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公開番号
2025067142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176878
出願日
2023-10-12
発明の名称
情報処理装置及びプログラム、保守支援システム及び保守支援方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約
【課題】エラーや保守に対する対処方法の選択は作業員の経験やスキルに依存していた。
【解決手段】ユーザにエラーまたは保守項目の対処方法を表示する情報処理装置が提供される。情報処理装置は、サーバから、画像形成装置ごとのエラーまたは保守項目ごとの対処方法と対処方法ごとの優先度とを含むサービスマニュアル情報をダウンロードし、ダウンロードしたサービスマニュアル情報を記憶する。画像形成装置で発生したエラーまたは保守項目に応じた対処方法と対処方法ごとの優先度とを記憶したサービスマニュアル情報から取得して表示する。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザにエラーまたは保守項目の対処方法を表示する情報処理装置であって、
サーバから、画像形成装置ごとのエラーまたは保守項目ごとの対処方法と対処方法ごとの優先度とを含むサービスマニュアル情報をダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によりダウンロードした前記サービスマニュアル情報を記憶する記憶手段と、
画像形成装置で発生したエラーまたは保守項目に応じた対処方法と対処方法ごとの優先度とを前記記憶手段から取得して表示する表示手段と、を有する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記優先度は、対応する前記対処方法の対象となるパーツごとの統計情報と、前記対処方法ごとのランクとを含む
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記表示手段は、前記対処方法が前記サービスマニュアル情報に含まれていない場合には、含まれていない前記対処方法のランクを表示しない
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記対処方法ごとの前記優先度は、前記対処方法が採用された率に基づく
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記表示手段は、前記対処方法の対象となるパーツではないパーツに対する対処方法については、前記対処方法の優先度を表示しない
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記表示手段は、前記対処方法を、前記対処方法ごとの優先度に応じた順序で表示する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記表示手段は、前記対処方法を、前記対処方法に関連するパーツの統計情報に、前記対処方法のランクに応じた係数を乗じた実績想定値に応じた順序で表示する
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記ダウンロード手段は、前記サーバの保持する前記サービスマニュアル情報のうち、指定した一部分をダウンロードする
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項10】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置に提供する、画像形成装置ごとのエラーまたは保守項目に対応する対処方法と前記対処方法に対応する優先度とを含むサービスマニュアル情報を保持する第1のサーバと、
前記エラーまたは保守項目ごとの対処方法の統計情報を収集して更新する第2のサーバと、
前記第1のサーバに記憶された前記サービスマニュアル情報の前記優先度を、前記第2のサーバに記憶された統計情報に基づいて更新する更新手段と、を含み、
前記情報処理装置は、前記第1のサーバから前記サービスマニュアル情報の少なくとも一部分をダウンロードして記憶する
ことを特徴とする保守支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置の保守支援を行うための情報処理装置及びプログラム、保守支援システム及び保守支援方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
商業印刷分野においては、画像形成装置のダウンタイムは損失に直結することから、画像形成装置には高い稼働率が求められる。そのため、画像形成装置のメンテナンスやエラーが発生した際の対応は、軽作業はオペレーターが対応を行うが、オペレーターで対応できない場合は、保守作業員が画像形成装置の設置場所に派遣され対応を行う。そして保守作業員は、ダウンタイムによる損失を抑えるため、より迅速な処置が求められる。
【0003】
保守作業員の作業の効率化を図るため、保守作業員が対処すべきエラーや保守項目を優先度順にワークリストとして表示し、保守作業を支援する保守支援システムがある。保守作業員はこのワークリストを参照し、優先度順に対処を行っていくことで、不要な作業や軽微な問題に対する作業時間を削減することができる。またその際、ワークリストから選択した項目に対する作業手順を記したサービスマニュアルを確認できるようにすることで、より効率的な保守作業の支援を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-199704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような画像形成装置で発生している現象からワークリストを生成し、その対処方法を示す保守支援システムの課題として、現象から対処方法を1つに限定できないケースが挙げられる。発生したエラーに対して原因の候補は1つとは限らないため、対処方法も複数になることがある。その場合、複数の対処方法からどの対処方法を選択するかは、保守作業員に依存することになり、経験やスキルの低い保守作業員は正しい選択を行うことができるとは限らない。その課題を解決するために、特許文献1では、派遣先で画像形成装置が故障診断サーバと通信し、作業員が故障診断サーバの支援を受けることが提案されている。故障診断サーバは、画像形成装置から受信したエラーなどの様々なデバイス情報から故障原因を推定することで、複数ある原因候補に対して絞り込みを行い、その結果を画像形成装置にガイダンスとして表示して保守作業員に提示する。この提案では画像形成装置と故障診断サーバとが通信を行うことが前提である。
【0006】
しかし、保守作業の環境は派遣先環境のルールや制約に従う必要があり、外部との通信が許可されないケースも考えられる。その場合、特許文献1の診断サーバを使った支援を得ることができない。
【0007】
また、エラーへの対処方法として、エラーの原因となっているパーツの交換があるが、交換に限らず、パーツの清掃や調整でエラーを解消できることもある。パーツの清掃や調整でエラーを解消できるにもかかわらず交換によりエラーに対処することは、故障していないパーツの残存価値を失わせることとなり、保守費用の増大を招きかねない。そのため適切な対処方法を選択することは重要であるが、エラーの原因となっているパーツを特定したとしても、経験やスキルの低い保守作業員には、適切な対処方法とその手順を選択することはやはり容易ではなかった。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、保守作業の環境に依存せず、より保守作業員の支援を行える情報処理装置及び保守支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。本発明の一側面によれば、ユーザにエラーまたは保守項目の対処方法を表示する情報処理装置であって、
サーバから、画像形成装置ごとのエラーまたは保守項目ごとの対処方法と対処方法ごとの優先度とを含むサービスマニュアル情報をダウンロードするダウンロード手段と、
前記ダウンロード手段によりダウンロードした前記サービスマニュアル情報を記憶する記憶手段と、
画像形成装置で発生したエラーまたは保守項目に応じた対処方法と対処方法ごとの優先度とを前記記憶手段から取得して表示する表示手段と、を有する
ことを特徴とする情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、保守作業の環境に依存せず、保守作業員を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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