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公開番号2025078357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190855
出願日2023-11-08
発明の名称バスバ、及びシールド電線
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01B 7/42 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】重量を増加させることなく放熱効率を高めることが可能なバスバ、及びシールド電線を提供する。
【解決手段】導体層(11)と、導体層(11)の外周を覆う絶縁体層(13)と、絶縁体層(13)の外周を覆うシールド層(15)と、を備えたバスバ(10)であって、絶縁体層(13)の熱伝導率が0.2[W/m・k]以上である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
導体層と、前記導体層の外周を覆う絶縁体層と、前記絶縁体層の外周を覆うシールド層と、を備えたバスバであって、
前記絶縁体層の熱伝導率が０．２［Ｗ／ｍ・ｋ］以上である、
バスバ。
続きを表示（約 100 文字）【請求項２】
前記絶縁体層を形成する物質は、相転移物質を含有する、
請求項１に記載のバスバ。
【請求項３】
請求項１又は２に記載のバスバを用いて構成されたシールド電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、バスバ、及びシールド電線に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、車両に配索されるシールド電線として、導体層、絶縁体層、シールド層の３層を有するバスバを用いたものが知られている（例えば、特許文献１を参照。）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０２１／１８８４３８号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
この特許文献１に記載されているシールド電線は、電気自動車の駆動系の電流を流すための配索材として用いられた場合には、低圧電源からの電流を車両上の補機等に分配するための配索材として用いられる場合と比較して、バスバに流れる大電流により、導体層の発熱が大きくなる。しかしながら、特許文献１に記載されているシールド電線は、絶縁体層やシールド層の材料特性を考慮して発熱効率が十分検討されているとは言い難い。
【０００５】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、導体層に大電流が流れた場合にも十分な放熱効率を確保できるバスバ、及びシールド電線を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバ、及びシールド電線は、下記を特徴としている。
【０００７】
導体層と、前記導体層の外周を覆う絶縁体層と、前記絶縁体層の外周を覆うシールド層と、を備えたバスバであって、
前記絶縁体層の熱伝導率が０．２［Ｗ／ｍ・ｋ］以上である、バスバ。
【０００８】
上記バスバを用いて構成されたシールド電線。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、全体の重量を増加させることなく放熱効率を高めることが可能なバスバ、及びシールド電線を提供できる。
【００１０】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態（以下、「実施形態」という。）を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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