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公開番号2025068081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025025585,2023539534
出願日2025-02-20,2021-08-06
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人株式会社PFU
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/387 20060101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光学的に読み取られた画像データをより活用しやすいものにする画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、原稿から光学的に読み取られた画像データに関して、原稿の外縁を特定する外縁特定部と、前記画像データのうち、前記外縁特定部により特定された外縁よりも外側を既定の色で塗り潰す塗潰し部とを有する。好適には、前記外縁特定部は、前記画像データにおける階調変化に基づいて、原稿端を構成する端点の位置を特定する端点特定部と、前記端点特定部により特定された複数の端点を繋いで、原稿の外縁を決定する外縁決定部とを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
原稿から光学的に読み取られた画像データに関して、原稿の外縁を特定する外縁特定部と、
前記画像データのうち、前記外縁特定部により特定された外縁よりも外側を既定の色で塗り潰す塗潰し部と
を有する画像処理装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記塗潰し部は、前記画像データを光学的に読み取る時に用いられた原稿の背景色とは異なる色で、前記外縁よりも外側を塗り潰す
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記塗潰し部は、前記画像データを受け渡すソフトウェアに関連付けられた色で、前記外縁よりも外側を塗り潰す
請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記外縁特定部は、
前記画像データにおける階調変化に基づいて、原稿端を構成する端点の位置を特定する端点特定部と、
前記端点特定部により特定された複数の端点を繋いで、原稿の外縁を決定する外縁決定部と
を含む
請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記外縁特定部は、
近傍に存在する他の端点に基づいて、端点の位置を補正するノイズ補正部
をさらに含み、
前記外縁決定部は、前記ノイズ補正部により補正された端点の位置に基づいて、原稿の外縁を決定する
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記ノイズ補正部は、原稿のいずれの辺に相当するかに応じて、補正処理を実施する
請求項5に記載の画像処理装置。
【請求項7】
原稿から光学的に読み取られた画像データに関して、原稿の外縁を特定する外縁特定ステップと、
前記画像データのうち、前記外縁特定ステップにより特定された外縁よりも外側を既定の色で塗り潰す塗潰しステップと
を有する画像処理方法。
【請求項8】
原稿から光学的に読み取られた画像データに関して、原稿の外縁を特定する外縁特定ステップと、
前記画像データのうち、前記外縁特定ステップにより特定された外縁よりも外側を既定の色で塗り潰す塗潰しステップと
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、スキャン対象物をスキャンし、画像データを出力するスキャン部と、前記画像データのエッジを抽出するエッジ抽出部と、前記エッジに基づいて、前記画像データの非エッジ領域を検出する非エッジ領域検出部と、前記非エッジ領域が、前記スキャン対象物の画像領域であるかまたは背景の画像領域であるか、所定の条件に基づいて仮判定する仮判定部と、仮判定された前記非エッジ領域の配置に基づいて、前記非エッジ領域の仮判定を補正する補正部と、を有することを特徴とする画像処理装置が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、用紙をスキャンする画像読み取り部と、用紙を挟んで画像読み取り部に対向して配置され、複数の背景色を切り替え可能な背景部材と、を備える検査装置に、用紙の角部の色を判別する色判別部と、複数の背景色の中から、用紙の角部の色に対してコントラストが相対的に高い背景色を選択する背景色選択部と、選択された背景色の背景部材を用いて画像読み取り部が用紙をスキャンした結果に基づいて、用紙の角折れを検知する角折れ検知部と、を設ける検査装置が開示されている。
【0004】
また、特許文献3には、所定の地色に文字または図形が特定のパターン色で記載された帳票のイメージを、該地色とは異なる背景色を有する背景と共に画素に分解して読み取るイメージ読取手段と、前記イメージ読取手段で読み取られた帳票のイメージの形状及び寸法を、予め登録された帳票形式情報と比較してそのイメージの周辺部に欠損箇所が有るか否かを検索する欠損検索手段と、前記イメージに欠損箇所が有る場合に該欠損箇所を前記帳票の地色で補って補正する欠損補正手段と、正常に読み取られた前記帳票のイメージ及び前記欠損補正手段で補正された前記帳票のイメージの所定の位置に、予め定められた文字または図形の追加パターンを追加するパターン追加手段とを、備えたことを特徴とするイメージ編集システムが開示されている。
【0005】
また、特許文献4には、原稿の一方の面に光を照射する第1光源と、原稿の他方の面に光を照射する第2光源と、前記第1光源から照射され原稿の一方の面で反射された光を受光して当該原稿の読取画像を読み取ると共に、前記第2光源から照射された光を受光して当該原稿の透過画像を読み取る読取手段と、前記透過画像に基づいて原稿の状態を検出する制御手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-163411
特開2020-057902
特開2001-144946
特許第4933402号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
光学的に読み取られた画像データをより活用しやすいものにする画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る画像処理装置は、原稿から光学的に読み取られた画像データに関して、原稿の外縁を特定する外縁特定部と、前記画像データのうち、前記外縁特定部により特定された外縁よりも外側を既定の色で塗り潰す塗潰し部とを有する。
【0009】
好適には、前記塗潰し部は、前記画像データを光学的に読み取る時に用いられた原稿の背景色とは異なる色で、前記外縁よりも外側を塗り潰す。
【0010】
好適には、前記塗潰し部は、前記画像データを受け渡すソフトウェアに関連付けられた色で、前記外縁よりも外側を塗り潰す。
(【0011】以降は省略されています)

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