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公開番号
2025068250
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178022
出願日
2023-10-16
発明の名称
シート処理装置及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人中川国際特許事務所
主分類
B65H
31/24 20060101AFI20250421BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シフトユニットに対する過剰な拘束を防ぐことにより、駆動ギアとラックギアのラック部との噛み合い距離を適正な距離にすること。
【解決手段】シート処理装置100は、駆動ギア402よりラック部307aを介して駆動力を受けることによりレジシフトユニット300を幅方向に移動させるラックギア307と、レジシフトユニット300の幅方向への移動をガイドするガイドレール400と、駆動ギア402との間でラックギア307を挟持してラックギア307を支持するバックアップベアリング404と、を有する。ラックギア307は、搬送方向及び幅方向と平行な平面上においてレジシフトユニット300に対して回動可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを挟持して搬送する第1の搬送ローラ対を備えるシフトユニットと、
駆動モータより駆動力が伝達される駆動ギアと、
前記駆動ギアと噛み合うラック部を備え、前記駆動ギアより前記ラック部を介して前記駆動力を受けることにより、前記第1の搬送ローラ対によりシートを挟持した前記シフトユニットをシートの搬送方向に直交する幅方向に移動させるラックギアと、
前記シフトユニットの前記幅方向への移動をガイドするガイド部材と、
前記駆動ギアとの間で前記ラックギアを挟持して前記ラックギアを支持する支持部材と、
を有し、
前記ラックギアは、
前記搬送方向及び前記幅方向と平行な平面上において前記シフトユニットに対して回動可能である、
ことを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記ラックギアの回動中心は、
前記ラック部の基準ピッチ線の延長線上の前記ラックギアと前記シフトユニットとの接続部に位置する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記支持部材は、
前記ラックギアと点接触して前記ラックギアを支持する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記支持部材は、
前記ラックギアにより前記シフトユニットを前記幅方向に移動させる際に、前記ラックギア上を回転しながら前記ラックギアを支持する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項5】
シートの前記幅方向の位置を検知するシート位置検知手段と、
前記シート位置検知手段による検知結果に基づいて、前記シフトユニットの前記幅方向の目標位置まで移動させるためのパラメータを求める演算手段と、
を有し、
前記シフトユニットは、
前記演算手段により求めた前記パラメータに応じて前記幅方向に移動する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記第1の搬送ローラ対の前記搬送方向の上流側及び下流側のうちの少なくとも一方に設けられると共に、シートを挟持して搬送する圧接状態又は互いに離間する離間状態となり得る第2の搬送ローラ対を有し、
前記第2の搬送ローラ対は、
前記シフトユニットが前記幅方向に移動する前に前記離間状態になる、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により画像を形成したシートを前記シート処理装置に搬送する搬送手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置及びこのシート処理装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、印刷機等のシートに画像を形成する画像形成装置に対しては、成果物の品位への要求が以前にも増して高まっている。このため、近年の画像形成装置としては、印刷後のシートに対して加工又は製本等の後工程処理を施すものが多くなっている。
【0003】
このような後工程処理を施す画像形成装置では、後工程処理を簡素化するためにシートをグループ分けすると共に、幅方向においてグループ毎に異なる位置にシートをずらして積載トレイに仕分ける機構等が実用化されている。また、近年、画像形成装置に対しては、幅方向においてグループ毎に異なる位置にシートをずらして排出する際に、市場からの様々なメディア対応への要求に答えるために、シートの幅方向にずらす量を大きくすることが求められている。
【0004】
特許文献1は、シートの搬送路上に配置した搬送ローラ対によりシートを挟み込んだ状態でシートを幅方向に移動させてシートの幅方向の位置をずらす仕分け機構を備えるシート処理装置を開示している。特許文献1のシート処理装置では、搬送ローラ対を軸支したシフトユニットを装置本体に備えられたスライドレールに沿って移動させることによりシフトユニットの位置を規制している。また、特許文献1のシート処理装置では、装置本体からシフトユニットに駆動を伝達するための駆動列連結部の歯車の噛み合いを保証するためにシフトユニットの位置を規制している。
【0005】
しかしながら、特許文献1においては、上記の2か所での位置規制は部品の寸法公差にバラつきがあるためにシフトユニットに対して過剰な拘束となる。このようなシフトユニットに対する過剰な拘束は、部品の歪み又は部品同士の嵌合部の隙間がガタ寄せされること等によって吸収されることにより、歯車同士の適正なバックラッシを維持できなくなる要因となる。
【0006】
この結果、駆動連結部の歯車同士の距離が近くなりすぎることにより、歯面が歯底当たりすることによりシフトユニットを駆動する際の負荷が増大する。または、歯車同士の距離が遠くなりすぎることにより、バックラッシが大きくなってシートの幅方向の移動量が目標とする移動量からずれる。
【0007】
従って、特許文献1のシート処理装置では、歯車同士の距離が適切になるように組立時に調整する等の対策をする必要がある。この際に、特許文献1のシート処理装置では、シフトユニットが移動する幅方向の全域において歯車同士の距離が適切になるように調整する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第4785474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来のシート処理装置においては、シフトユニットの移動量を大きくし、且つ歯車の部品公差を考慮した場合に、シフトユニットと装置本体との駆動連結部の歯車同士の距離が適切になるように調整することが困難になるという課題を有する。
【0010】
本発明の目的は、シフトユニットに対する過剰な拘束を防ぐことにより、駆動ギアとラックギアのラック部との噛み合い距離を適正な距離にすることができるシート処理装置及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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