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公開番号2025067754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023217900
出願日2023-12-25
発明の名称養殖装置
出願人國立高雄科技大學,National Kaohsiung University of Science and Technology
代理人個人
主分類A01K 63/00 20170101AFI20250417BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】養殖装置の発光部材に対する放熱効率を向上させるように、養殖装置を提供する。
【解決手段】養殖容器11と、透光板12と、蓋13と、発光部材14とを含む、養殖装置10。養殖容器は本体部111及び開口部112を含む。本体部は開口部と接続し、開口部は開口1123を有する。透光板は開口部に設けられて開口を閉じる。蓋は透光板の養殖容器に遠い側に設けられ、透光板とともに気流流路を形成する。発光部材は蓋に設けられ、気流流路に位置する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
本体部及び開口を有する開口部を含む、養殖容器と、
前記開口部に設けられて前記開口を閉じる、透光板と、
前記透光板の前記養殖容器に遠い側に設けられ、前記透光板とともに気流流路を形成する、蓋と、
前記蓋に設けられ、前記気流流路に位置する、発光部材と、
を含み、
前記本体部は與前記開口部と接続する、養殖装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
延伸素子と封止素子とをさらに含み、前記延伸素子の相対の両側は前記透光板及び前記封止素子とそれぞれに接続し、前記開口部は前記延伸素子を取り囲み、前記開口部は上側及び下側を含み、前記透光板は前記上側に設けられ、前記封止素子は前記下側に設けられる、請求項1に記載の養殖装置。
【請求項3】
前記延伸素子は前記透光板と一体的に形成される、請求項2に記載の養殖装置。
【請求項4】
前記封止素子の直径は前記透光板の直径以下、前記開口部の直径超である、請求項2に記載の養殖装置。
【請求項5】
前記発光部材は、前記蓋に設けられる回路板と、前記回路板に設けられる少なくとも1つの発光素子とを含む、請求項1に記載の養殖装置。
【請求項6】
前記回路板に設けられるスロットを更に含み、前記スロットは前記少なくとも1つの発光素子と電気的に接続する、請求項5に記載の養殖装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つの発光素子の数は複数個であり、前記発光素子は少なくとも1つの白色発光ダイオードと少なくとも1つの青色発光ダイオードとを含む、請求項5に記載の養殖装置。
【請求項8】
前記発光素子は少なくとも紫外線発光ダイオードを含む、請求項7に記載の養殖装置。
【請求項9】
前記養殖容器の前記本体部は弧面を有し、前記弧面は前記開口部に近い側から前記開口部に遠い側へ延伸する、請求項1に記載の養殖装置。
【請求項10】
前記養殖容器の横断面が円形である、請求項1に記載の養殖装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、養殖装置に関し、特に、気流流路を有する養殖装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
生物の生育は生育環境に大きく影響される。従来、ある特定の生物は特定の時節しか養殖できない。科学技術の進展、及び生物の生育環境に対するさらなる理解に伴い、生育環境を制御することで、時節の制限なく、生物を養殖できた。
【0003】
一般的には、飼育員が養殖装置に異なる色光の照明灯を設けて養殖生物に照射し、異なる養殖生物をそれらの生育に適した色光で生育することを促進する。照明灯は発光する際に熱量を生じるので、養殖装置に追加の放熱装置を設け、照明灯を放熱させて照明灯の作動を維持する必要がある。しかしながら、追加の放熱装置を設けることで養殖装置の体積が大きくなりすぎて空間が占められ、養殖に不便をもたらす。したがって、養殖装置の体積を低減させて養殖装置が空間を占めすぎることを回避することは、研究員が解決すべき問題の一つである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、養殖装置の発光部材に対する放熱効率を向上させるように、養殖装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例に開示した養殖装置は、養殖容器と、透光板と、蓋と、発光部材とを含む。養殖容器は本体部及び開口部を含む。本体部は開口部と接続し、開口部は開口を有する。透光板は開口部に設けられて開口を閉じる。蓋は透光板の養殖容器に遠い側に設けられ、透光板とともに気流流路を形成する。発光部材は蓋に設けられ、気流流路に位置する。
【0006】
上記の実施例の養殖装置によれば、養殖装置の透光板と蓋は分層の配置であって、ともに気流流路を形成して、気流の流通に供しつつ、追加の放熱部材を装着する必要なく気流流路に位置する発光部材を放熱させるので、養殖装置の体積を低減できる。
【0007】
以上の本発明の内容に係る説明及び以下の実施方式の説明は、本発明の原理を展示、解釈し、且つ本発明の特許請求の範囲にさらなる解釈を提供するために用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施例に記載の養殖装置による斜視模式図である。
図1における養殖装置の分解模式図である。
図1における養殖装置の別の分解模式図である。
図1における養殖装置の断面模式図である。
図1における養殖装置の発光部材の平面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1~図3を参照すると、図1は本発明の実施例に記載の養殖装置による斜視模式図であり、図2は図1における養殖装置の分解模式図であり、図3は図1における養殖装置の別の分解模式図である。
【0010】
本実施例の養殖装置10は、養殖容器11と、透光板12と、蓋13と、発光部材14と、延伸素子15と、封止素子16とを含む。養殖容器11の横断面は、例えば、円形である。養殖容器11は養殖空間Sを有する。養殖空間Sは養殖溶液(図示せず)及び養殖生物(図示せず)を収容するために用いられる。養殖溶液は、例えば、海水である。養殖生物は、例えば、サンゴである。
(【0011】以降は省略されています)

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