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公開番号
2025076125
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187873
出願日
2023-11-01
発明の名称
油絵黄変抑制装置及び油絵黄変抑制方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
9/00 20060101AFI20250508BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は油絵の黄変を効率的に抑制することができる油絵黄変抑制装置を提供する。
【解決手段】本発明の油絵黄変抑制装置は、酸化タングステンを含む光触媒と、前記光触媒に光を照射するように設けられた光源とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
酸化タングステンを含む光触媒と、前記光触媒に光を照射するように設けられた光源とを備える油絵黄変抑制装置。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
吸着材をさらに備える請求項1に記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項3】
前記吸着材は、SiO
2
/Al
2
O
3
モル比が10以上50以下であるゼオライトである請求項2に記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項4】
前記吸着材は、不飽和脂肪酸硬化物である請求項2に記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項5】
前記光触媒は、前記吸着材の細孔中に配置されている請求項3に記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項6】
送風機をさらに備え、
前記光触媒は、光触媒フィルタに含まれ、
前記光触媒フィルタは、前記送風機が吸引する気体又は前記送風機が送風する気体が前記光触媒フィルタを通過するように配置された請求項1~5のいずれか1つに記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項7】
送風機をさらに備え、
前記光触媒は、光触媒フィルタに含まれ、
前記光触媒フィルタは、前記送風機が吸引する気体又は前記送風機が送風する気体が前記光触媒フィルタを通過するように配置され、
前記吸着材は、吸着フィルタに含まれ、
前記吸着フィルタは、前記吸着フィルタを通過した気体が前記光触媒フィルタを通過するように配置された請求項2~4のいずれか1つに記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項8】
脱酸素剤を含む脱酸素フィルタをさらに備え、
前記脱酸素フィルタは、前記光触媒フィルタを通過した気体が前記脱酸素フィルタを通過するように配置された請求項6に記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項9】
油絵を収容するためのケース及び脱酸素剤をさらに備え、
前記ケースは、前記光触媒及び前記脱酸素剤を収容するように設けられた請求項1~5のいずれか1つに記載の油絵黄変抑制装置。
【請求項10】
油絵の近傍に配置された酸化タングステンを含む光触媒に可視光を照射することにより油絵周辺の気体に含まれるアンモニアガスを分解するステップを含む油絵黄変抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油絵黄変抑制装置及び油絵黄変抑制方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
油絵を描くとき、乾性油(例えば、リンシードオイル(亜麻仁油))を含む油絵具を用いる。この乾性油が空気中の酸素と反応して高分子化し、徐々に固化する(酸化重合)ことにより絵の具を画面に固着させることができる。
また、油絵を制作したあと何年か経って絵が黄色っぽく変色する場合がある(黄変)。この黄変が生じる理由の1つとして、固化した乾性油が大気中の成分(例えば、アンモニアガス)と反応することが挙げられる。
【0003】
コンクリートから発生するアンモニアガスに起因する油絵の黄変を抑制するために、コンクリートの表面を光触媒である酸化チタンで覆うアウトガス抑制方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-157960号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のアウトガス抑制方法では、コンクリート以外のものから放出されるアンモニアガスに起因する油絵の黄変を抑制することが難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、油絵の黄変を効率的に抑制することができる油絵黄変抑制装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、酸化タングステンを含む光触媒と、前記光触媒に光を照射するように設けられた光源とを備える油絵黄変抑制装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、光源が光触媒に光を照射することにより生じる光触媒活性により、アンモニアガスを分解することができ、油絵の黄変を抑制することができる。
また、本発明の油絵黄変抑制装置は、光触媒と光源の両方を備えるため、保管場所や展示場所において油絵の近傍に配置することができる。このため、油絵近傍のアンモニアガス濃度が高くなることを抑制することができ、油絵の黄変を効率的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の油絵黄変抑制装置の概略図である。
ケース内に収容した、油絵と油絵黄変抑制装置の概略図である。
本発明の一実施形態の油絵黄変抑制装置と油絵の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の油絵黄変抑制装置は、酸化タングステンを含む光触媒と、前記光触媒に光を照射するように設けられた光源とを備えることを特徴とする。
本発明の油絵黄変抑制装置は、吸着材をさらに備えることが好ましい。
前記吸着材は、SiO
2
/Al
2
O
3
モル比が10以上50以下であるゼオライトであることが好ましい。
前記吸着材は、不飽和脂肪酸硬化物であることが好ましい。
前記光触媒は、前記吸着材の細孔中に配置されていることが好ましい。
【0010】
本発明の油絵黄変抑制装置は、送風機を備えることが好ましい。また、好ましくは、前記光触媒は、光触媒フィルタに含まれ、前記光触媒フィルタは、前記送風機が吸引する気体又は前記送風機が送風する気体が前記光触媒フィルタを通過するように配置される。
好ましくは、前記吸着材は、吸着フィルタに含まれ、前記吸着フィルタは、前記吸着フィルタを通過した気体が前記光触媒フィルタを通過するように配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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