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公開番号2025075130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186077
出願日2023-10-31
発明の名称高所除雪装置
出願人合同会社小林知財研鑽処
代理人個人
主分類E04H 9/16 20060101AFI20250508BHJP(建築物)
要約【課題】マジックハンド機構にて屋根の直上までメインアームを延伸させ、上方から水及び空気を噴出させることで屋根の雪下ろしを行うことが可能な高所除雪装置を提供する。
【解決手段】本体と、該本体に基端部が接続され油圧シリンダにて上下方向へ伸縮する主軸と、該主軸の先端部近傍と接続され油圧シリンダにて横方向へ伸縮するマジックハンド機構が備えられたメインアームと、メインアームの先端部に備えられ水を下方へ放出する放水ノズルと、給水手段から給水管を介して放水ノズルへ水を送る給水ポンプと、メインアームの先端部に備えられ圧縮空気を下方へ放出する放出ノズルと、生成した圧縮空気を放出ノズルへ送気させるコンプレッサと、から成る手段を採る。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
本体と、該本体に基端部が接続され油圧シリンダにて上下方向へ伸縮する主軸と、
該主軸の先端部近傍と接続され油圧シリンダにて横方向へ伸縮するマジックハンド機構が備えられたメインアームと、
メインアームの先端部に備えられ水を下方へ放出する放水ノズルと、
給水手段から給水管を介して放水ノズルへ水を送る給水ポンプと、
メインアームの先端部に備えられ圧縮空気を下方へ放出する放出ノズルと、
生成した圧縮空気を放出ノズルへ送気させるコンプレッサと、から成る高所除雪装置。
続きを表示（約 79 文字）【請求項２】
前記メインアームが、主軸との接続箇所を支点として、上下角度を変更することができることを特徴とする請求項１に記載の高所除雪装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
高所の積雪箇所へ水と圧縮空気を放出させることで除雪を行う除雪装置に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、家屋の屋根の除雪作業としては、住人が実際に屋根の上にあがりスコップ等を使用して除雪する、といった作業が主であり、現在においても大きな変化は見られない。
【０００３】
しかし、雪下ろしにかかる労力は多大であり、少子高齢化が著しい農村地帯では、屋根の上にのぼること自体が困難であり、さらには転倒や落下といった事故が発生しやすい問題があった。
そこで、屋根にのぼらずに屋根の上の雪が除雪可能な装置が求められていた。
【０００４】
上記問題を解決すべく、特開２０１５－１５１１２３号公報（特許文献１）に記載の技術提案がなされている。すなわち、特許文献１では、加圧した温水を屋根に放水し屋根の上の雪を溶かす、といった技術提案となっている。
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の技術提案では、雪から加圧した温水を生成するためにボイラーで加熱する燃料が必要であり、さらに、放水に使用する雪に含有される異物により屋根自体に損傷を与えてしまうといった問題があった。
【０００６】
本出願人は、雪下ろしにかかる危険性に着目し、安全に高所の雪下ろしを行うことができないものかとの着想の元、マジックハンド機構にて屋根の直上まで横軸を延伸させ、上方から水及び空気を噴出させることで屋根の雪下ろしを行うことが可能な高所除雪装置を開発し、本発明にかかる「高所除雪装置」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２０１５－１５１１２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明は、上記問題に鑑み、マジックハンド機構にて屋根の直上までメインアームを延伸させ、上方から水及び空気を噴出させることで屋根の雪下ろしを行うことが可能な高所除雪装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記問題を解決するため、本発明は、本体と、該本体に基端部が接続され油圧シリンダにて上下方向へ伸縮する主軸と、該主軸の先端部近傍と接続され油圧シリンダにて横方向へ伸縮するマジックハンド機構が備えられたメインアームと、該メインアームの先端部に備えられ流体を下方へ放出する放出ノズルと、給水手段から給水管を介して放出ノズルへ水を送る給水ポンプと、生成した圧縮空気を放出ノズルへ送気させるコンプレッサと、から成る手段を採用する。
【００１０】
また、本発明は、前記メインアームが、主軸との接続箇所を支点として、上下角度を変更することができる手段を採用する。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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