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公開番号
2025075625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186923
出願日
2023-10-31
発明の名称
鉄筋コンクリート柱梁接合構造
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
E04B
1/21 20060101AFI20250508BHJP(建築物)
要約
【課題】鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造において、接合部降伏破壊を抑制することを目的とする。
【解決手段】鉄筋コンクリート柱梁接合構造は、柱頭部10A上に柱梁接合部10Dを有する鉄筋コンクリート造の下側柱10Lと、柱梁接合部10Dの両側に接合される鉄筋コンクリート造の一対の梁20と、柱梁接合部10Dにおける一対の梁20側に埋設され、当該梁20の上端梁主筋22及び下端梁主筋24がそれぞれ接続される一対の上端機械式継手30及び一対の下端機械式継手40と、柱梁接合部10Dに埋設され、一対の上端機械式継手30を接続する上端接続筋32と、一対の下端機械式継手40を接続する下端接続筋42と、を備え、一対の上端機械式継手30及び一対の下端機械式継手40は、梁20の梁幅方向から見て、柱梁接合部10Dの一対の対角線R1,R2とそれぞれ交差するとともに、柱梁接合部10Dと一対の梁20との境界部Vにそれぞれ達する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柱頭部上に柱梁接合部を有する鉄筋コンクリート造の下側柱と、
前記柱梁接合部の両側に接合される鉄筋コンクリート造の一対の梁と、
前記柱梁接合部における一対の前記梁側に埋設され、該梁の梁主筋がそれぞれ接続される一対の機械式継手と、
前記柱梁接合部に埋設され、一対の前記機械式継手を接続する接続筋と、
を備え、
一対の前記機械式継手は、前記梁の梁幅方向から見て、前記柱梁接合部の一対の対角線とそれぞれ交差するとともに、前記柱梁接合部と一対の前記梁との境界部にそれぞれ達する、
鉄筋コンクリート柱梁接合構造。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記柱頭部には、該下側柱の材軸方向の中間部よりもせん断補強筋が密に埋設される、
請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱梁接合構造。
【請求項3】
前記接続筋は、前記梁主筋よりも太径及び高強度の少なくとも一方とされる、
請求項1又は請求項2に記載の鉄筋コンクリート柱梁接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋コンクリート柱梁接合構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造において、地震時に、梁に発生するヒンジ領域を梁端から中央側へずらすヒンジリロケーションが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造において、梁主筋を接続する機械式継手を、柱梁接合部の幅方向の全長に亘って埋設することにより、柱梁接合部をせん断補強する補強構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
また、鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造において、柱梁接合部に埋設された梁主筋用の機械式継手の付着性状に関する研究が知られている(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-097846号公報
特開2017-222994号公報
【非特許文献】
【0006】
高谷真次・丸田誠著、「柱梁接合部内機械式継手の付着性状に関する実験的研究」、コンクリート工学年次論文集、Vol.25、No.2、2003
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造では、一般に、鉄筋コンクリート造の梁の梁端部において、地震時に梁主筋が降伏するように設計される。
【0008】
しかしながら、例えば、柱と梁との曲げ耐力比が小さい場合、地震時に、柱梁接合部の対角線に沿ってひび割れが発生するとともに、当該ひび割れ部にある梁主筋が、梁端部にある梁主筋に先行して降伏する、いわゆる接合部降伏破壊が発生する可能性がある。この接合部降伏破壊が発生すると、梁が設計上の曲げ耐力を発揮することができず、耐震性能が低下する。
【0009】
接合部降伏破壊に対する対策としては、例えば、柱主筋の増加や高強度化、柱断面の大型化、柱梁接合部のコンクリートの高強度化、柱梁接合部を補強するせん断補強筋の増加等が考えられるが、これらの対策には、さらなる改善の余地がある。
【0010】
本発明は、上記の事実を考慮し、鉄筋コンクリート造の柱梁接合構造において、接合部降伏破壊を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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