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公開番号
2025073821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184923
出願日
2023-10-27
発明の名称
ラミネート型電池
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
50/166 20210101AFI20250502BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外形における幅が小さいラミネート型電池の提供。
【解決手段】電極体と、電極体を覆って封入するラミネートフィルムと、を有し、ラミネートフィルムは、直方体状の電極体における4つの面を覆うフィルム本体と、電極体における残りの2つの側面をそれぞれ覆う2つの蓋部材と、を有し、蓋部材は、1つの底面と4つの壁面とで構成される凹形状を有し、底面における凹形状の外側面又は凹形状の内側面が電極体の側面に相対し、且つ壁面における凹形状の外側面がフィルム本体と融着されている、ラミネート型電池。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電極体と、前記電極体を覆って封入するラミネートフィルムと、を有し、
前記ラミネートフィルムは、直方体状の前記電極体における4つの面を覆うフィルム本体と、電極体における残りの2つの側面をそれぞれ覆う2つの蓋部材と、を有し、
前記蓋部材は、1つの底面と4つの壁面とで構成される凹形状を有し、前記底面における前記凹形状の外側面又は前記凹形状の内側面が前記電極体の側面に相対し、且つ前記壁面における前記凹形状の外側面が前記フィルム本体と融着されている、ラミネート型電池。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記蓋部材は、前記底面における前記凹形状の外側面が前記電極体の側面に相対する、請求項1に記載のラミネート型電池。
【請求項3】
前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の外側面と前記フィルム本体とが融着された融着部が、前記凹形状の内側に向かって折り畳まれている、請求項2に記載のラミネート型電池。
【請求項4】
前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の外側面と前記フィルム本体とが融着された融着部において、さらに前記フィルム本体が前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の内側面まで回り込んで前記壁面を覆っている、請求項2又は請求項3に記載のラミネート型電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ラミネート型電池に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
正極、負極、及びセパレータを有する電極体が、ラミネートフィルムによって覆われて封入されたラミネート型電池が、従来から検討されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、セパレータを介して正極層と負極層とが交互に積層された電池要素に電極端子を接続し、電極端子を外部に露出させ電池要素をラミネートフィルムで真空包装してなるラミネート二次電池であって、セパレータ、正極層、負極層は互いに相似形状を有し、セパレータ、正極層、負極層それぞれの面積が相似形状を保ったまま積層方向に向かって漸次減少され、電池要素の積層方向の断面形状を台形形状としたラミネート二次電池、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-111219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで従来から、電池を搭載する製品の小型化等の理由から、電池自体にも小型化が求められている。そのため、電極体がラミネートフィルムで覆われた電池においても、ラミネートフィルムが存在することで生じる空間等の体積を極力小さくし、ラミネートフィルムに封入された後の全体の大きさを小さくすることが望まれている。
【0006】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、外形における幅が小さいラミネート型電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための手段は、以下の態様を含む。
<1> 電極体と、前記電極体を覆って封入するラミネートフィルムと、を有し、
前記ラミネートフィルムは、直方体状の前記電極体における4つの面を覆うフィルム本体と、電極体における残りの2つの側面をそれぞれ覆う2つの蓋部材と、を有し、
前記蓋部材は、1つの底面と4つの壁面とで構成される凹形状を有し、前記底面における前記凹形状の外側面又は前記凹形状の内側面が前記電極体の側面に相対し、且つ前記壁面における前記凹形状の外側面が前記フィルム本体と融着されている、ラミネート型電池。
<2> 前記蓋部材は、前記底面における前記凹形状の外側面が前記電極体の側面に相対する、<1>に記載のラミネート型電池。
<3> 前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の外側面と前記フィルム本体とが融着された融着部が、前記凹形状の内側に向かって折り畳まれている、<2>に記載のラミネート型電池。
<4> 前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の外側面と前記フィルム本体とが融着された融着部において、さらに前記フィルム本体が前記蓋部材の前記壁面における前記凹形状の内側面まで回り込んで前記壁面を覆っている、<2>又は<3>に記載のラミネート型電池。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、外形における幅が小さいラミネート型電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(A)は本開示の実施形態に係るラミネート型電池におけるラミネートフィルムを示す概略斜視図であり、(B)は本開示の他の実施形態に係るラミネート型電池におけるラミネートフィルムを示す概略斜視図である。
(A)は本開示の実施形態に係るラミネート型電池の変形例を示す概略側面図であり、(B)は本開示の実施形態に係るラミネート型電池の変形例を示す概略断面図である。
車両の要部を示す概略平面図である。
電池モジュールの概略斜視図である。
電池モジュールの上蓋を取り除いた状態の平面図である。
電池モジュールに収容された電池セルを厚み方向から見た概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の一例である実施形態について説明する。これらの説明および実施例は、実施形態を例示するものであり、発明の範囲を制限するものではない。
本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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