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公開番号2025076586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188211
出願日2023-11-02
発明の名称軸受構造
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F16C 27/06 20060101AFI20250509BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】本開示は、軸受部材の姿勢自由度を向上させることができ、回転シャフトの振動、姿勢変動による軸受損傷を防止することができる軸受構造を提供する。
【解決手段】本開示の軸受構造は、筐体10の内部に支持される回転シャフトと、回転シャフトに同軸に配置される軸受部材40と、軸受部材40の外周側に配置され軸受部材40と同軸に配置される弾性体50と、弾性体50の外周に配置され弾性体50を軸受部材40の軸方向中心に向かって支持する規制部材30a,30bと、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体の内部に支持される回転シャフトと、
前記回転シャフトに同軸に配置される軸受部材と、
前記軸受部材の外周側に配置され前記軸受部材と同軸に配置される弾性体と、
前記弾性体の外周に配置され前記弾性体を前記軸受部材の軸方向中心に向かって支持する規制部材と、を備えた、
軸受構造。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記弾性体は、断面形状円形状を有する円環状に形成されている、
請求項1に記載の軸受構造。
【請求項3】
前記軸受部材は、外周部に前記弾性体を保持する弾性体断面直径に等しい四分円断面形状を有する弾性体支持部を備え、
前記規制部材の内周には、前記弾性体と接触し、前記回転シャフトの軸心に対して所定角度を有するように傾斜した規制面を備えている、
請求項2に記載の軸受構造。
【請求項4】
前記規制部材は、前記筐体との間に座金を介して固定されている、
請求項1に記載の軸受構造。
【請求項5】
前記規制部材は、前記筐体への複数の取付位置を有し、
前記取付位置は、前記規制部材の周方向に所定間隔で配置されている、
請求項1に記載の軸受構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、軸受構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、回転軸と、回転軸の周囲に配置されて軸受面を構成しているフォイル、及び、フォイルを保持しているフォイルホルダを有する動圧軸受と、動圧軸受の周囲に配置されて動圧軸受を支持する軸受支持部材と、軸受支持部材とフォイルホルダとの間に配置された少なくとも1つの弾性体とを備えている軸受構造を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131135号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、軸受部材の姿勢自由度を向上させることができ、回転シャフトの振動、姿勢変動による軸受損傷を防止することができる軸受構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における軸受構造は、筐体の内部に支持される回転シャフトと、前記回転シャフトに同軸に配置される軸受部材と、前記軸受部材の外周側に配置され前記軸受部材と同軸に配置される弾性体と、前記弾性体の外周に配置され前記弾性体を前記軸受部材の軸方向中心に向かって支持する規制部材と、を備えている。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、回転シャフトが軸受部材に及ぼす径方向荷重を支持することができ、回転シャフトの回転軸の径方向への変動や、回転シャフトの歳差運動等が発生した場合においても、回転シャフトの変位に合わせて軸受位置や姿勢を変化させることができる。そのため、軸受部材の弾性体による径方向荷重負荷、減衰能付与を、弾性体に特定方向の拘束を与えずに行うことができるため、軸受部材の姿勢の自由度が向上し、回転シャフトの振動、姿勢変動による軸受損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1における空気冷媒式空調機を示す概略図
実施の形態1における軸受構造が適用された空気冷媒式空調機の詳細を示す断面図
実施の形態1における軸受構造の回転軸方向から見た側面図
図3のA-A線における断面図
実施の形態1における規制部材の正面図
図5のB-B線における断面図
軸受部材および弾性体支持部材の回転軸方向から見た側面図
図7のC-C線における断面図
図8の弾性体部分の拡大図
実施の形態1による軸受構造と従来の軸受構造の回転シャフトの回転周波数と軸端振動振幅との関係を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、回転軸に適用される動圧気体軸受の軸受剛性が回転軸の高速回転化により非常に高い剛性を発揮する条件において、危険速度の高周波数化防止、減衰能の補助を行うことが可能な軸受構造があった。
【0009】
しかしながら、このような従来の技術では、動圧気体軸受が径方向に対して位置を自在に変化できるようにするため、軸方向変位または軸方向と径方向双方の変位が作用した場合に、回転軸に対する軸受の位置が所定の位置から変化し且つ復旧しないという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
本開示は、軸受部材の姿勢自由度を向上させることができ、回転シャフトの振動、姿勢変動による軸受損傷を防止することができる軸受構造を提供する。
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(【0011】以降は省略されています)

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