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公開番号2025035427
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142458
出願日2023-09-01
発明の名称細胞用基材
出願人住友化学株式会社
代理人弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類C12M 3/00 20060101AFI20250306BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】匂い物質等の化学物質の検出性に優れた細胞用基材を提供すること。
【解決手段】ポリペプチドコーティング表面を含む区画を含む、センサタンパク質の活性の測定に用いられる細胞用基材。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ポリペプチドコーティング表面を含む区画を含む、センサタンパク質の活性の測定に用いられる細胞用基材。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記ポリペプチドが細胞外マトリックスタンパク質又はその部分ペプチドである、請求項1に記載の細胞用基材。
【請求項3】
前記ポリペプチドがコラーゲンである、請求項1に記載の細胞用基材。
【請求項4】
前記ポリペプチドのコーティング量が0.5μg/cm
2
以上である、請求項1に記載の細胞用基材。
【請求項5】
前記区画の面積が1~50mm
2
である、請求項1に記載の細胞用基材。
【請求項6】
前記細胞がセンサタンパク質のコード配列を含むポリヌクレオチドを含む、請求項1~5のいずれかに記載の細胞用基材。
【請求項7】
前記センサタンパク質が嗅覚受容体タンパク質である、請求項6に記載の細胞用基材。
【請求項8】
前記表面上に細胞が配置された状態での溶液置換又は追加後に前記センサタンパク質の活性の測定に用いられる、請求項1~5のいずれかに記載の細胞用基材。
【請求項9】
前記細胞が昆虫細胞である、請求項1~5のいずれかに記載の細胞用基材。
【請求項10】
ポリペプチドコーティング表面上に配置された細胞のセンサタンパク質の活性を測定することを含む、前記センサタンパク質の活性の測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、細胞用基材等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ヒトの特定の疾患や精神状態等を特徴付ける匂い物質群が同定されており、検査マーカーとしての利用価値が高いことから、これらをターゲットとした様々な匂いセンサの開発が盛んになっている。生物の嗅覚受容体は、多様性、感度、選択性等の面で半導体等の従来の匂いセンサ素子にはない優れた特性を有することから、嗅覚受容体をセンサ素子とした新しい匂いセンサの開発が期待されている。
【0003】
特許文献1では、改変嗅覚受容体を発現する細胞や改変嗅覚受容体を備える脂質二重膜を匂いセンサとして用いることについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/024902号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
嗅覚受容体等のセンサタンパク質を備える脂質二重膜を人工的に調製する工程を有する匂いセンサは、製造効率が必ずしも十分ではないため、匂いセンサのさらなる製造効率向上が求められている。そこで、センサタンパク質を発現する細胞を利用することに着目した。本発明者は、これに基づいて研究を進める中で、細胞用基材の種類によって、匂い物質などの化学物質の検出性に差があることを見出した。
【0006】
そこで、本開示は、匂い物質等の化学物質の検出性に優れた細胞用基材を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は上記課題に鑑みて鋭意研究を進めた結果、ポリペプチドコーティング表面を含む区画を含む、センサタンパク質の活性の測定に用いられる細胞用基材、であれば、上記課題を解決できることを見出した。即ち、本開示は、下記の態様を包含する。即ち、本発明は、下記の態様を包含する。
【0008】
項1. ポリペプチドコーティング表面を含む区画を含む、センサタンパク質の活性の測定に用いられる細胞用基材。
【0009】
項2. 前記ポリペプチドが細胞外マトリックスタンパク質又はその部分ペプチドである、項1に記載の細胞用基材。
【0010】
項3. 前記ポリペプチドがコラーゲンである、項1に記載の細胞用基材。
(【0011】以降は省略されています)

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