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公開番号
2025067451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177442
出願日
2023-10-13
発明の名称
光学素子取付構造、走査光学装置、及び画像形成装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
G02B
7/00 20210101AFI20250417BHJP(光学)
要約
【課題】引張コイルバネのフック部の取付作業の作業性を高めること。
【解決手段】光学素子をベース部材に対して取付けるための光学素子取付構造であって、前記ベース部材に設けられた引掛け部と、一端部が前記光学素子又は前記光学素子を保持するホルダに取付けられ、他端部に前記引掛け部に係止するフック部を有した引張コイルバネと、を備え、前記引掛け部における工具差込み側の角部に、前記引張コイルバネの軸心に平行な方向に対して傾斜した傾斜面が形成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
光学素子をベース部材に対して取付けるための光学素子取付構造であって、
前記ベース部材に設けられた引掛け部と、
一端部が前記光学素子又は前記光学素子を保持するホルダに取付けられ、他端部に前記引掛け部に係止するフック部を有した引張コイルバネと、を備え、
前記引掛け部における工具差込み側に、前記引張コイルバネの軸心に平行な方向に対して傾斜した傾斜面が形成されている、
光学素子取付構造。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記引掛け部は、前記ベース部材に設けられた突出片に形成されている、
請求項1に記載の光学素子取付構造。
【請求項3】
前記突出片における前記引掛け部に隣接する側に形成され、前記引掛け部の前記傾斜面よりも前記工具差込み側の反対側に位置し、前記突出片からの前記フック部の離脱を規制する規制部を更に備える、
請求項2に記載の光学素子取付構造。
【請求項4】
前記平行な方向に対する前記引掛け部の前記傾斜面の傾斜角は、前記平行な方向に対する、前記フック部の内側におけるフック最下点と前記引張コイルバネのコイル部における工具差込み側の端を通る第1仮想平面の角度以上であって、かつ、前記フック部の内側における前記フック最下点とフック先端を通る第2仮想平面の角度以下に設定されている、
請求項1に記載の光学素子取付構造。
【請求項5】
前記規制部は、工具差込み側に前記平行な方向に対して傾斜した端面を有し、前記規制部の前記端面は、前記引掛け部の前記傾斜面と同一平面上に位置している、
請求項3に記載の光学素子取付構造。
【請求項6】
前記突出片の先端側から見た前記引掛け部の反対側の形状は、矩形状である、
請求項2に記載の光学素子取付構造。
【請求項7】
前記引掛け部における工具差込み側の反対側の部分は、前記フック部に沿った形状になっている、
請求項1に記載の光学素子取付構造。
【請求項8】
前記突出片の先端側に形成され、前記規制部に連続する面取部を更に備える、
請求項3に記載の光学素子取付構造。
【請求項9】
前記引張コイルバネは、その一端側に前記光学素子又はホルダに取付けられる逆丸フック又は丸フックを有している、
請求項1に記載の光学素子取付構造。
【請求項10】
前記引掛け部は、その周囲の配置された他の光学素子よりも下側に位置している、
請求項1に記載の光学素子取付構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学素子取付構造、走査光学装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ベース部材(特許文献1ではハウジングと称される)に対して光学素子を取付けるための光学素子取付構造(特許文献1では角度調整機構と称される)が開示されている。光学素子取付構造は、ベース部材の一部に設けられた引掛け部を備えており、引掛け部は、ベース部材の一部に固定されたネジの一部からなるものである。光学素子取付構造は、光学素子を保持するホルダとベース部材との間に設けられた引張コイルバネ(特許文献1ではコイルばねと称される)を備えており、引張コイルバネは、ホルダとベース部材の位置決め部とが当接状態を保つように、ホルダを所定方向に付勢する。引張コイルバネの一端部は、ホルダに取付けられており、引張コイルバネは、その他端部に引掛け部に係止するフック部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-173342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、引張コイルバネのフック部を引掛け部に取付ける際には、フック部を押し広げるための工具(図10及び図11参照)が用いられる。一方、フック部の押し広げ量(変形量)が少ないと、工具が引掛け部に干渉して、フック部を引掛け部に取付け難くなる。また、フック部を引掛け部に取付けた後に、工具をフック部と引掛け部との間から抜き取り難くなる。つまり、工具を用いてフック部を引掛け部に取付ける場合において、引張コイルバネのフック部の取付作業が煩雑化するという問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、引張コイルバネのフック部の取付作業の作業性を高めることができる、光学素子取付構造、走査光学装置、及び画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る光学素子取付構造の一態様は、光学素子をベース部材に対して取付けるための光学素子取付構造であって、
前記ベース部材に設けられた引掛け部と、
一端部が前記光学素子又は前記光学素子を保持するホルダに取付けられ、他端部に前記引掛け部に係止するフック部を有した引張コイルバネと、を備え、
前記引掛け部における工具差込み側に、前記引張コイルバネの軸心に平行な方向に対して傾斜した傾斜面が形成されている。
【0007】
本発明に係る走査光学装置の一態様は、
本発明に係る光学素子構造を備える。
【0008】
本発明に係る画像形成装置の一態様は、
本発明に係る走査光学装置を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、引張コイルバネのフック部の取付作業の作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す模式的な図である。
図2は、本実施形態に係る走査光学装置の模式的な平断面図である。
図3は、本実施形態に係る走査光学装置の模式的な側断面図である。
図4は、本実施形態に係る光学素子取付構造を説明する模式的な図であって、図3におけるIV-IV線に沿った模式的な断面図である。
図5は、本実施形態に係る光学素子取付構造を説明する模式的な図であって、図3におけるV-V線に沿った模式的な断面図である。
図6は、図5におけるVI部の拡大図である。
図7は、図5におけるVII部の拡大図である。
図8は、図7におけるVIII部の拡大図である。
図9は、図8におけるIX-IX線に沿った図である。
図10は、第2フック部を引掛け部に係止させる直前の状態を示す模式的な図であって、図8に相当する図である。
図11は、第2フック部を引掛け部に係止させる直前の状態を示す模式的な図であって、図9に相当する図である。
図12は、本実施形態の変形例に係る光学素子取付構造を説明する模式的な図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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