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公開番号2025060042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170530
出願日2023-09-29
発明の名称車両用前照灯装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60Q 1/04 20060101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者による歩行者の見落としを改善できる車両用前照灯装置を提供すること。
【解決手段】車両前方の第1配光領域A1に光を照射するロービームランプ5とハイビームランプ6と、明領域a1と暗領域a2が交互に繰り返される照射パターンで、第1配光領域A1よりも車両2の幅方向外側の第2配光領域A2に光を照射するパターン光照射部PPと、を備えた車両用前照灯装置1であって、パターン光照射部PPは、照射パターンのうちの少なくとも一部の領域(特定領域A26)が他の領域とは異なる動き示すように光を照射する。その一態様では、パターン光照射部PPは、照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、照射パターンの全体領域と、照射パターン内に対象物が存在する領域(特定領域A26)とが異なる動き示すように光を照射する。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
車両前方の第1配光領域に光を照射するロービームランプとハイビームランプと、明領域と暗領域が交互に繰り返される照射パターンで、前記第1配光領域よりも前記車両の幅方向外側の第2配光領域に光を照射するパターン光照射部と、を備えた車両用前照灯装置であって、
前記パターン光照射部は、前記照射パターンのうちの少なくとも一部の領域が他の領域とは異なる動き示すように光を照射することを特徴とする車両用前照灯装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記パターン光照射部は、前記照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、前記照射パターンの全体領域と、前記照射パターン内に対象物が存在する領域とが異なる動き示すように光を照射することを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯装置。
【請求項3】
前記パターン光照射部は、前記照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、前記照射パターンのうち上部領域と、前記照射パターンのうち下部領域とが異なる動き示すように光を照射することを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用前照灯装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両用前照灯装置として、明領域と暗領域が交互に繰り返される照射パターンで光源からの光を照射することにより、運転者による歩行者の視認性を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の車両用前照灯装置では、明領域と暗領域が交互に繰り返される第1の照射パターンによる光の照射と、全域が明領域である第2の照射パターンによる光の照射とを同時に行って遠方の歩行者の存在が運転者に瞬時に認識されるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-143872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、運転者による対象物に対する視認性の向上に関する要請は、近年一層高まりつつあり、さらなる技術の向上が望まれている。
【0005】
本発明は、上述のような状況に鑑みてなされたものであり、運転者による対象物の見落としを改善できる車両用前照灯装置を提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 車両前方の第1配光領域(例えば、後述する第1配光領域A1)に光を照射するロービームランプ(例えば、後述するロービームランプ5)とハイビームランプ(例えば、後述するハイビームランプ6)と、明領域(例えば、後述する明領域a1)と暗領域(例えば、後述する暗領域a2)が交互に繰り返される照射パターンで、前記第1配光領域よりも前記車両の幅方向外側の第2配光領域(例えば、後述する第2配光領域A2)に光を照射するパターン光照射部(例えば、後述するパターン光照射部PP)と、を備えた車両用前照灯装置(例えば、後述する車両用前照灯装置1)であって、前記パターン光照射部は、前記照射パターンのうちの少なくとも一部の領域(例えば、後述する特定領域A26)が他の領域とは異なる動き示すように光を照射する車両用前照灯装置。
【0007】
(2) 前記パターン光照射部は、前記照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、前記照射パターンの全体領域と、前記照射パターン内に対象物が存在する領域とが異なる動き示すように光を照射する(1)の車両用前照灯装置。
【0008】
(3) 前記パターン光照射部は、前記照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、前記照射パターンのうち上部領域と、前記照射パターンのうち下部領域とが異なる動き示すように光を照射する(1)の車両用前照灯装置。
【発明の効果】
【0009】
(1)の車両用前照灯装置では、パターン光照射部は、照射パターンのうちの少なくとも一部の領域が他の領域とは異なる動き示すように光を照射する。このため、運転者は、当該一部の領域内の歩行者等の対象物を他の領域内のものとは際立って特異的に認識できる。従って、運転者による対象物の見落としを改善できる。
【0010】
(2)の車両用前照灯装置では、パターン光照射部は、照射パターンがその形を維持したまま移動し、かつ、照射パターンの全体領域と、照射パターン内に対象物が存在する領域とが異なる動き示すように光を照射する。このため、運転者は、移動中の歩行者などの対象物に対して、その挙動を顕著に認識できる。従って、運転者は対象物の挙動に応じた対応を早期にとることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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