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公開番号
2025070080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180142
出願日
2023-10-19
発明の名称
雨水排水シミュレーション装置、雨水排水シミュレーション方法、及び、雨水排水シミュレーションプログラム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/04 20230101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約
【課題】実際の敷地内の状況がより正確に反映された雨水排水シミュレーションを行うことを可能とした雨水排水シミュレーション装置、雨水排水シミュレーション方法、及び、雨水排水シミュレーションプログラムを提供する。
【解決手段】雨水排水シミュレーション装置は、建物と外構領域とを含むシミュレーション領域の雨水排水能力をシミュレーションする。雨水排水シミュレーション装置は、シミュレーション領域に降る降雨量を設定し、建物に降る第1雨水量を算出し、樹木を介してシミュレーション領域に流入する第2雨水量を算出し、外構領域の路面に降る第3雨水量を算出し、第1雨水量と第2雨水量と第3雨水量とを用いて、シミュレーション領域に配置された雨水排水設備への雨水の流入量を算出し、雨水排水設備における雨水量の経時変化を算出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
建物と外構領域とを含むシミュレーション領域の雨水排水能力をシミュレーションする制御部を備える雨水排水シミュレーション装置であって、
前記制御部が、
前記シミュレーション領域に降る降雨量を設定し、
建物情報を用いて、前記建物に降る第1雨水量を算出し、
植栽情報を用いて、樹木を介して前記シミュレーション領域に流入する第2雨水量を算出し、
路面情報を用いて、前記外構領域の路面に降る第3雨水量を算出し、
前記第1雨水量と前記第2雨水量と前記第3雨水量とを用いて、前記シミュレーション領域に配置された雨水排水設備への雨水の流入量を算出し、
前記雨水排水設備における雨水量の経時変化を算出する
雨水排水シミュレーション装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第2雨水量は、前記植栽情報として、前記樹木の成長予測情報を用いて算出される
請求項1に記載の雨水排水シミュレーション装置。
【請求項3】
制御部を備える雨水排水シミュレーション装置を用いて、建物と外構領域とを含むシミュレーション領域の雨水排水能力をシミュレーションする雨水排水シミュレーション方法であって、
前記制御部が、
前記シミュレーション領域に降る降雨量を設定し、
建物情報を用いて、前記建物に降る第1雨水量を算出し、
植栽情報を用いて、樹木を介して前記シミュレーション領域に流入する第2雨水量を算出し、
路面情報を用いて、前記外構領域の路面に降る第3雨水量を算出し、
前記第1雨水量と前記第2雨水量と前記第3雨水量とを用いて、前記シミュレーション領域に配置された雨水排水設備への雨水の流入量を算出し、
前記雨水排水設備における雨水量の経時変化を算出する
雨水排水シミュレーション方法。
【請求項4】
制御部を備える雨水排水シミュレーション装置を用いて、建物と外構領域とを含むシミュレーション領域の雨水排水能力をシミュレーションする雨水排水シミュレーションプログラムであって、
前記制御部を、
前記シミュレーション領域に降る降雨量を設定し、
建物情報を用いて、前記建物に降る第1雨水量を算出し、
植栽情報を用いて、樹木を介して前記シミュレーション領域に流入する第2雨水量を算出し、
路面情報を用いて、前記外構領域の路面に降る第3雨水量を算出し、
前記第1雨水量と前記第2雨水量と前記第3雨水量とを用いて、前記シミュレーション領域に配置された雨水排水設備への雨水の流入量を算出し、
前記雨水排水設備における雨水量の経時変化を算出する手段として機能させる
雨水排水シミュレーションプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨水排水シミュレーション装置、雨水排水シミュレーション方法、及び、雨水排水シミュレーションプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
大雨や台風による水害対策を目的として、建物の敷地内における雨水排水能力をシミュレーションする技術が知られている。例えば、特許文献1には、シミュレーション対象領域における排水溝の位置と断面積を示す排水溝情報と、排水溝の勾配と、設定水量とに基づいて、シミュレーション対象領域における水位の時間変化を算出する浸水シミュレーション装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-96271号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
雨水排水シミュレーションの分野において、実際の敷地内の状況がより正確に反映されるようにシミュレーションの条件を設定するという点では、未だ改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する雨水排水シミュレーション装置は、建物と外構領域とを含むシミュレーション領域の雨水排水能力をシミュレーションする制御部を備える雨水排水シミュレーション装置であって、前記制御部が、前記シミュレーション領域に降る降雨量を設定し、建物情報を用いて、前記建物に降る第1雨水量を算出し、植栽情報を用いて、樹木を介して前記シミュレーション領域に流入する第2雨水量を算出し、路面情報を用いて、前記外構領域の路面に降る第3雨水量を算出し、前記第1雨水量と前記第2雨水量と前記第3雨水量とを用いて、前記シミュレーション領域に配置された雨水排水設備への雨水の流入量を算出し、前記雨水排水設備における雨水量の経時変化を算出する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、実際の敷地内の状況がより正確に反映された雨水排水シミュレーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態の雨水排水シミュレーション装置の構成の説明図である。
図2は、実施形態のハードウェア構成の説明図である。
図3は、実施形態の処理手順の説明図である。
図4は、実施形態のシミュレーション領域の模式図である。
図5は、実施形態のシミュレーション領域がメッシュで分割された状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図5を参照して、雨水排水シミュレーション装置、雨水排水シミュレーション方法、及び、雨水排水シミュレーションプログラムの一実施形態を説明する。本実施形態では、建物及びその周囲の外構の状態を反映したシミュレーション領域における雨水排水シミュレーションを行うことで、敷地内の雨水排水能力の評価を支援する。
【0009】
[全体構成]
図1に示すように、雨水排水シミュレーション装置1は、ユーザ端末10と、サーバ20とを備える。ユーザ端末10は、ユーザが用いるコンピュータ端末である。サーバ20は、雨水排水シミュレーションを行うコンピュータシステムである。ユーザ端末10及びサーバ20は、ネットワーク回線を介して相互に接続されている。
【0010】
ユーザ端末10は、例えば、ユーザから雨水排水シミュレーションにおける各種情報の入力を受け付けるとともに、入力された情報をサーバ20に送信する。また、ユーザ端末10は、例えば、雨水排水シミュレーションのシミュレーション結果を表示する。
(【0011】以降は省略されています)
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