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公開番号
2025071294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025027816,2020157729
出願日
2025-02-25,2020-09-18
発明の名称
撮影制御装置、撮影制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
G03B
17/56 20210101AFI20250424BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画角内の対象被写体と画角外の対象被写体とを含む画角を取得可能とする。
【解決手段】パン・チルト駆動可能な駆動手段を有する撮影装置の画角を制御する撮影制御装置は、複数のプリセット画角を設定する設定手段と、そのプリセット画角に駆動手段を制御する制御手段と、撮影した画像内で複数の対象被写体のうち少なくとも1つを検出した場合、検出した対象被写体の画角内座標をパン・チルト座標値に変換する座標変換手段と、そのパン・チルト座標値を保存する保存手段と、検出した対象被写体とは異なる他の対象被写体のパン・チルト座標値が保存されている場合、検出した対象被写体と他の対象被写体とを収める画角を、対象被写体と他の対象被写体のパン・チルト座標値とに基づいて取得する画角取得手段とを有し、撮影した画像で対象被写体が検出されない場合、複数のプリセット画角のうち撮影していないプリセット画角に駆動手段を制御する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パン・チルト駆動可能な駆動手段を有する撮影装置の画角を制御する撮影制御装置であって、
複数のプリセット画角を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された前記プリセット画角に前記駆動手段を制御する制御手段と、
前記撮影装置が撮影した画像において、複数の対象被写体のうち少なくとも1つを検出した場合、検出した対象被写体の画角内座標をパン・チルト座標値に変換する座標変換手段と、
前記座標変換手段により変換された前記対象被写体のパン・チルト座標値を保存する保存手段と、
前記保存手段に、前記検出した対象被写体とは異なる他の対象被写体のパン・チルト座標値が保存されている場合、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体とを収める画角を、前記対象被写体と前記他の対象被写体のパン・チルト座標値とに基づいて取得する画角取得手段と、
を有し、
前記撮影した画像において対象被写体が検出されない場合、前記複数のプリセット画角のうち撮影していないプリセット画角に前記駆動手段を制御することを特徴とする撮影制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御手段はさらに、前記画角取得手段において取得した、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体とを収める画角に基づいて前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項3】
前記画角取得手段は、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体を収める画角の中心となるパン座標値およびチルト座標値と、ズーム倍率とを算出して、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体とを収める画角を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項4】
前記座標変換手段は、前記撮影装置が撮影した画像において、前記複数の対象被写体のうち、物体を検出した場合に前記物体の注目領域をパン・チルト座標値に変換し、
前記画角取得手段は、前記注目領域が画角端になるように、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体とを収める画角を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項5】
前記画角取得手段は、前記検出した対象被写体から画角端までが、当該検出した対象被写体の幅分の余裕を有する前記画角を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項6】
前記画角取得手段は、一定期間内における前記検出した対象被写体の移動履歴を基に、前記検出した対象被写体および前記他の対象被写体を収める前記画角を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項7】
前記検出した対象被写体の移動履歴は、一定期間内で一定時間ごとに得られた前記検出した対象被写体のパン・チルト座標値からなり、
前記画角取得手段は、前記検出した対象被写体の移動履歴と、前記他の対象被写体のパン・チルト座標値とに基づいて、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体を収める前記画角を取得することを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
【請求項8】
前記一定期間が経過したかどうかによって画角の調整を行うかを判断する判断手段を有し、
前記画角取得手段は、前記判断手段にて前記一定期間が経過したと判断された場合に、前記一定期間内の前記検出した対象被写体の移動履歴を用いて前記画角を取得する処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮影制御装置。
【請求項9】
前記画角取得手段は、アスペクト比をも用いて、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体を収める前記画角を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
【請求項10】
