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公開番号
2025067197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176967
出願日
2023-10-12
発明の名称
電子機器
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類
G03B
21/16 20060101AFI20250417BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】構造を簡単にしつつ冷却効果を向上させた電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器としての投影装置10は、下ケース252,252Aと、下ケース252,252Aに対して上下方向に移動可能に設けられる上ケース251と、を備え、吸気孔253及び排気孔254が設けられるケース250と、冷却ファン280と、冷却ファン280よりも間隔をあけて上側に設けられ、少なくとも上ケース251が上方向に移動した際に上ケース251との間に内部空間を形成するダクト部材290と、被冷却部材と、を有し、ダクト部材290は被冷却部材よりも間隔をあけて上側に設けられ、冷却ファン280は、吸気孔253から流入した空気であって、ダクト部材290の下側にて被冷却部材の少なくとも一部を介して冷却ファン280に吸気させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
下ケースと、前記下ケースに対して上下方向に移動可能に設けられる上ケースと、を備え、吸気孔及び排気孔が設けられるケースと、
冷却ファンと、
前記冷却ファンよりも間隔をあけて上側に設けられ、少なくとも前記上ケースが上方向に移動した際に前記上ケースとの間に内部空間を形成するダクト部材と、
被冷却部材と、
を有し、
前記ダクト部材は前記被冷却部材よりも間隔をあけて上側に設けられ、
前記冷却ファンは、前記吸気孔から流入した空気であって、前記ダクト部材の下側にて前記被冷却部材の少なくとも一部を介して前記冷却ファンに吸気させる、電子機器。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記ダクト部材は前記上ケースの移動に伴って可動しないように構成される、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記ダクト部材の形状は、前記被冷却部材の配置に対応して設けられる、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記ダクト部材は、前記ダクト部材の上側と下側を流通させる開口部を有する、請求項2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記開口部は、前記冷却ファンの吐出口側に配置されるヒートシンクに対応して設けられる、請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記冷却ファンは、上下方向に吸気口が設けられ、上下方向に直交する方向に吐出口が設けられる、請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記ダクト部材の上側を流通する第1冷却風流通路と、前記ダクト部材の下側を流通する第2冷却風流通路を有する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記吸気孔は、前記上ケースの後面に設けられる上ケース後面吸気孔と、前記下ケースの前面に設けられる下ケース前面吸気孔と、前記下ケースの後面に設けられる下ケース後面吸気孔と、を含み、
前記排気孔は、前記下ケースの前面に設けられる下ケース前面排気孔と、
を有する、請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記上ケース後面吸気孔と、前記下ケース後面吸気孔は、前記上ケースが下方向に移動した際に重ならない位置に配置される、請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
前記上ケースは、前記上ケースから垂下して設けられる上ガイドレールと、下ケースに立設して前記上ガイドレールをガイドする下ガイドレールとを含むガイド装置により前記下ケースに対して上下方向に移動可能に設けられる、請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投影装置等の電子機器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、下ケースに対して上ケースを上下方向に移動可能とすることで可搬性を高めつつ、使用時にはケースの内部空間を拡大して冷却効果を高めた電子機器としての投影装置が開示されている。例えば、特許文献1には、可動ケースが本体に対して上下方向に移動可能とされ、可動ケースが上側に位置するときに、可動ケースの上面部から垂れ下がるように設けられ、吸気経路と排気経路を分離する経路分離板が設けられた投影装置が開示されている。経路分離板により、冷却風とされる吸気経路に、排気経路の熱い排気風が混合することが低減されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-115967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の投影装置における経路分離板は、分離板支持部により回転可能とされている。そして、現実には、可動する経路分離板をガイドする構造等も付加されることから、構造が複雑化してしまう。
【0005】
本発明は、構造を簡単にしつつ冷却効果を向上させた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子機器は、下ケースと、前記下ケースに対して上下方向に移動可能に設けられる上ケースと、を備え、吸気孔及び排気孔が設けられるケースと、冷却ファンと、前記冷却ファンよりも間隔をあけて上側に設けられ、少なくとも前記上ケースが上方向に移動した際に前記上ケースとの間に内部空間を形成するダクト部材と、被冷却部材と、を有し、前記ダクト部材は前記被冷却部材よりも間隔をあけて上側に設けられ、前記冷却ファンは、前記吸気孔から流入した空気であって、前記ダクト部材の下側にて前記被冷却部材の少なくとも一部を介して前記冷却ファンに吸気させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、構造を簡単にしつつ冷却効果を向上させた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る投影装置の上ケースが下方に移動して閉じた状態を示した前方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の上ケースが上方に移動して開いた状態を示した前方から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の図2のIV-IV断面図である。なお、光学ケース内部の光学素子は省略している。
本発明の実施形態に係る投影装置の上ガイドレールが上ケースに取り付けられている状態を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の下ガイドレールが下ケースに取り付けられている状態を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る投影装置のガイド装置の要部拡大斜視図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。
本発明の実施形態に係る投影装置の冷却風が流れる状態を示した前方から見た斜視図である。理解を容易とするため、上ケースは二点鎖線で示している。
本発明の実施形態の変形例に係る投影装置の冷却風が流れる状態を示した後方から見た斜視図である。理解を容易とするため、上ケースは二点鎖線で示している。
本発明の実施形態における変形例に係る投影装置の上ケースが上方に移動して開いた状態を示した前方から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を説明する。図1、図2に示すように、電子機器としての投影装置10は、略長矩形箱状のケース250を有する。ケース250は、上ケース251と下ケース252を含む。上ケース251は、下ケース252に対して上下方向に移動可能に設けられている。下ケース252は、投影口11を有する。投影装置10は、投影口11から投影光が出射される。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影口11からの投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の投影光の進行方向に対しての前後方向を示す。また、上ケース251が下方限まで移動した状態をケース250が閉じた状態ともいい、上ケース251が上方限まで移動した状態をケース250が開いた状態ともいう。
【0010】
上ケース251は、天板251a、前板251b、後板251c、左板251d、右板251eを有し、天板251aと対向する下側が開放された略長矩形箱形状とされている。上ケース251の天板251aの後側の上面には、操作パネルであるキー/インジケータ部37が設けられる。キー/インジケータ部37は、水平面と平行な平坦面とされる天板251aの上面に対して、後側が下方に下がる傾斜状に設けられている。換言すれば、キー/インジケータ部37は、後側から前側に亘って登るように傾斜して上ケース251(ケース250)の上面に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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