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公開番号2025065898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175420
出願日2023-10-10
発明の名称情報管理装置、情報管理方法、車両システム、およびプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250415BHJP(信号)
要約【課題】周辺状況に基づいて、より適切に車線逸脱警報を作動させることができる情報管理装置、情報管理方法、車両システム、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態の情報管理装置は、車線逸脱警報が作動可能な複数の車両と通信する通信部と、前記通信部が前記複数の車両から取得した情報に基づいて、車両ごとに前記車線逸脱警報が作動した位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部により検出された位置情報に基づいて前記複数の車両において前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置を特定する特定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
車線逸脱警報が作動可能な複数の車両と通信する通信部と、
前記通信部が前記複数の車両から取得した情報に基づいて、車両ごとに前記車線逸脱警報が作動した位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部により検出された位置情報に基づいて前記複数の車両において前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置を特定する特定部と、
を備える情報管理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記特定部により特定された位置に関する情報を、前記複数の車両または前記複数の車両のそれぞれの運転者の端末装置のうち少なくとも一方に提供する提供部を更に備える、
請求項１に記載の情報管理装置。
【請求項３】
前記提供部は、前記複数の車両または前記運転者の端末装置のうち少なくとも一方に、前記特定部により特定された前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置に対する前記車線逸脱警報の作動を抑制するか否かを問合せるための情報を提供する、
請求項２に記載の情報管理装置。
【請求項４】
前記提供部は、前記車線逸脱警報を抑制するか否かの問合せ結果により前記車線逸脱警報の作動を抑制する指示が受け付けられた場合に、前記車両に車線逸脱警報の作動の抑制に関する情報を提供する、
請求項３に記載の情報管理装置。
【請求項５】
前記車線逸脱警報は、画像表示、音声出力、ステアリングホイールまたは運転席の振動、および、操舵反力のうち、少なくとも一つを含み、
前記提供部は、前記車両の運転者に違和感を与えるおそれの強いものから抑制させる情報を前記車両に提供する、
請求項２に記載の情報管理装置。
【請求項６】
前記提供部は、前記特定部により特定された位置に対する車線逸脱警報を抑制する場合に、車線逸脱警報が作動するための速度条件を、前記車線逸脱警報を抑制しない場合に比して厳しくする、
請求項３に記載の情報管理装置。
【請求項７】
前記提供部は、前記車両、前記車両の運転者の端末装置、および前記運転者に対応付けられた利用者の端末装置のうち少なくとも一つに、前記運転者の運転中に前記車両が作動した運転支援機能に関する情報を提供する、
請求項２に記載の情報管理装置。
【請求項８】
コンピュータが、
車線逸脱警報が作動可能な複数の車両と通信し、
前記通信により前記複数の車両から取得した情報に基づいて、車両ごとに前記車線逸脱警報が作動した位置情報を検出し、
検出した前記位置情報に基づいて前記複数の車両において前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置を特定する、
情報管理方法。
【請求項９】
情報管理装置と通信する通信装置と、
車両の周辺状況を認識する認識部と、
前記周辺状況に基づいて車線逸脱警報を含む運転支援機能を作動させる走行制御部と、
少なくとも車線逸脱警報が作動した位置情報および時間情報を含む走行情報を取得し、前記通信装置を介して前記走行情報を前記情報管理装置に送信する走行情報取得部と、を備え、
前記走行制御部は、前記情報管理装置からの車線逸脱警報の抑制指示に基づいて、指示された地点を前記車両が通過する場合に、前記車線逸脱警報の作動を抑制させる、
車両システム。
【請求項１０】
コンピュータに、
車線逸脱警報が作動可能な複数の車両と通信させ、
前記通信により前記複数の車両から取得した情報に基づいて、車両ごとに前記車線逸脱警報が作動した位置情報を検出させ、
検出した前記位置情報に基づいて前記複数の車両において前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置を特定させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報管理装置、情報管理方法、車両システム、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて運転支援技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。これに関連して、従来では、車速検出手段と道路種類検出手段と運転者意志検出手段とにより、車線逸脱警報機能を含む車線維持支援装置の動作を切換える車両の安全運転支援装置が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００３－１４１６９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、運転支援技術においては、周辺状況によって、車線逸脱警報が不必要に作動してしまう場合があるというのが課題である。
【０００５】
本願は上記課題の解決のため、周辺状況に基づいて、より適切に車線逸脱警報を作動させることができる情報管理装置、情報管理方法、車両システム、およびプログラムを提供することを目的の一つとしたものである。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この発明に係る情報管理装置、情報管理方法、車両システム、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
（１）：この発明の一態様に係る情報管理装置は、車線逸脱警報が作動可能な複数の車両と通信する通信部と、前記通信部が前記複数の車両から取得した情報に基づいて、車両ごとに前記車線逸脱警報が作動した位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部により検出された位置情報に基づいて前記複数の車両において前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置を特定する特定部と、を備える情報管理装置である。
【０００７】
（２）：上記（１）の態様において、前記特定部により特定された位置に関する情報を、前記複数の車両または前記複数の車両のそれぞれの運転者の端末装置のうち少なくとも一方に提供する提供部を更に備えるものである。
【０００８】
（３）：上記（２）の態様において、前記提供部は、前記複数の車両または前記運転者の端末装置のうち少なくとも一方に、前記特定部により特定された前記車線逸脱警報の作動が頻発している位置に対する前記車線逸脱警報の作動を抑制するか否かを問合せるための情報を提供するものである。
【０００９】
（４）：上記（３）の態様において、前記提供部は、前記車線逸脱警報を抑制するか否かの問合せ結果により前記車線逸脱警報の作動を抑制する指示が受け付けられた場合に、前記車両に車線逸脱警報の作動の抑制に関する情報を提供するものである。
【００１０】
（５）：上記（２）の態様において、前記車線逸脱警報は、画像表示、音声出力、ステアリングホイールまたは運転席の振動、および操舵反力のうち、少なくとも一つを含み、前記提供部は、前記車両の運転者に違和感を与えるおそれの強いものから抑制させる情報を前記車両に提供するものである。
（【００１１】以降は省略されています）

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