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公開番号2025078201
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190610
出願日2023-11-08
発明の名称圧電振動子
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H04R 17/00 20060101AFI20250513BHJP(電気通信技術)
要約【課題】圧電振動子をベース部材に接合する中間部材と、圧電素子に電気的に接続される導通部材とが振動板の節に配置される構成を実現しやすい技術を提供する。
【解決手段】超音波トランスデューサ1は、圧電素子20と、圧電素子20の厚さ方向一方側の面に接合される振動板21と、を備える。圧電素子20は、非円形をなす。振動板21は、厚さ方向一方側から見たときに振動板21の周方向の位置を示す目印21Aを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
圧電素子と、
前記圧電素子の厚さ方向一方側の面に接合される振動板と、を備え、
前記圧電素子は、非円形をなす圧電振動子であって、
前記振動板は、前記厚さ方向一方側から見たときに前記振動板の周方向の位置を示す目印を有する
圧電振動子。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記目印は、前記振動板の外縁から内側に凹む凹部である
請求項1に記載の圧電振動子。
【請求項3】
前記凹部は、複数設けられ、互いに点対称となる位置関係で配置されている
請求項2に記載の圧電振動子。
【請求項4】
前記圧電素子は、前記厚さ方向と直交する平面で見たときに外側に張り出す角部を有し、
前記振動板の前記凹部は、前記圧電素子の中心から前記角部の頂点を結ぶ直線の延長線上からずれた位置に配置されている
請求項2又は請求項3に記載の圧電振動子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、圧電振動子に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、圧電振動子を備える超音波発生体を開示している。この圧電振動子は、圧電素子と、圧電素子に接着された振動板とによって形成される。圧電素子における振動板側とは反対側の電極には、リード線が接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-64204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
リード線は、振動板の振動の節に接続されることが好ましい。また、中間部材を介して圧電振動子をベース部材に接合する場合、中間部材も、振動板の振動の節に接合されることが好ましい。節は、環状をなすため、中間部材とリード線を周方向にずらして配置することで、両方を節に配置させることが可能である。しかし、環状の節に中間部材とリード線の両方を配置しようとする場合、以下の問題が生じる。
【0005】
圧電振動子を中間部材に固定する際、リード線が圧電振動子で隠れてしまう。このため、リード線の周方向の位置を把握することができず、リード線が中間部材と干渉するおそれがある。このような干渉を避けるべく、リード線の代わりとなるばねなどの導通部材を、予め中間部材とずらしてベース部材に固定しておくことも考えられる。しかし、この場合には、圧電素子が導通部材に接触するように圧電振動子を中間部材に接合する必要がある。圧電素子が矩形などの非円形である場合、圧電素子の周方向の位置によっては、圧電素子が導通部材と接触しないおそれがある。
【0006】
本開示は、圧電振動子をベース部材に接合する中間部材と、圧電素子に電気的に接続される導通部材とが振動板の節に配置される構成を実現しやすい技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
〔1〕圧電素子と、
前記圧電素子の厚さ方向一方側の面に接合される振動板と、を備え、
前記圧電素子は、非円形をなす圧電振動子であって、
前記振動板は、前記厚さ方向一方側から見たときに前記振動板の周方向の位置を示す目印を有する
圧電振動子。
【0008】
上記振動板は、厚さ方向一方側から見たときに振動板の周方向の位置を示す目印を有する。このため、例えば、圧電素子にリード線などの導通部材が予め接続される場合には、導通部材と目印との周方向の位置関係を把握しておくことで、目印の位置から導通部材の周方向の位置を予測することが可能となる。その結果、圧電振動子が中間部材を介してベース部材に接合される場合に、導通部材が中間部材に干渉することを避けやすい。また、ばねなどの導通部材が予めベース部材に設けられる場合においても、圧電素子が導通部材に接触するように配置しやすい。つまり、この構成によれば、圧電振動子をベース部材に接合する中間部材と、圧電素子に電気的に接続される導通部材とが振動板の節に配置される構成を実現しやすい。
【0009】
〔2〕前記目印は、前記振動板の外縁から内側に凹む凹部である
〔1〕に記載の圧電振動子。
【0010】
この構成によれば、凹部を有しない構成と比較して、振動板の軽量化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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