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公開番号
2025090414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205619
出願日
2023-12-05
発明の名称
芳香族ポリスルホン
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
65/48 20060101AFI20250610BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】極性基を導入した新規な芳香族ポリスルホンを提供する。
【解決手段】下記一般式(S-1)で表される構造を含む繰り返し単位と、下記一般式(Se-1)で表される末端構造と、を有する芳香族ポリスルホン。
-ph
1
-SO
2
-ph
2
-O- …(S-1)
[式(S-1)において、ph
1
及びph
2
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいフェニレン基である。]
(Ra)
x
-Ar-O- …(Se-1)
[式(Se-1)において、Arは、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基である。Raは、スルホン酸基又はスルホン酸基の塩である。xは2以上の整数であり、複数のRaは互いに同じであっても異なっていてもよい]
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(S-1)で表される構造を含む繰り返し単位と、下記一般式(Se-1)で表される末端構造と、を有する芳香族ポリスルホン。
-ph
1
-SO
2
-ph
2
-O- …(S-1)
[式(S-1)において、ph
1
及びph
2
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいフェニレン基である。]
(Ra)
x
-Ar-O- …(Se-1)
[式(Se-1)において、Arは、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基である。
Raは、スルホン酸基又はスルホン酸基の塩である。
xは2以上の整数であり、複数のRaは互いに同じであっても異なっていてもよい]
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記xは2である請求項1に記載の芳香族ポリスルホン。
【請求項3】
前記式(Se-1)が、下記式(A-1)である請求項1又は2に記載の芳香族ポリスルホン。
TIFF
2025090414000010.tif
47
170
[式中、Mは、水素原子又は1価のカチオンである]
【請求項4】
前記式(Se-1)に含まれる前記芳香族炭化水素基の数が、前記繰り返し単位100ユニットあたり0.03~40である、請求項1又は2に記載の芳香族ポリスルホン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、芳香族ポリスルホンに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
芳香族ポリスルホンは、優れた耐熱性、機械的特性、電気的特性、及び耐熱水性等の特性を有する。そのため、芳香族ポリスルホンは、電気電子分野、機械分野、自動車分野、航空機分野、医療食品工業分野等の数々の用途に使用されている。
【0003】
また、用途によっては、親水化された芳香族ポリスルホンが求められる。このような親水化された芳香族ポリスルホンとして、具体的には、極性基を有する芳香族ポリスルホン等が例示される。
【0004】
特許文献1には、親水化された芳香族ポリスルホンであるスルホン化ポリエーテルスルホンを用いた、内圧式の中空糸型NF膜が提案されている。この特許文献1には、スルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを含む混合物からなる内圧式の中空糸型NF膜が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-215640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
芳香族ポリスルホンを分離膜の形成材料として用いる場合、芳香族ポリスルホンから形成される分離膜には、高い透水性が求められる。透水性が高いとは、所定圧力を加えた状態で単位時間あたりに膜を透過する水量が多いことを意味する。透水性が高い分離膜とするためには、芳香族ポリスルホンの親水性を高める必要があり、改善が求められていた。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、極性基を導入した新規な芳香族ポリスルホンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、以下の態様を包含する。
【0009】
[1]下記一般式(S-1)で表される構造を含む繰り返し単位と、下記一般式(Se-1)で表される末端構造と、を有する芳香族ポリスルホン。
-ph
1
-SO
2
-ph
2
-O-…(S-1)
[式(S-1)において、ph
1
及びph
2
は、それぞれ独立に、置換基を有してもよいフェニレン基である。]
(Ra)
x
-Ar-O-…(Se-1)
[式(Se-1)において、Arは、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基である。
Raは、スルホン酸基又はスルホン酸基の塩である。
xは2以上の整数であり、複数のRaは互いに同じであっても異なっていてもよい]
【0010】
[2]前記xは2である[1]に記載の芳香族ポリスルホン。
(【0011】以降は省略されています)
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