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公開番号
2025066605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2023176338
出願日
2023-10-11
発明の名称
記録装置、記録方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250416BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 隣接する2つの領域に付与されるカラーインクの量が異なると、その境界部で反応液の過不足が生じ、白抜けやブリードが生じる可能性がある。
【解決手段】 カラーインクの付与量が異なる2つの領域を隣接させ、反応液量を振ったテストパターンの記録結果に基づき、適切に反応液量を決定する。
【選択図】 図12
特許請求の範囲
【請求項1】
色材を含むカラーインクと、前記色材と反応する成分を含む反応液と、を付与することにより、記録媒体上に画像を記録する記録手段と、
複数のパッチが配置されたテストパターンを記録するように前記記録手段を制御する制御手段と、
前記テストパターンの記録結果に基づき、前記カラーインクの付与量に対応する前記反応液の付与量を決定する決定手段と、
を備え、
前記複数のパッチのそれぞれは、第1の領域と、前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を含み、
前記複数のパッチそれぞれにおいて、前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量が互いに異なることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記複数のパッチそれぞれにおいて、前記第2の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量は、前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量よりも少ないことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記テストパターンは、前記複数のパッチからなる第1のパッチ群と、他の複数のパッチからなる第2のパッチ群を含み、
前記第2のパッチ群に含まれるパッチのそれぞれにおいて、前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量が互いに異なり、前記第1のパッチ群の各パッチにおける前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの量と、前記第2のパッチ群の各パッチにおける前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの量と、は互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項4】
前記第1のパッチ群の各パッチにおける前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量と、前記第2のパッチ群の各パッチにおける前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量と、は互いに同じであり、
前記第1のパッチ群の各パッチにおける前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量と、前記第2のパッチ群の各パッチにおける前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量と、は互いに同じであることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記カラーインクの付与量と前記反応液の付与量とを対応づけたテーブルを保持する保持手段をさらに備え、
前記決定手段により決定された前記反応液の付与量に基づき、前記テーブルが更新されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項6】
各画素の入力値に基づき、前記カラーインク及び前記反応液に対応する出力値を出力する色変換手段をさらに備え、
前記色変換手段は、前記テーブルに基づいて前記反応液に対する出力値を出力することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記テストパターンの記録結果として、ユーザからの入力を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記決定手段は、前記テストパターンの記録結果として、前記テストパターンをセンサで読み取った読み取り結果を取得することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
色材を含むカラーインクと、前記色材と反応する成分を含む反応液と、を付与することにより、記録媒体上に画像を記録するための記録方法であって、
複数のパッチが配置されたテストパターンを記録する工程と、
前記テストパターンの記録結果に基づき、前記カラーインクの付与量に対応する前記反応液の付与量を決定する工程と、
を備え、
前記複数のパッチのそれぞれは、第1の領域と、前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を含み、
前記複数のパッチそれぞれにおいて、前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量が互いに異なることを特徴とする記録方法。
【請求項10】
請求項9の記録方法に記載の各工程を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体上に画像を記録するための記録装置、記録方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
記録ヘッドから記録媒体に対してインクを吐出することにより記録媒体上に画像を記録する記録装置が知られている。このような記録装置においては、近年では様々な用途で記録を行うようになっており、それに応じて様々な種類のインクが使用されている。
【0003】
特に近年、非吸収性や難吸収性の記録媒体に記録可能なプリンタが増えてきており、そのような記録媒体を用いる際には、色材を含有するカラーインクの他に、カラーインクと反応して増粘などの現象を起こすことでカラーインクの滲みやビーディングを抑制する反応液を用いることがある。記録媒体の吸収性は種類によって様々であり最適な反応液の付与量は記録媒体の種類によって異なる。
【0004】
特許文献1には、予め登録されていない種類の記録媒体を用いる場合に、テストパターンを用いて反応液の最適な付与量を決定する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-35050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一方、カラーインクの付与量の異なる2つの領域が隣接する場合には、特許文献1に開示されている反応液量を決定する方法であっても、適切な反応液量を決定することができない。カラーインクの付与量の異なる2つの領域の境界付近において反応液の量が適切でないと領域間でカラーインクの移動が生じる。これにより、紙白が露出する「白抜け」や、境界部のカラーインクが他領域に染み出して境界が不鮮明になる「ブリード」のような画像品位の低下が生じてしまう。
【0007】
このような課題に対し、本発明は、反応液量の過不足に起因する白抜けやブリードを抑制することができる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、色材を含むカラーインクと、前記色材と反応する成分を含む反応液と、を付与することにより、記録媒体上に画像を記録する記録手段と、複数のパッチが配置されたテストパターンを記録するように前記記録手段を制御する制御手段と、前記テストパターンの記録結果に基づき、前記カラーインクの付与量に対応する前記反応液の付与量を決定する決定手段と、を備え、前記複数のパッチのそれぞれは、第1の領域と、前記第1の領域に隣接する第2の領域と、を含み、前記複数のパッチそれぞれにおいて、前記第1の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第1の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記カラーインクの付与量は互いに同じであり、前記第2の領域の単位面積あたりの前記反応液の付与量が互いに異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、反応液量の過不足に起因してカラーインクが移動することによる白抜けやブリードを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
記録装置の斜視図。
記録装置の側面図。
記録ヘッドの模式図。
記録制御系を示す模式図。
マルチパス記録方式を説明する模式図。
マスクパターンを説明する模式図。
データの処理過程を示すフローチャート。
記録媒体を選択するためのUIを示す模式図。
反応液付与量テーブルを示す模式図。
ルックアップテーブルを示す模式図。
テストパターンを説明する模式図。
テストパターンを説明する模式図。
付与量が適切ではない場合のインクの挙動を説明する模式図。
反応液付与量決定シーケンスを示すフローチャート。
反応液量の設定するためのUIを示す模式図。
テストパターンデータを説明する模式図。
反応液付与量決定シーケンスを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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