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公開番号2025074617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185560
出願日2023-10-30
発明の名称
出願人茶凡屋株式会社
代理人個人
主分類A47G 9/10 20060101AFI20250507BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】コンパクトで携帯性に優れ、且つ、ストレートネックに起因する肩こりや筋肉の緊張状態を緩和、軽減することができる枕を提供する。
【解決手段】枕1は、棒状の緩衝材RCをU字状に屈曲させ、両端部113を結合して内部の中央に屈曲部111から当該両端部113に延びる長溝114が形成されている。U字状に屈曲させた棒状の緩衝材RCの両端部113は、その緩衝材RCを巾着12に収納し、巾着12の緒122を絞ることにより結合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
棒状の緩衝材をU字状に屈曲させ、両端部を結合して内部の中央に屈曲部から当該両端部に延びる長溝が形成されていることを特徴とする枕。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
U字状に屈曲させた前記棒状の緩衝材の両端部は、当該緩衝材を巾着に収納し、その巾着の緒を絞ることにより結合されていることを特徴とする請求項1に記載の枕。
【請求項3】
前記棒状の緩衝材は、芯材を構成する第1の緩衝部材と、前記第1の緩衝部材よりも柔らかめの緩衝性を有し、前記芯材の外周面に同心状に設けられた第2の緩衝部材とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の枕。
【請求項4】
前記枕の前記長溝に沿う方向の長さは、ユーザが仰臥位で前記枕の屈曲部側に頭頂を向け、前記枕の端部側に顎を向けて頭部を前記長溝に載せたときに前記枕の端部側の先端が前記ユーザの顎先を超えない長さであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の枕。
【請求項5】
棒状の緩衝材からなり、前記ユーザが仰臥位で前記枕の屈曲部側に頭頂を向け、前記枕の端部側に顎を向けて頭部を前記長溝に載せたときに当該ユーザの胸椎の部分を押し上げる胸椎押上手段を更に備え、
前記胸椎押上手段は、一方端部が前記枕の両端部の間に挟み込まれ、前記枕の両端部と共に着脱可能に結合されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の枕。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンパクトで携帯性に優れ、ストレートネックに起因する肩こりや筋肉の緊張状態も緩和、軽減することができる枕に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
従来、ストレートネックの状態を緩和、矯正することができる枕が提案されている。例えば、特開2020-116281号公報(特許文献1)には、使用者の後頭部が載置される薄肉部と、使用者の後頭部と頭頂部との間の曲面領域が当接する傾斜面を有する肉厚部とからなる仰臥用パッド部を備えた頸椎矯正用枕が提案されている。
【0003】
この頸椎矯正枕は、使用者が仰臥用パッド部に頭部を載せると、後頭部が薄肉部に載り、その後頭部から頭頂部に亘る湾曲した部分(以下、「湾曲部分」という。)が肉厚部の傾斜面に載るようになっている。この頸椎矯正枕は、肉厚部が頭部の湾曲部分を支持する高さを薄肉部が後頭部を支持する高さよりも高く設定し、ユーザが仰臥位で頭部を枕に載せたときの頭部の湾曲部分の高さが後頭部よりも高くなるようにして(頭頂部を後頭部よりも持ち上げて)、睡眠中のユーザの頭が顎を引いた姿勢となるようにするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-116281号公報(図1,図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
睡眠中にストレートネックの状態を緩和、矯正するには、睡眠中の頸椎の状態を、可及的に生理学的弯曲を描く状態(凡そ20°の頸椎前弯の状態)にすることが好ましいと言われ、特に枕の高さを適正な高さにすることが重要と言われている。
【0006】
特許文献1には、ユーザが仰臥位で頭部を枕に載せたときの頭部の湾曲部分の高さが後頭部よりも高くなるようにして、睡眠中のユーザの頭が顎を引いた姿勢にすることしか記載されておらず、睡眠中の頸椎の状態を理想的な頸椎前弯の状態に保持することやそのための肉厚部の厚みや薄肉部の厚みの設定、調整については全く記載されていない。
【0007】
また、特許文献1に記載の頸椎矯正用枕は、仰臥用パッド部を矩形状にしているため、就寝開始時にユーザが仰臥位であっても就寝中に寝返りを打つと、頭部が容易に仰臥用パッド部から移動してしまうという問題がある。この問題を解決するため、特許文献1では、仰臥用パッド部の両側に当該仰臥用パッド部よりも肉厚の略矩形状の横臥用パッド部を設け、ユーザが仰臥位から横臥位に姿勢を変えるときには、頭部を仰臥用パッド部から横臥用パッド部に移動させるようにしている。
【0008】
しかしながら、横臥用パッド部の高さは仰臥用パッド部よりも高く、仰臥用パッド部は2つの横臥用パッド部に挟まれているので、最初にユーザが仰臥位で頭部を仰臥用パッド部に載せると、2つの横臥用パッド部及び仰臥用パッド部によって頭部の姿勢が固定され、ユーザが就寝中に寝返りを打とうとしても頭部を横臥用パッド部に容易に移動させることは困難である。
【0009】
このため、ストレートネックのユーザが特許文献1に記載の頸椎矯正用枕を使用しても頭が顎を引いた姿勢を長時間継続させることは難しく、しかも、ユーザの頸椎の状態を理想的な頸椎前弯の状態に保持できるか否かも不明であるので、ストレートネックに対する緩和、矯正の効果を十分に奏することは困難である。
【0010】
また、特許文献1に記載の頸椎矯正用枕は、比較的大きな横長の長方形形状を有し、しかも、凸凹していてコンパクトにはなっていないので、勤務先や旅行先などに持って行って使用することは困難であるという問題もある。
(【0011】以降は省略されています)

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