前記画角取得手段は、前記アスペクト比を基に、前記検出した対象被写体および前記他の対象被写体が現在の画角からはみ出るかどうかを判定することを特徴とする請求項9に記載の撮影制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を撮影する装置の制御技術に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、講師が授業をするシーンを自動撮影するような撮影装置のニーズが高まっている。講義シーンを自動撮影して表示する場合、通常時には対象被写体である講師のアップ画像を表示し、講師が黒板等を指し示した時には講師とその指し示された指示領域の両対象被写体を含む画像を表示するような制御が行われる。特許文献1には、予め決められた広角の基準画角で教壇等を撮影し、その基準画角の画角内の座標から講師の重心座標と指示領域の重心座標とを求め、それら重心座標を基に講師と指示領域の両対象被写体を含む画角を計算する技術が開示されている。また特許文献1には、それら両対象被写体を含む画角の画像を、基準画角の撮影画像からデジタルPTZ処理により切り出す技術が開示されている。さらに特許文献1には、基準画角用のカメラと追尾用のカメラを用意し、両対象被写体を含む画角に応じて、追尾用カメラの画角をPTZ制御する技術が開示されている。なお、PTZとは、パン(P)・チルト(T)・ズーム(Z)を略した用語である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-158680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、予め決められた基準画角内の画像しか取得することができない。例えば、講師等によって基準画角よりも外側のホワイトボードが指し示された場合、当該ホワイトボードに対応した基準画角内の座標がないため、講師とホワイトボードとを含む画角を計算することができない。すなわち特許文献1の技術では、予め決められた画角内の対象被写体と、そのとき画角外になっている別の対象被写体とを含む画角を計算することができないため、それら両対象被写体を含む画像を取得できない。
【0005】
そこで本発明は、画角内の対象被写体とそのとき画角外になっていた対象被写体とを含む画角を取得可能として、それら対象被写体を含む画像を得られるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、パン・チルト駆動可能な駆動手段を有する撮影装置の画角を制御する撮影制御装置であって、複数のプリセット画角を設定する設定手段と、前記設定手段で設定された前記プリセット画角に前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影装置が撮影した画像において、複数の対象被写体のうち少なくとも1つを検出した場合、検出した対象被写体の画角内座標をパン・チルト座標値に変換する座標変換手段と、前記座標変換手段により変換された前記対象被写体のパン・チルト座標値を保存する保存手段と、前記保存手段に、前記検出した対象被写体とは異なる他の対象被写体のパン・チルト座標値が保存されている場合、前記検出した対象被写体と前記他の対象被写体とを収める画角を、前記対象被写体と前記他の対象被写体のパン・チルト座標値とに基づいて取得する画角取得手段と、を有し、前記撮影した画像において対象被写体が検出されない場合、前記複数のプリセット画角のうち撮影していないプリセット画角に前記駆動手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画角内の対象被写体とそのとき画角外になっていた対象被写体とを含む画角を取得可能として、それら対象被写体を含む画像を得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る自動撮影システムのブロック構成図である。
画角に収める対象被写体を示した図である。
画角内座標をPT座標値に変換する処理の説明図である。
現在の画角を説明する図である。
第1実施形態に係る画角制御の説明図である。
第1実施形態に係る画角調整処理のフローチャートである。
第2実施形態に係る自動撮影システムのブロック構成図である。
物体内の板書領域を抽出する処理の説明図である。
第2実施形態に係る画角制御の説明図である。
第2実施形態に係る画角調整処理のフローチャートである。
第3実施形態に係る自動撮影システムのブロック構成図である。
第3実施形態に係る画角制御の説明図である。
第3実施形態に係る画角調整処理のフローチャートである。
第4実施形態に係る自動撮影システムのブロック構成図である。
一定期間内の人体の移動履歴を表した図である。
物体のPT座標値と人体のPT座標値を表した図である。
第4実施形態に係る画角制御の説明図である。
一定期間内の人体の移動履歴の他の例を表した図である。
人体の移動履歴に基づく画角制御の説明図である。
第4実施形態に係る画角調整処理のフローチャートである。
第5実施形態に係る自動撮影システムのブロック構成図である。
人体と物体のP座標を基に画角を算出する例の説明図である。
人体と物体のT座標を基に画角を算出する例の説明図である。
第5実施形態に係る画角調整処理のフローチャートである。
画角調整装置のハードウェア構成例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において示す構成は一例であり、本発明は図示された構成に限定されるものではない。また以下の実施形態において、同一の構成や処理については同じ符号を付して説明する。
【0010】
<第1実施形態>
第1実施形態に係る撮影制御装置の構成例について、図1を参照して説明する。図1は本実施形態に係る撮影制御装置である画角調整装置102を含んだ自動撮影システム100の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の自動撮影システム100は、画像取得装置101と、画角調整装置102と、モニタ装置114とを有して構成されている。なお、画角調整装置102とモニタ装置114は、ビデオインターフェースを介して接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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