TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025066035
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2024081643
出願日2024-05-20
発明の名称液体吐出ヘッド
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20250415BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 リフィル性能をより一層向上させつつ、圧力室内に気泡が流入することを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することができる。
【解決手段】 液体を吐出する吐出口と、前記吐出口から液体を吐出するための圧力を発生する圧力発生素子と、前記圧力発生素子による圧力が作用する圧力室と、前記圧力室に液体を供給するための供給口が形成された基板と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記基板の面のうち前記圧力室側の面の端部には、湾曲部と角部が形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する吐出口と、
前記吐出口から液体を吐出するための圧力を発生する圧力発生素子と、
前記圧力発生素子による圧力が作用する圧力室と、
前記圧力室に液体を供給するための供給口が形成された基板と、
を有する液体吐出ヘッドにおいて、
前記基板の面のうち前記圧力室側の面の端部には、湾曲部と角部が形成されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記基板上を流動する液体の流動方向において、前記湾曲部と前記角部は、前記圧力室の上流側に形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記基板には、前記吐出口から吐出されなかった液体を回収するための回収口が形成されており、
前記基板上を流動する液体の流動方向において、前記湾曲部と前記角部は、前記圧力室の下流側に形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記基板には、前記吐出口から吐出されなかった液体を回収するための回収口が形成されており、
前記基板上を流動する液体の流動方向において、前記湾曲部と前記角部は、前記圧力室の上流側および下流側の両方に形成されている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って前記湾曲部および前記角部がそれぞれ複数形成されており、
前記湾曲部の前記基板に垂直な方向における最深部の位置は、前記複数の湾曲部のうち第1の湾曲部と第2の湾曲部とで異なっている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って前記湾曲部および前記角部がそれぞれ複数形成されており、
前記角部の前記基板に垂直な方向における位置は、前記複数の角部のうち第1の角部と第2の角部とで異なっている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って複数の前記湾曲部が形成されることで湾曲部列が形成されており、
前記湾曲部列内において、前記湾曲部の前記基板に垂直な方向における最深部の位置は、湾曲部列の端部に位置する湾曲部と端部以外に位置する湾曲部とで異なっている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って複数の前記湾曲部が形成されることで湾曲部列が形成されており、
前記湾曲部列内において、前記湾曲部の前記基板に垂直な方向における最深部の位置は、湾曲部列の端部に位置する湾曲部が最も深い請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って複数の前記角部が形成されることで角部列が形成されており、
前記角部列内において、前記角部の前記基板に垂直な方向における位置は、角部列の端部に位置する角部と端部以外に位置する角部とで異なっている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記基板には、複数の前記圧力室に沿って複数の前記角部が形成されることで角部列が形成されており、
前記角部列内において、前記角部の前記基板に垂直な方向における位置は、角部列の端部に位置する角部が最も深い請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンター等の液体吐出装置に用いられる液体吐出ヘッドは、通常、圧力室内に設けたエネルギー発生素子から吐出のためのエネルギーを発生させ、吐出口から液体を吐出する。液体吐出装置のさらなる高速記録を達成するためには、吐出口からの液体の吐出後に、迅速に液体を補充(リフィル)することが求められる。液体のリフィルが十分でない場合、吐出の安定性が妨げられる等の弊害が生じる懸念がある。
【0003】
特許文献1においては、基板上に形成された絶縁層の一部をエッチングして除去することで、液体流路の断面積を拡張し、液体のリフィルの向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7171426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、基板上に形成された絶縁層のみを除去しているため、液体流路の断面積を拡張することに限界がある。そのため、リフィル性能をより一層向上させることが困難となる場合がある。また、特許文献1による方法でリフィル性能が向上したことにより、気泡が圧力室内に流入してしまうことが増える問題についても依然残ったままである。
【0006】
本発明は、上記課題を鑑み、リフィル性能をより一層向上させつつ、圧力室内に気泡が流入することを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、液体を吐出する吐出口と、前記吐出口に液体を供給するための供給口が形成された基板と、前記基板上に形成された絶縁層であって、前記吐出口から液体を吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子を有する絶縁層と、を有する液体吐出ヘッドにおいて、前記基板のうち前記供給口側の端部は、湾曲部と角部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リフィル性能をより一層向上させつつ、圧力室内に気泡が流入することを抑制できる液体吐出ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
従来例の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第1の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
湾曲部を示す図。
第2の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第3の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第4の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第4の実施形態の変形例における液体吐出ヘッドを示す概略図。
従来例における気泡の様子を示す概略図。
本実施形態における気泡の様子を示す概略図。
第5の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第6の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第7の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
第8の実施形態ないし第11の実施形態の液体吐出ヘッドを示す概略図。
本発明の効果を説明する概略図。
本発明の効果を説明する概略図。
製造方法を示す概略図。
製造方法を示す概略図。
製造方法を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
その他の実施形態を示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の好ましい実施形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
トナー
1日前
キヤノン株式会社
培養装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
情報機器
14日前
キヤノン株式会社
光学機器
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
光学装置
7日前
キヤノン株式会社
培養装置
6日前
キヤノン株式会社
培養装置
6日前
キヤノン株式会社
現像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
定着装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
7日前
キヤノン株式会社
現像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
プログラム
1日前
キヤノン株式会社
プログラム
1日前
キヤノン株式会社
プログラム
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
6日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
6日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
培養システム
6日前
キヤノン株式会社
無線通信装置
8日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
続きを見る