TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025096174
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024203326
出願日
2024-11-21
発明の名称
非水電解液二次電池用積層セパレータ
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/489 20210101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】レート特性に優れた電池を得ることができ、耐熱性に優れた非水電解液二次電池用積層セパレータを提供する。
【解決手段】本開示に係る非水電解液二次電池用積層セパレータは、ポリオレフィン系基材と、前記ポリオレフィン系基材の片面または両面に備えられた耐熱層とを有し、前記積層セパレータは、少なくとも一方の面に粒子層を有し、前記粒子層を有する表面における60°の鏡面光沢度の標準偏差が0.80以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリオレフィン系基材と、前記ポリオレフィン系基材の片面または両面に備えられた耐熱層とを有する非水電解液二次電池用積層セパレータであって、
前記積層セパレータは、少なくとも一方の面に粒子層を有し、
前記積層セパレータは、前記粒子層を有する表面における60°の鏡面光沢度の標準偏差が0.80以下である、積層セパレータ。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記積層セパレータの片面における粒子層の目付が0.01g/m
2
以上0.2g/m
2
未満である、請求項1に記載の積層セパレータ。
【請求項3】
前記耐熱層が芳香族樹脂を含む、請求項1に記載の積層セパレータ。
【請求項4】
前記芳香族樹脂がアラミド樹脂である、請求項3に記載の積層セパレータ。
【請求項5】
正極と、請求項1~4のいずれか1項に記載の積層セパレータと、負極と、がこの順で積層されている、非水電解液二次電池用部材。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載の積層セパレータを備える、非水電解液二次電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、非水電解液二次電池用積層セパレータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
非水電解液二次電池、特にリチウムイオン二次電池は、エネルギー密度が高いため、パーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末、車載用などに用いる電池として広く使用されている。
【0003】
リチウムイオン電池は、一般的に正極と負極との間にセパレータを備えている。例えば、特許文献1には、樹脂多孔質層と、前記樹脂多孔質層の少なくとも一方の主面に形成された無機粒子層とを含む電池用セパレータであって、前記無機粒子層の前記樹脂多孔質層側とは反対側の表面に接着層が形成され、前記接着層の表面の85度での鏡面光沢度が、32以上である電池用セパレータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-180134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来技術は、レート特性および耐熱性の観点から改善の余地があった。本発明の一態様は、レート特性に優れた電池を得ることができ、耐熱性に優れた非水電解液二次電池用積層セパレータを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る非水電解液二次電池用積層セパレータは、ポリオレフィン系基材と、前記ポリオレフィン系基材の片面または両面に備えられた耐熱層とを有する非水電解液二次電池用積層セパレータであって、前記積層セパレータは、少なくとも一方の面に粒子層を有し、前記積層セパレータは、前記粒子層を有する表面における60°の鏡面光沢度の標準偏差が0.80以下である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、レート特性に優れた電池を得ることができ、耐熱性に優れた非水電解液二次電池用積層セパレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータの概略構造を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータの概略構造を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータの概略構造を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータの概略構造を示す模式図である。
本発明の一実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータの概略構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に関して以下に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、本明細書において特記しない限り、数値範囲を表す「A~B」は、「A以上、B以下」を意味する。
【0010】
〔1.非水電解液二次電池用積層セパレータ〕
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係る非水電解液二次電池用積層セパレータは、ポリオレフィン系基材と、前記ポリオレフィン系基材の片面または両面に備えられた耐熱層とを有する非水電解液二次電池用積層セパレータであって、前記積層セパレータは、少なくとも一方の面に粒子層を有し、前記積層セパレータは、前記粒子層を有する表面における60°の鏡面光沢度の標準偏差が0.80以下である。以下では、非水電解液二次電池用積層セパレータを単に「積層セパレータ」とも称する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友化学株式会社
非水電解液二次電池用積層セパレータ
今日
住友化学株式会社
非水電解液二次電池用積層セパレータ
今日
住友化学株式会社
位相差積層体の検査方法、位相差積層体を含む円偏光板の検査方法及び円偏光板の製造方法
今日
住友化学株式会社
偏光板並びにその偏光板を用いた画像表示装置
今日
APB株式会社
二次電池
14日前
日東精工株式会社
端子部品
8日前
レナタ・アーゲー
電池
3日前
株式会社電知
組電池の製造方法
21日前
株式会社クオルテック
空気電池
今日
株式会社コロナ
タッチ式操作装置
24日前
ローム株式会社
半導体装置
15日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
21日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
2日前
三洲電線株式会社
撚線
7日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
7日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
9日前
株式会社高田製作所
電源切替器
15日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
27日前
株式会社村田製作所
電池
15日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
2日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
16日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
10日前
株式会社ダイヘン
ヒューズ
24日前
ローム株式会社
半導体装置
29日前
株式会社不二越
ソレノイド
20日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
27日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
16日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
9日前
三菱電機株式会社
半導体装置
3日前
株式会社ニフコ
構造体
14日前
トヨタ自動車株式会社
電極及び電池
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
21日前
三菱電機株式会社
半導体装置
1日前
株式会社フジクラ
ファイバレーザ装置
3日前
続きを見る
他の特許を見る