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公開番号2025072451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025015181,2021557374
出願日2025-01-31,2020-03-26
発明の名称安定性が増加した修飾オリゴヌクレオチド
出願人ユニバーシティー オブ マサチューセッツ,University of Massachusetts
代理人個人,個人
主分類C12N 15/113 20100101AFI20250430BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】代謝的に安定なホスホロチオエート修飾RNAを提供する。
【解決手段】修飾オリゴヌクレオチドであって、5’末端および3’末端を有し、センス鎖および標的に相補的であるアンチセンス鎖および少なくとも1つの式I
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の修飾サブユニット間結合を含み、ここで、少なくとも1個の修飾オリゴヌクレオチドがsiRNAのアンチセンス鎖またはセンス鎖に取り込まれるものである、修飾オリゴヌクレオチドが提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
修飾オリゴヌクレオチドであって、該オリゴヌクレオチドは5’末端および3’末端を有し、標的に相補的であり、ここで、オリゴヌクレオチドはセンス鎖およびアンチセンス鎖および少なくとも1つの式I
JPEG
2025072451000182.jpg
58
35
〔式中、
各Bは、独立して塩基対形成部分であり;
WはO、OCH

、OCH、CH

およびCHからなる群から選択され;
各Xは、独立して、ハロ、ヒドロキシおよびC
1-6
アルコキシからなる群から選択され;
Yは、O

、OH、OR、NH

、NH

、S

およびSHからなる群から選択され;
Zは、OおよびCH

からなる群から選択され;
Rは保護基であり;そして
---
は任意の二重結合である。〕
の修飾サブユニット間結合を含むものである、修飾オリゴヌクレオチド。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
YがO

であるとき、ZまたはWがOではない、請求項1の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項3】
ZがCH

であり、WがCH

である、請求項1の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項4】
式Iの修飾サブユニット間結合が式II
JPEG
2025072451000183.jpg
53
23
の修飾サブユニット間結合である、請求項3の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項5】
ZがCH

であり、WがOである、請求項1の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項6】
式Iの修飾サブユニット間結合が式III
JPEG
2025072451000184.jpg
53
23
の修飾サブユニット間結合である、請求項5の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項7】
ZがOであり、WがCH

である、請求項1の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項8】
式Iの修飾サブユニット間結合が式IV
JPEG
2025072451000185.jpg
60
25
の修飾サブユニット間結合である、請求項7の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項9】
ZがOであり、WがCHである、請求項1の修飾オリゴヌクレオチド。
【請求項10】
式Iの修飾サブユニット間結合が式V
JPEG
2025072451000186.jpg
60
25
の修飾サブユニット間結合である、請求項9の修飾オリゴヌクレオチド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年3月26日出願の米国仮出願62/824,136、2019年3月29日出願の米国仮出願62/826,454および2019年6月21日出願の米国仮出願62/864,792の利益を主張し、その各々の開示全体を、引用により本明細書に包含させる。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
政府により支援された研究または開発に関する記載
本発明は、アメリカ国立衛生研究所により付与された認可番号NS104022およびOD020012の下、政府支援によりなされた。政府は本発明に一定の権利を有する。
【0003】
発明の分野
本発明は、新規修飾オリゴヌクレオチドおよび新規修飾siRNAに関する。
【背景技術】
【0004】
背景
現在、複合治療用RNAで使用される最も一般的な代謝的に安定な主鎖修飾は、ホスホロチオエート(PS)修飾である。ペプチド核酸(PNA)およびホスホロジアミデートモルホリノオリゴヌクレオチド(PMO)などの他に利用可能な主鎖修飾選択肢は、立体遮断アンチセンスオリゴヌクレオチドとして十分働くが、多くの有望なRNAベースの治療戦略では耐容的ではない。これらの戦略は、siRNA、miRNA、RNaseH依存的アンチセンスオリゴヌクレオチド、アプタマーベースの治療およびCRISPR治療を含む。この耐容性の悪さは、PNAおよびPMOが、「機能的」RNA-タンパク質複合体を形成したときRNA構造を厳密に認識する、アルゴノートタンパク質(siRNA/miRNA)、Cas9(CRISPR)およびRNaseHなどの生物学的機構に抵抗できないことによるものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
最も一般的なRNAベースの治療戦略の一つは、代謝的に安定なPS修飾RNAの使用である。しかしながら、この戦略の1つの重大な欠点は、インビボでのRNAの多種多様なタンパク質への非特異的結合による毒性である。故に、さらなる代謝的に安定な主鎖修飾が、RNA治療の分野で緊急に必要とされている。
【0006】
ここに提供されるのは、ホスホジエステル結合の架橋酸素が種々の有機官能基で置換される、多種多様な主鎖修飾である。ここに提供される主鎖修飾は、RNAの構造に深刻な影響を与えることは考えられず、故に、多種多様なRNA結合生物学的機構との適合性を提供し得る。さらに、これらの修飾は、タンパク質への毒性の非特異的結合を示すことは考えられず、故に、広範な治療RNAに取り込まれ得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
概要
ある態様において、本発明は、修飾オリゴヌクレオチドを提供し、該オリゴヌクレオチドは5’末端、3’末端を有し、標的と相補性であり、ここで、オリゴヌクレオチドはセンス鎖およびアンチセンス鎖および少なくとも1つの式I
JPEG
2025072451000001.jpg
60
28
〔式中、
各Bは、独立して塩基対形成部分であり;
WはO、OCH

、OCH、CH

およびCHからなる群から選択され、所望により、ここで、WはOCH

およびOCHからなる群から選択され;
各Xは、独立して、ハロ(例えば、フルオロまたはクロロ)、ヒドロキシおよびC
1-6
アルコキシからなる群から選択され、所望により、ここで、各Xは、独立して、ハロ(例えば、フルオロまたはクロロ)およびC
1-6
アルコキシ(例えば、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、sec-プロポキシ、n-ブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ、n-ペントキシまたはn-ヘプトキシ)からなる群から選択され;
Yは、O

、OH、OR、NH

、NH

、S

およびSHからなる群から選択され、所望により、ここで、Yは、O

、OHおよびORからなる群から選択され、
Zは、OおよびCH

からなる群から選択され;
Rは保護基であり;そして
---
は任意の二重結合である。〕
の修飾サブユニット間結合を含む。
【0008】
式Iのある実施態様において、WはOCH

である。
【0009】
式Iのある実施態様において、WはOCHであり、
---
は二重結合である。
【0010】
式Iのある実施態様において、ZはOである。
(【0011】以降は省略されています)

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