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公開番号
2025069503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179251
出願日
2023-10-18
発明の名称
荷役架台
出願人
大和電機工業株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
67/04 20060101AFI20250423BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】荷台から貨物を積み降ろす際に、作業者の足場として機能する荷役架台を提供することを目的とする。
【解決手段】荷役架台10は、荷台に対し接近離反可能な可動台110と、荷台に沿って配されるレール120と、レール120に沿っての可動台110の移動を許容する移動ユニット130とを備えている。可動台110は、レール120の長手方向に対して交差する幅方向に沿って形成された作業台111を備え、作業台111は、貨物の積み降ろし側とは反対の端部側に転落抑制部112が設けられ、移動ユニット130は、レール120に沿って転動可能な少なくとも1つの第一車輪131及び第二車輪132を有し、第一車輪131及び第二車輪132は、それぞれの車輪軸が互いに交差する方向を向くように配されていることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
貨物が積載される荷台から貨物の積み降ろしを行う荷役作業を、作業者が行うための荷役架台であって、
前記荷台に対して接近離反可能な可動台と、
前記荷台に沿って延びるように配される少なくとも1つのレールと、
前記レールに沿っての前記可動台の移動を許容する少なくとも1つの車輪を備えた少なくとも1つの移動ユニットと、
を備え、
前記可動台は、前記荷台から作業者が往来可能な高さに配されると共に、前記レールの長手方向に対して交差する幅方向に沿って形成された作業台を備えており、
前記作業台は、少なくとも前記貨物の積み降ろし側とは反対の端部側に転落抑制部が設けられており、
前記移動ユニットの少なくとも1つは、前記レールに沿って転動可能な少なくとも1つの第一車輪及び第二車輪を有し、
前記第一車輪及び前記第二車輪は、それぞれの車輪軸が互いに交差する方向を向くように配されていることを特徴とする荷役架台。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記幅方向両側に一対の前記移動ユニットが設けられており、
前記移動ユニットのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの第一車輪を有し、
前記第一車輪の第一車輪軸は、前記可動台の前記幅方向に沿って配されており、
前記第一車輪は、当該第一車輪の第一車輪軸に軸止されており、
前記第一車輪軸は、前記可動台に支持された少なくとも1つのガイド部材に回転可能に支持されると共に、前記幅方向に沿って所定の範囲で移動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の荷役架台。
【請求項3】
貨物が積載される荷台から貨物の積み降ろしを行う荷役作業を、作業者が行うための荷役架台であって、
前記荷台から作業者が往来可能な高さに配されると共に、前記荷台を挟んで前後方向に延びるように配される一対の第一作業台、及び前記一対の第一作業台をそれぞれ支持するための架台を備える一対の架台本体と、
前記一対の架台本体の前後方向に沿って延びるように配された一対のレールと、
前記一対の架台本体と交差する方向に架け渡された可動台と、
前記可動台における前記荷台の幅方向両側に配され、前記一対のレールに沿っての移動を許容する少なくとも1つの車輪を備えた一対の移動ユニットと、
を備え、
前記可動台は、
前記作業者の往来を可能にする第二作業台と、
前記第二作業台の少なくとも前記貨物の積み降ろし側とは反対の端部側に立設された転落抑制部と、
を備えていることを特徴とする荷役架台。
【請求項4】
前記一対の移動ユニットの少なくとも一方は、前記レールに沿って転動可能な少なくとも1つの第一車輪及び第二車輪を有し、
前記第一車輪及び前記第二車輪は、互いに交差する方向を向くように配されていることを特徴とする請求項3に記載の荷役架台。
【請求項5】
前記一対の移動ユニットのうちの少なくとも一方が、少なくとも1つの第一車輪を有しており、
前記第一車輪が、前記可動台の幅方向に沿って配された第一車輪軸に軸止されており、
前記第一車輪軸が、前記可動台に支持された少なくとも1つのガイド部材に回転可能に支持されると共に、前記可動台の幅方向に沿って所定の範囲で移動可能に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の荷役架台。
【請求項6】
前記第一車輪軸には、当該第一車輪軸の回転を許容するアンロック状態と、当該第一車輪軸の回転を制止するロック状態と、を切り替えるためのロック機構が設けられていることを特徴とする請求項2又は5に記載の荷役架台。
【請求項7】
前記第一車輪軸には、当該第一車輪軸の回転を許容するアンロック状態と、当該第一車輪軸の回転を制止するロック状態と、を切り替えるためのロック機構が設けられており、
前記ロック機構は、
前記第一車輪軸に軸止され、前記第一車輪と同期して回転するギアと、
前記可動台に支持され、前記ギアと噛み合う進出位置と、前記ギアとの噛み合いが解除される解除位置との間での進退動が可能な制止部材と、
を備え、
前記制止部材は、
前記ギアに向けて進出することにより、前記ギアと噛み合って、前記第一車輪軸を前記ロック状態とするものであり、
前記ギアから退動することにより、前記ギアとの噛み合いが解除され、前記第一車輪軸を前記アンロック状態とするものであることを特徴とする請求項2又は5に記載の荷役架台。
【請求項8】
前記レールは、
前記荷台に沿って延びるように形成され、前記第一車輪の走行面をなす下方壁と、
