前記第2の動力伝達機構は、前記回転軸に配置され、前記噛合クラッチに噛合して前記第2の動力伝達機構を前記回転軸に接続する第2の噛合部を有し、前記噛合クラッチは、前記回転軸の軸方向に沿って移動自在に設けられており、前記第1の噛合部のみに噛合するときの移動方向と、前記第2の噛合部のみに噛合するときの移動方向とが異なる方向であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
このように上記の本発明によれば、複数の走行モードを1つの回転軸で切り替えることができ、駆動装置の構成を簡素化して駆動装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施例に係る駆動装置を備えたハイブリッド車両の構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る駆動装置の油圧アクチュエータを示す図である。図2(a)は、スリーブが第1の切替位置に切り替えられたときの油圧アクチュエータの第1の切替位置の状態を示し、図2(b)は、スリーブが第3の切替位置に切り替えられたときの油圧アクチュエータの第3の切替位置の状態を示し、図2(c)は、スリーブが第2の切替位置に切り替えられたときの油圧アクチュエータの第2の切替位置の状態を示す。
図3(a)は、本発明の一実施例に係る駆動装置のスリーブの状態を示す図であり、スリーブが第1の切替位置に切り替えられた状態を示し、図3(b)は、スリーブが第3の切替位置に切り替えられた状態を示し、図3(c)は、スリーブが第2の切替位置に切り替えられた状態を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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