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公開番号2025034722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141285
出願日2023-08-31
発明の名称作業用装置
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類C12M 1/00 20060101AFI20250306BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】ユーザが、作業中に、非接触的に情報を入力できる作業用装置を提供する。
【解決手段】作業用装置は、ユーザが作業を行う作業領域と、作業領域とユーザとの間に配置される透明な隔壁部と、作業領域において、空中画像を結像する画像結像装置と、を備え、隔壁部は、ユーザと空中画像との間に配置される部分に、反射抑制領域を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが作業を行う作業領域と、
前記作業領域とユーザとの間に配置される透明な隔壁部と、
前記作業領域において、空中画像を結像する画像結像装置と、を備え、
前記隔壁部は、前記ユーザと前記空中画像との間に配置される部分に、反射抑制領域を有する、
作業用装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記ユーザが前記作業を行う際に装着するグローブを、更に備える、
請求項1に記載の作業用装置。
【請求項3】
前記反射抑制領域は、前記隔壁部の表面に反射抑制処理が施された領域である、
請求項1に記載の作業用装置。
【請求項4】
前記反射抑制領域は、前記隔壁部の表面に反射抑制膜が設けられた領域である、
請求項1に記載の作業用装置。
【請求項5】
前記画像結像装置は、
画像の光を出射する表示部と、
前記画像の光における結像対象光を、前記作業領域における空中に前記空中画像として結像する結像部と、
前記光における前記結像対象光以外の光が、前記結像部を通って前記空中に漏洩することを抑制する光調整部と、を有する、
請求項1に記載の作業用装置。
【請求項6】
前記作業領域に配置された内部表示部を、更に備え、
前記空中画像は、前記内部表示部を操作するための入力を受け付ける、
請求項1に記載の作業用装置。
【請求項7】
前記画像結像装置による前記空中画像の結像を妨げる障害物の設置を抑制する抑制手段を、更に備える、
請求項1に記載の作業用装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業用装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されたように、隔離された作業領域で病原体等を取り扱う作業を行う作業用装置(具体的には、アイソレータ又はグローブボックス)が知られている。特許文献1に開示されたアイソレータは、ユーザが作業を行う作業領域、及び、作業領域とユーザとの間に配置される透明な隔壁部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-72744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような作業用装置において、ユーザは、作業中に、隔壁部を介して、作業領域内に配置された表示部の画像を視認することがある。この際、外部から作業領域を視認し易いことが望まれている。
【0005】
本発明の目的は、作業領域を視認し易い作業用装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る作業用装置の一態様は、
ユーザが作業を行う作業領域と、
作業領域とユーザとの間に配置される透明な隔壁部と、
作業領域において、空中画像を結像する画像結像装置と、を備え、
隔壁部は、ユーザと空中画像との間に配置される部分に、反射抑制領域を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、作業領域を視認し易い作業用装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係るアイソレータを模式的に示す斜視図である。
図2は、ユーザがアイソレータを使用している状態を模式的に示す側面図である。
図3は、図1のC-C線で切断したアイソレータを模式的に示す断面図である。
図4は、非接触入力装置の構成を説明するための断面図である。
図5は、非接触入力装置の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
図6は、本発明の作用・効果を説明するための図であって、ユーザから見える景色を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る作業用装置の一例について、図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下で説明する作業用装置の一例であるアイソレータ1は、本発明に係る作業用装置の一例であり、本発明は後述の実施形態により限定されない。
【0010】
[実施形態1]
図1~図6を参照して、本発明の実施形態に係るアイソレータ1について説明する。アイソレータ1は、作業用装置の一例に該当する。
(【0011】以降は省略されています)

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