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公開番号
2025069747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179661
出願日
2023-10-18
発明の名称
横取り装置用検知器
出願人
東日本旅客鉄道株式会社
,
株式会社三工社
代理人
弁理士法人はなぶさ特許商標事務所
主分類
B61L
5/10 20060101AFI20250423BHJP(鉄道)
要約
【課題】設置が容易な横取り装置用検知器を提供する。
【解決手段】L形に形成された取付ブロック23(取付部材)、取付ブロック23の固定部25に形成された2つの取付孔28,29(第1取付孔)、第1リンク部材61に形成された5つの取付孔64-64(第2取付孔)、及び取付孔28,29と選択された取付孔64,64とに挿入される2つのボルト27,27を含む調整機構部を備える。これにより、スペーサを使用することなくアーム高さを6段階に調節することが可能であり、設置作業を容易にすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本線と引込み線との間に設置される横取り装置に使用される検知器であって、
取付台と、
前記取付台上に設けられる筐体と、
鎖錠された横取り部材によって下方へ押し込まれる検知部材と、
前記検知部材が取り付けられる取付部材と、
前記筐体によって前後方向へ摺動可能に支持され、前端部が前記筐体の前面から突出する検知軸と、
前記検知部材の運動を前記検知軸の前後方向への直線運動に変換するリンク機構部と、を備え、
前記リンク機構部は、
前端部に前記取付部材が取り付けられ、後端部が前記筐体の前面に設けられた第1ヒンジ部に連結される第1リンク部材と、
前端部が第2ヒンジ部を介して前記第1リンク部材に連結され、後端部が第3ヒンジ部を介して前記検知軸の前端部に連結される第2リンク部材と、を有し、
前記取付部材の前記第1リンク部材に対する取付高さを調整するための調整機構部を有する、ことを特徴とする横取り装置用検知器。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の横取り装置用検知器であって、
前記調整機構部は、
前記取付部材に形成され、前記取付部材を前記第1リンク部材に固定するためのボルトが挿通される第1取付孔と、
前記第1リンク部材に形成され、前記第1取付孔に挿通されるボルトが挿通される第2取付孔と、を有し、
前記第1リンク部材には、前記第1取付孔の数よりも多い数の第2取付孔が、上下方向に間隔をあけて配置される、ことを特徴とする横取り装置用検知器。
【請求項3】
請求項1に記載の横取り装置用検知器であって、
前記調整機構部は、
前記取付部材に形成され、前記取付部材を前記第1リンク部材に固定するためのボルトが挿通される第1取付孔と、
前記第1リンク部材に形成され、前記第1取付孔に挿通されるボルトが挿通される第2取付孔と、を有し、
前記第2取付孔は、上下方向へ延びる長円形に形成される、ことを特徴とする横取り装置用検知器。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の横取り装置用検知器であって、
前記取付部材は、上下方向へ延び、前記第1取付孔が形成される固定部と、前記固定部の上端部又は下端部から前方へ延び、前端部に前記検知部材が固定されるアーム部と、を有する、ことを特徴とする横取り装置用検知器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、本線と引込み線との間に設置する横取り装置に使用される検知器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、本線レールと引込み線レールとの間を開通させる横取り装置に使用される検知器(特許文献1の「図4」参照)が開示されている。特許文献1に記載の横取り装置用検知器(以下「従来の検知器」と称する)は、一定角度をなす第1の腕5aと第2の腕5bとを有する検知レバー5が、回転軸5cを中心としてブラケット5dに転回可能に支承されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-116272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の検知器では、可動レール鎖錠高さ(まくらぎから収納状態の可動レールの下端位置までの高さ)が既定高さ(例えば「113mm」)を超えている場合、検知器とまくらぎとの間に1枚又は複数枚のスペーサ(プレート)を挿入する必要があり、部品点数が増える原因になっていた。
【0005】
また、従来の検知器では、設置時に調整部が2箇所あり、工具を用いた調整作業が煩雑であった。なお、第1の調整は、取付面(スペーサが不要の場合「まくらぎ上面」)から第1の腕5aに取り付けられた調整ボルトの上端位置までの高さの調整であり、第2の調整は、検知軸の突出長さの調整である。
【0006】
従来の検知器では、前述した検知軸の突出長さの調整は、検知部の後端部(検知軸が突出されている側に対して反対側の端部)に装着されたのぞき栓を取り外して行われるため、ケーブルを検知部の側部(右側部又は左側部)から引き出す必要がある。このため、ケーブルの引き出し方向を変更する際に、検知部を取付台から取り外して再度組み付ける必要があり、設置作業が煩雑化する原因になっていた。
【0007】
さらに、従来の検知器では、検知部が取付台に片持ち支持されていたので、列車の振動によって、検知部と取付台との間に介装された歯付き座金が破損したり、検知部の筐体内部に収容されたリミットスイッチの取付ブラケットが破損する虞があった。また、従来の検知器では、検知部に雨水が浸入して摺動部の固着や電気接点の接触不良等の不具合が発生する虞があった。
【0008】
本発明は、設置が容易な横取り装置用検知器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の横取り装置用検知器は、本線と引込み線との間に設置される横取り装置に使用される検知器であって、取付台と、前記取付台上に設けられる筐体と、鎖錠された横取り部材によって下方へ押し込まれる検知部材と、前記検知部材が取り付けられる取付部材と、前記筐体によって前後方向へ摺動可能に支持され、前端部が前記筐体の前面から突出する検知軸と、前記検知部材の運動を前記検知軸の前後方向への直線運動に変換するリンク機構部と、を備え、前記リンク機構部は、前端部に前記取付部材が取り付けられ、後端部が前記筐体の前面に設けられた第1ヒンジ部に連結される第1リンク部材と、前端部が第2ヒンジ部を介して前記第1リンク部材に連結され、後端部が第3ヒンジ部を介して前記検知軸の前端部に連結される第2リンク部材と、を有し、前記取付部材の前記第1リンク部材に対する取付高さを調整するための調整機構部を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、設置が容易な横取り装置用検知器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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