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公開番号
2025078923
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191230
出願日
2023-11-09
発明の名称
船外機および船舶
出願人
ヤマハ発動機株式会社
代理人
弁理士法人アルファ国際特許事務所
主分類
B63H
20/12 20060101AFI20250514BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】船外機の構成を簡素化する。
【解決手段】船外機は、駆動源と、ドライブシャフトと、ステアリングシャフトと、ケースと、角度検出センサと、を備える。ドライブシャフトは、上下方向に延び、駆動源の駆動力によって回転する。中空管状のステアリングシャフトは、ドライブシャフトの外周を囲むように配置される。ケースは、駆動源よりも下方に配置され、オイルが貯留されるオイル室が形成され、オイル室にステアリングシャフトの少なくとも一部を収容する。角度検出センサは、オイル室よりも上方に配置され、ステアリングシャフトの回転角度を検出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
船外機であって、
駆動源と、
上下方向に延び、前記駆動源の駆動力によって回転するドライブシャフトと、
前記ドライブシャフトの外周を囲むように配置された中空管状のステアリングシャフトと、
前記駆動源よりも下方に配置されたケースであって、オイルが貯留されるオイル室が形成され、前記オイル室に前記ステアリングシャフトの少なくとも一部を収容するケースと、
前記オイル室よりも上方に配置され、前記ステアリングシャフトの回転角度を検出する角度検出センサと、
を備える、船外機。
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【請求項2】
請求項1に記載の船外機であって、
前記角度検出センサは、上下方向において、前記駆動源と前記オイル室との間に配置される、船外機。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の船外機であって、さらに、
前記駆動源の下方、かつ、前記オイル室の上方に配置された一次減速機を備え、
前記角度検出センサは、上下方向において、前記一次減速機と前記オイル室との間に配置される、船外機。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の船外機であって、さらに、
前記ステアリングシャフトの回転に連動して回転し、少なくとも一部が前記オイル室よりも上方に位置する回転体を備え、
前記角度検出センサは、前記回転体の回転角度を計測することにより、前記ステアリングシャフトの回転角度を検出する、船外機。
【請求項5】
請求項4に記載の船外機であって、
前記ステアリングシャフトの一部は、前記オイル室よりも上方に位置し、
前記ステアリングシャフトの回転は、前記オイル室よりも上方で前記回転体に伝動される、船外機。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載の船外機であって、
前記回転体は、前記ステアリングシャフトに並列するオフセット軸であり、
前記船外機は、さらに、前記オイル室よりも上方に配置され、前記ステアリングシャフトの回転を前記オフセット軸に伝動する伝動機構を備える、船外機。
【請求項7】
請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の船外機であって、
前記駆動源は、電動モータを含み、
前記船外機は、さらに、前記オイル室よりも上方に配置され、前記電動モータと、前記角度検出センサと、を収容する防水ケースを備える、船外機。
【請求項8】
請求項7に記載の船外機であって、さらに、
前記ステアリングシャフトの回転に連動して回転し、少なくとも一部が前記防水ケースの内部に位置する回転体を備え、
前記角度検出センサは、前記回転体の回転角度を計測することにより、前記ステアリングシャフトの回転角度を検出する、船外機。
【請求項9】
請求項8に記載の船外機であって、
前記ステアリングシャフトの一部は、前記防水ケースの内部に位置し、
前記ステアリングシャフトの回転は、前記防水ケースの内部で前記回転体に伝動される、船外機。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の船外機であって、
前記回転体は、前記ステアリングシャフトに並列するオフセット軸であり、
前記船外機は、さらに、前記防水ケースの内部に配置され、前記ステアリングシャフトの回転を前記オフセット軸に伝動する伝動機構を備える、船外機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、船外機および船舶に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
船舶は、船体と、船体の後部に取り付けられた船外機とを備える。船外機は、船舶を推進させる推力を生み出す装置である。
【0003】
船外機は、駆動源と、上下方向に延び、駆動源の駆動力によって回転するドライブシャフトと、ドライブシャフトの外周を囲むように配置された中空管状のステアリングシャフトと、駆動源よりも下方に配置されたケースと、を備える。ケースは、オイルが貯留されるオイル室が形成され、オイル室にステアリングシャフトの少なくとも一部を収容している。
【0004】
従来、船外機本体と、船外機本体を転舵軸回りに回転させる転舵機構と、を備える船外機が開示されている。転舵機構は、転舵軸の周りに固定され、船外機本体とともに回転するピニオンと、ピニオンを回動させるように直線移動するラックと、ラックの位置を検出するラック位置検出部(角度検出センサ)と、を含む(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-102979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
角度検出センサが、例えばケースに形成されたオイル室に配置される場合、角度検出センサに接続される配線の少なくとも一部もオイル室に配置することとなるため、角度検出センサの配線の配置が複雑になり、船外機の構成が複雑化するおそれがある。
【0007】
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書に開示される技術は、例えば以下の形態として実現することが可能である。
【0009】
(1)本明細書に開示される船外機は、駆動源と、ドライブシャフトと、ステアリングシャフトと、ケースと、角度検出センサと、を備える。前記ドライブシャフトは、上下方向に延び、前記駆動源の駆動力によって回転する。中空管状の前記ステアリングシャフトは、前記ドライブシャフトの外周を囲むように配置される。前記ケースは、前記駆動源よりも下方に配置され、オイルが貯留されるオイル室が形成され、前記オイル室に前記ステアリングシャフトの少なくとも一部を収容する。前記角度検出センサは、前記オイル室よりも上方に配置され、前記ステアリングシャフトの回転角度を検出する。
【0010】
本船外機によれば、角度検出センサがケースに形成されたオイル室の外側に配置されることとなる。すなわち、角度検出センサが空気中に配置されるため、角度検出センサに接続された配線の配置が簡素化され、船外機の構成を簡素化することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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