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公開番号2025067418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177377
出願日2023-10-13
発明の名称粒子線治療装置、及び電磁石
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61N 5/10 20060101AFI20250417BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】粒子線を偏向する電磁石の性能を向上できる粒子線治療装置、及び電磁石を提供できる。
【解決手段】速器100において、電磁石1は、粒子線Bを偏向する磁場を発生するコイル2A,2Bと、コイル2A,2Bの内周側の開口部に配置される磁性体3と、を備える。電磁石1は、磁性体3を磁極としてコイル2A,2Bの磁場によって、粒子線Bを偏向することができる。ここで、磁性体3は、所定の基準面SFを有すると共に、当該基準面SFから突出する突出部12A,12Bを有してよい。この場合、突出部12A,12Bが基準面SFから突出した分だけ、有効磁極長を長くすることができる。以上より、粒子線Bを偏向する電磁石1の性能を向上できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
被照射体に粒子線を照射する粒子線治療装置であって、
前記粒子線を偏向する電磁石を備え、
前記電磁石は、
前記粒子線を偏向する磁場を発生するコイルと、
前記コイルの内周側の開口部に配置される磁性体と、を備え、
前記磁性体は、所定の基準面を有すると共に、当該基準面から突出する突出部を有する、粒子線治療装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記磁性体は、前記粒子線のビーム軸が延びる軸方向に延びるヨーク部を有し、
前記基準面は、前記ヨーク部の前記軸方向におけるヨーク端面に設定され、
前記突出部は、前記ヨーク端面から前記軸方向に突出する、請求項1に記載された粒子線治療装置。
【請求項3】
前記コイルは、前記ヨーク端面よりも前記軸方向における外側へ配置されるコイル端部を有し、
前記コイルの厚み方向から見て、前記突出部は前記コイル端部と重なる、請求項2に記載された粒子線治療装置。
【請求項4】
前記コイルは、前記ヨーク端面よりも前記軸方向における外側に、前記軸方向と交差する方向へ屈曲する屈曲部を有し、前記屈曲部には、前記ビーム軸と前記コイル端部との間に開口部が形成され、
前記突出部は、前記開口部に配置される、請求項3に記載された粒子線治療装置。
【請求項5】
前記コイルは、前記軸方向に長手方向を有する矩形環状の形状を有する、請求項3に記載された粒子線治療装置。
【請求項6】
前記コイル端部は、前記軸方向における先端に配置される端面を有し、
前記突出部は、前記コイル端部の前記端面側まで突出する、請求項3に記載された粒子線治療装置。
【請求項7】
粒子線を偏向する電磁石であって、
前記粒子線を偏向する磁場を発生するコイルと、
前記コイルの内周側の開口部に配置される磁性体と、を備え、
前記磁性体は、所定の基準面を有すると共に、当該基準面から突出する突出部を有する、電磁石。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、粒子線治療装置、及び電磁石に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、患者の患部に粒子線を照射することによって治療を行う粒子線治療装置として、例えば、特許文献1に記載された装置が知られている。特許文献1に記載の粒子線治療装置では、粒子線を照射部から照射している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-209372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような粒子線治療装置には、粒子線を偏向させる電磁石が用いられる。このような電磁石は、粒子線を偏向させる磁場を発生するコイルと、コイルの内周側の開口部に配置される磁性体と、を備える。このような電磁石においては、更に性能を向上させることが求められていた。
【0005】
従って、本発明は、粒子線を偏向する電磁石の性能を向上できる粒子線治療装置、及び電磁石を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る粒子線治療装置は、被照射体に粒子線を照射する粒子線治療装置であって、粒子線を偏向する電磁石を備え、電磁石は、粒子線を偏向する磁場を発生するコイルと、コイルの内周側の開口部に配置される磁性体と、を備え、磁性体は、所定の基準面を有すると共に、当該基準面から突出する突出部を有してよい。
【0007】
粒子線治療装置において、電磁石は、粒子線を偏向する磁場を発生するコイルと、コイルの内周側の開口部に配置される磁性体と、を備える。電磁石は、磁性体を磁極としてコイルの磁場によって、粒子線を偏向することができる。ここで、磁性体は、所定の基準面を有すると共に、当該基準面から突出する突出部を有してよい。この場合、突出部が基準面から突出した分だけ、有効磁極長を長くすることができる。以上より、粒子線を偏向する電磁石の性能を向上できる。
【0008】
磁性体は、粒子線のビーム軸が延びる軸方向に延びるヨーク部を有し、基準面は、ヨーク部の軸方向におけるヨーク端面に設定され、突出部は、ヨーク端面から軸方向に突出してよい。この場合、ヨーク端面に対して突出部を追加するだけで、容易に有効磁極長さを長くすることができる。
【0009】
コイルは、ヨーク端面よりも軸方向における外側へ配置されるコイル端部を有し、コイルの厚み方向から見て、突出部はコイル端部と重なってよい。ヨーク端面の外側に配置されたコイル端部は、電磁石におけるフットプリントとなる箇所である。このようなヨーク端面と重なる突出部を設けた場合、当該重なり部分については、有効磁極長を長くできる一方、フットプリントを増加させない。従って、フットプリントの増加を抑制しながら、電磁石の性能を向上できる。
【0010】
コイルは、ヨーク端面よりも軸方向における外側に、軸方向と交差する方向へ屈曲する屈曲部を有し、屈曲部には、ビーム軸とコイル端部との間に開口部が形成され、突出部は、開口部に配置されてよい。コイルに屈曲部を設けた場合、開口部がデッドスペースとして形成される。これに対し、当該デッドスペースとなる開口部に突出部を配置することで、デッドスペースを有効磁極長さを長くするために有効に活用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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