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公開番号
2025067734
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023185999
出願日
2023-10-13
発明の名称
滑空船のレシプロエンジンやEVのモーターを動力とする推進式プロペラによる大出力推進装置
出願人
株式会社未来予測研究所
代理人
主分類
B63B
1/20 20060101AFI20250417BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約
【課題】数百トンの貨物を搭載して時速200~300kmで運航できる高速船の開発
【解決手段】 フロート上の船室や貨物室の両サイドあるいは後部から、ヘリコプターのブレードを回転させるロータと同じ機能のものをフロートの下部から垂直に立ち上げ、その上端はギヤで噛み合わせた後方に水平に別のロータを取り付け、その先端には推進式プロペラを取り付け、下端には円盤状の歯車を取り付け、その外周には何台ものレシプロエンジンまたはEVのモーターをその先端にはかさ歯車が回転するとロータ下端の円盤状の歯車を回転させるように円形に取り付け、レシプロエンジンやEVのモーターが稼働すると、ロータ先端の推進式プロペラが回転し強力な推進力を得る。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
フロート上の船室や貨物室の両サイドあるいは後部から、
ヘリコプターのブレードを回転させるロータと同じ機能のものをフロートの下部から垂直に立ち上げ、
その上端はギヤで噛み合わせた後方に水平に別のロータを取り付け、
その先端には推進式プロペラを取り付け、
下端には円盤状の歯車を取り付け、その外周には何台ものレシプロエンジンまたはEVのモーターをその先端にはかさ歯車が回転するとロータ下端の円盤状の歯車を回転させるように円形に取り付け、
レシプロエンジンやEVのモーターが稼働すると、ロータ先端の推進式プロペラが回転し、強力な推進力を得る、
ことを特徴とする滑空船
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
フロート上の格納庫の上には、推進式プロペラが回転できる高さにロータを垂直に取り付け、その上端にはギヤで噛み合わせた、後方に水平に別のロータを取り付け、
その下端には円盤状の歯車を取り付け、その外周には何台ものEVのモーターを、先端がそれぞれ垂直なロータの下端の円盤状の歯車に噛み合うように取り付け、モーターが回転すると、推進式プロペラが猛烈な勢いで回転し、前方への推進力を得、
かつ格納庫の幅が広い場合、推進式プロペラを可能な限り何台も取りつける、
ことを特徴とする請求項1に記載の滑空船
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は海面を時速200~300kmの速度で滑走する滑空船のレシプロエンジンやEVのモーターによる大出力推進装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えて言えば航空機YS-11の離陸時最大重量が同じで、出力も同じくし、つまり主翼と離着陸の車輪一式をフロートと等しくし、YS-11のエンジンをフロート上に取り付け、稼働させると海面上を時速150~300km程度でまさに飛行艇のように滑空する。ただそのままでは停船した時に重心が上で横転しやすく、フロートの内部の下の部分をバラストタンクとした滑空船という方式を開発した。ただし実際にはそれでも実用にはならない問題がある。それはYS-11でもそうであるが、エンジンはターボプロップエンジンであり、エネルギー効率は良くなく、船舶としての整備も普通の港湾では無理がある。更に大型の滑空船ではその積載重量が近似する航空機のエンジンはより大出力のターボファンエンジンで、高空で高速で飛行する場合に一番効率がよいように設計されており海面を時速200~300km滑空する場合には適していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2021-201217
特願2023-101217
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飛行時のエンジン出力はYS-11を例に取ると離陸時最大重量が約25tでありエンジン出力は約6000馬力である。つまり離陸時最大重量1t当たり240馬力である。この関係はエンジン効率が上昇すると多少馬力は下がるが大きくは変化せず、今後滑空船で大重量を輸送するタイプを計画すると積載重量が400tとなると96,000馬力となり、それだけの出力を仮に4台のエンジンで受け持つと1台24,000馬力となる。ヘリコプター用のガスターンビンエンジンでも3000~4000馬力で、自動車のレシプロエンジンでは最大で20000馬力程度で、これでは滑空船に適したプロペラを回転させるタイプのエンジンには馬力が不足する。
【0005】
滑空船は海運輸送であり、輸送コストは安くすることが望まれる。そういう意味でも滑空船の建造費はそれほど高額ではないことが望まれる。その意味でもエンジンは高額なジェットエンジンよりも安価なレシプロエンジンやEVのモーターを基本にしたものが望まれる。
【0006】
輸送コストの引き下げには滑空船の維持、整備に要する費用が少なくてすむことが望まれる。そういう意味でもジェットエンジン以外で要求を満たすエンジンが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するための本発明のひとつの特徴に従った滑空船はフロート上の船室や貨物室の両サイドあるいは後部から、ヘリコプターのブレードを回転させるロータと同じ機能のものをフロートの下部から垂直に立ち上げ、その上端はギヤで噛み合わせた後方に水平に別のロータを取り付け、その先端には推進式プロペラを取り付け、下端には円盤状の歯車を取り付け、その外周には何台ものレシプロエンジンまたはEVのモーターをその先端にはかさ歯車が回転するとロータ下端の円盤状の歯車を回転させるように円形に取り付け、レシプロエンジンやEVのモーターが稼働すると、ロータ先端の推進式プロペラが回転し強力な推進力を得る。
【0008】
フロート上の格納庫の上には、推進式プロペラが回転できる高さにロータを垂直に取り付け、その上端にはギヤで噛み合わせた、後方に水平に別のロータを取り付け、その下端には円盤状の歯車を取り付け、その外周には何台ものEVのモーターを、先端がそれぞれ垂直なロータの下端の円盤状の歯車に噛み合うように取り付け、モーターが回転すると、推進式プロペラが猛烈な勢いで回転し、前方への推進力を得、かつ格納庫の幅が広い場合、推進式プロペラを可能な限り何台も取りつける。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、レシプロエンジンやEVのモーターを何台も高速で回転させて大高出力とし大半径の推進式プロペラを高速で回転させて滑空船を時速200~300kmで運行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施例を示す推進式プロペラを取りつけた滑空船の側面図
本発明の一実施例を示す図1の平面図
本発明の一実施例を示す図1の正面図
本発明の一実施例を示す図2の推進式プロペラが横一列に取りつけてある位置の正面からの断面図
本発明の一実施例を示す図4の側面からの図の左を滑空船の進行に見た大半径の推進式プロペラ装置一式の一部切欠断面図
本発明の一実施例を示す図5の下部のエンジンやギヤボックスの一部切欠平面図
本発明の一実施例を示す図5のレシプロエエンジンをEVのモーターに置き換えかつギヤボックスの上に取り付けた一部切欠断面図
本発明の一実施例を示す図7のEVのモーターやギヤボックスの一部切欠平面図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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