前記荷台に沿って延びるように形成され、前記第一車輪を介して、前記下方壁と対向するように配された上方壁と、
前記下方壁及び前記上方壁に沿って形成され、前記下方壁及び前記上方壁の幅方向外側において前記第二車輪の走行面をなすように立設された側壁と、
を備え、
前記上方壁は、幅方向一端側において前記側壁と対向し、下方側に向けて突出する鍔部を有し、
前記下方壁は、前記側壁と反対側の幅方向一端側において、下方側に向けて突出する突出壁を有することを特徴とする請求項1、2、4のいずれか1項に記載の荷役架台。
【請求項9】
前記荷台から作業者が往来可能な高さに配されると共に、前記荷台を挟んで前後方向に延びるように配される一対の第一作業台、及び前記一対の第一作業台をそれぞれ支持するための架台を備える一対の架台本体を備えており、
前記レールが、前記一対の架台本体の前後方向に沿って延びるように前記架台本体の幅方向両側に配されており、
前記突出壁が、前記架台本体の少なくとも一部に係合されていることを特徴とする請求項8に記載の荷役架台。
【請求項10】
前記下方壁、前記上方壁、及び前記側壁によって区画される領域と、前記領域の内外と、を連通する連通部を有することを特徴とする請求項8に記載の荷役架台。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、貨物が積載される荷台から貨物の積み降ろしを行う荷役作業を、作業者が行う際の足場として機能する架台に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、トラック等輸送自動車への貨物の積み卸し(荷役)を行うことを目的として、輸送自動車の荷台や荷台の床面と略同じ高さとされたデッキを有し、作業者がデッキの高さまで往来することが可能な架台が提供されている。
【0003】
このような荷役を行うための架台として、特許文献1の架台が提供されている。特許文献1の架台はトラックの荷台に横付けされるように配置可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-24872号公報
【0005】
しかしながら、特許文献1の架台は、架台本体をトラックに横付けして配置させることができるものの、トラックの後方側から作業者が往来できるようには構成されていない。そのため、トラック等の荷台の後方側から作業者が往来できるような架台が求められている。
【0006】
また、トラック等の輸送自動車においては、停車位置に応じて、荷台と架台との間隔を調整しなければ、荷役作業の際に作業者が転落する懸念が生じる。さらに、架台においては、作業者の往来時に、作業者が架台から転落しないよう、必要に応じて柵等の転落防止策を講じる必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、トラック等を含む各種の荷台から、貨物を積み降ろす際に、作業者の足場として機能する荷役架台を提供すると共に、荷台の位置に応じて進退可能な荷役架台の提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の荷役架台は、貨物が積載される荷台から貨物の積み降ろしを行う荷役作業を、作業者が行うための荷役架台であって、前記荷台に対して接近離反可能な可動台と、前記荷台に沿って延びるように配される少なくとも1つのレールと、前記レールに沿っての前記可動台の移動を許容する少なくとも1つの車輪を備えた少なくとも1つの移動ユニットと、を備え、前記可動台は、前記荷台から作業者が往来可能な高さに配されると共に、前記レールの長手方向に対して交差する幅方向に沿って形成された作業台を備えており、前記作業台は、少なくとも前記貨物の積み降ろし側とは反対の端部側に転落抑制部が設けられており、前記移動ユニットの少なくとも1つは、前記レールに沿って転動可能な少なくとも1つの第一車輪及び第二車輪を有し、前記第一車輪及び前記第二車輪は、それぞれの車輪軸が互いに交差する方向を向くように配されていることを特徴とするものである。
【0009】
上述した本発明の荷役架台は、可動台が、荷台から作業者が往来可能な高さとされており、当該可動台を荷台に対して接近させることができるので、作業者の往来負担を軽減して、荷役作業における作業者の往来負担を軽減することができる。また、本発明の荷役架台は、可動台が荷台に向かうように接近して、荷役架台と荷台との間の隙間を閉塞することができる。これにより、荷役架台又は荷台から作業者が転落することを防止することができる。また、本発明の荷役架台は、可動台における作業台が、貨物の積み降ろし側とは反対の端部側に転落抑制部を有するので、作業者が、作業台から転落することを防止することができる。ここで、転落抑制部は、例えば、柵や壁などで構成することができ、作業者の転落を抑制できる程度の高さに構成することが望ましい。さらに、本発明の荷役架台は、レールを転動する第一車輪及び第二車輪のそれぞれの車輪軸が互いに交差する方向を向くように配されているので、第一車輪及び第二車輪のレールからの逸脱を抑制でき、荷台に対して安定に可動台を接近離反させることができる。ここで、第一車輪及び第二車輪における車輪軸は、例えば一方が、水平方向を向くものであり、他方が、上下方向を向くもののようにするとよい。
【0010】
(2)上述した本発明の荷役架台は、前記幅方向両側に一対の前記移動ユニットが設けられており、前記移動ユニットのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つの第一車輪を有し、前記第一車輪の第一車輪軸は、前記可動台の前記幅方向に沿って配されており、前記第一車輪は、当該第一車輪の第一車輪軸に軸止されており、前記第一車輪軸は、前記可動台に支持された少なくとも1つのガイド部材に回転可能に支持されると共に、前記幅方向に沿って所定の範囲で移動可能に支持されていることを特徴とするとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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