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公開番号2025062122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025018198,2023223022
出願日2025-02-06,2018-12-20
発明の名称重送検出装置、制御方法及び制御プログラム
出願人株式会社PFU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 7/12 20060101AFI20250404BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】媒体の重送の検出誤りを防止しつつ媒体の重送をより早期に検出することが可能な重送検出装置を提供する。
【解決手段】重送検出装置100は、超音波センサ114と、媒体を撮像して、ライン画像を順次生成する撮像部117と、順次生成されたライン画像毎に各ライン画像内の媒体幅を検出する媒体幅検出部143と、各ライン画像内の媒体幅に基づいて、順次生成されたライン画像に含まれる媒体の頂点数を検出する頂点数検出部144と、順次生成されたライン画像に含まれる媒体の媒体幅と直交する方向の媒体長さを検出する媒体長さ検出部145と、頂点数と媒体長さとに基づいて、媒体の形状を推定する形状推定部146と、超音波信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部147と、を有し、重送検出部は、媒体の形状に基づいて、閾値を変更し又は重送の検出を停止する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を搬送する搬送部と、
超音波を発信する超音波発信部、及び、前記超音波発信部と対向して配置され且つ受信した超音波に応じた信号を生成する超音波受信部を含む超音波センサと、
前記信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部と、
重送の検出を停止する媒体の形状を設定する操作部と、を有し、
前記重送検出部は、前記搬送部によって搬送されている媒体の形状が、前記操作部により設定された媒体の形状に対応する場合、前記信号を前記閾値と比較することにより媒体の重送を検出することを停止する、
ことを特徴とする重送検出装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
媒体を撮像して画像を生成する撮像部をさらに有し、
前記重送検出部は、前記操作部により設定された媒体の形状、及び、前記撮像部によって生成された画像に含まれる媒体の形状に基づいて、重送の検出を停止する、請求項1に記載の重送検出装置。
【請求項3】
前記重送検出部は、前記撮像部によって生成された画像に含まれる媒体の形状が、前記操作部により設定された媒体の形状に対応する場合、重送の検出を停止する、請求項2に記載の重送検出装置。
【請求項4】
媒体を搬送する搬送部と、超音波を発信する超音波発信部、及び、前記超音波発信部と対向して配置され且つ受信した超音波に応じた信号を生成する超音波受信部を含む超音波センサと、前記信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部とを有する重送検出装置の制御方法であって、
利用者の操作により重送の検出を停止する媒体の形状を設定させ、前記重送検出装置に重送の検出の停止を実行させ、
前記重送検出部は、前記搬送部によって搬送されている媒体の形状が、利用者の操作により設定された媒体の形状に対応する場合、前記信号を前記閾値と比較することにより媒体の重送を検出することを停止する、
ことを特徴とする制御方法。
【請求項5】
媒体を搬送する搬送部と、超音波を発信する超音波発信部、及び、前記超音波発信部と対向して配置され且つ受信した超音波に応じた信号を生成する超音波受信部を含む超音波センサと、前記信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部とを有する重送検出装置の制御プログラムであって、
利用者の操作により重送の検出を停止する媒体の形状を設定させ、前記重送検出装置に重送の検出の停止を実行させ、
前記重送検出部は、前記搬送部によって搬送されている媒体の形状が、利用者の操作により設定された媒体の形状に対応する場合、前記信号を前記閾値と比較することにより媒体の重送を検出することを停止する、
ことを特徴とする制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重送検出装置に関し、特に、超音波を用いて媒体の重送を検出する重送検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
原稿等の媒体を搬送し、搬送した媒体の画像を読み取るスキャナ等の装置は、複数の媒体が重なって搬送される重送が発生したか否かを検出する機能を有している。一般に、スキャナ等の重送検出装置は、超音波を発信する超音波発信部と、受信した超音波に応じた信号を出力する超音波受信部とを備え、媒体が搬送された時に超音波受信部が出力した信号に基づいて重送を検出する。
【0003】
しかしながら、媒体としてプラスチック製のカードが搬送されたときの超音波の受信レベルは、用紙の重送が発生しているときの超音波の受信レベルに近く、そのようなカードが搬送された場合、重送が発生したと誤って判定される可能性がある。
【0004】
媒体の搬送路を挟んで対向するように配置される超音波送信器及び超音波受信器を有する超音波センサの出力に基づいて、搬送路で搬送される媒体の重送の有無を検知する媒体搬送装置が開示されている(特許文献1を参照)。この媒体搬送装置は、搬送路で搬送される第1の媒体と第2の媒体との間の辺の長さの相違に基づき第1の媒体と第2の媒体を判別し、その判別結果にさらに基づいて、媒体の重送の有無を検知する。
【0005】
搬送経路上を搬送される原稿を読み取った画像データに基づいて、原稿の重送を検出する画像読取装置が開示されている(特許文献2を参照)。この画像読取装置は、画像データから原稿長を推定し、原稿先端から原稿長離れた位置にてエッジが検出され、かつ原稿長離れた位置から原稿の搬送間隔より近い範囲で別のエッジが検出された場合に原稿の重送があったと判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2013-63843号公報
特開2012-253414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
媒体の重送の検出誤りを防止することが望まれている。
【0008】
媒体の重送の検出誤りを防止することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一側面に係る重送検出装置は、媒体を搬送する搬送部と、超音波を発信する超音波発信部、及び、超音波発信部と対向して配置され且つ受信した超音波に応じた信号を生成する超音波受信部を含む超音波センサと、信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部と、重送の検出を停止する媒体の形状を設定する操作部と、を有し、重送検出部は、搬送部によって搬送されている媒体の形状が、操作部により設定された媒体の形状に対応する場合、信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出することを停止する。
【0010】
また、本発明の一側面に係る制御方法は、媒体を搬送する搬送部と、超音波を発信する超音波発信部、及び、超音波発信部と対向して配置され且つ受信した超音波に応じた信号を生成する超音波受信部を含む超音波センサと、信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出する重送検出部とを有する重送検出装置の制御方法であって、利用者の操作により重送の検出を停止する媒体の形状を設定させ、重送検出装置に重送の検出の停止を実行させ、重送検出部は、搬送部によって搬送されている媒体の形状が、利用者の操作により設定された媒体の形状に対応する場合、信号を閾値と比較することにより媒体の重送を検出することを停止する。
(【0011】以降は省略されています)

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